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書籍詳細

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書籍名 看護師のための抗がん薬取り扱いマニュアル 第2版
出版社 ゆう書房
発行日 2013-08-22
著者
  • 石井範子(編著)
ISBN 9784904089026
ページ数 124
版刷巻号 第2版第1刷
分野
閲覧制限 未契約

抗がん薬には、それを取り扱う医療従事者に対しても健康影響を及ぼす危険性があることを著者らが強く認識したのは、1990年代の終わりの頃でした。今回の改訂では、新たな調査の結果や県健康影響に関する測定結果をご紹介したほか、与薬のための種々の新しいデバイスの使い方などを中心に全体的に加筆修正しました。(「第2版の序」より)

目次

  • 表紙
  • 編集 / 執筆
  • 第2版の序
  • 目次
  • 第1部 いま求められる抗がん薬の曝露防止
    • [1] 医療従事者における抗がん薬曝露防止の現状
      • 1. 欧米諸外国の動向
        • A. 抗がん薬の職業性曝露による健康影響への関心
        • B. 国および専門職団体によるガイドラインの制定
        • C. 健康影響についての研究報告
      • 2. 日本における抗がん薬の職業性曝露への関心
        • A. 専門職団体によるガイドラインの制定
        • B. 抗がん薬曝露防止に関する看護界の動き
        • C. 看護職の抗がん薬曝露防止への関心の現状
    • [2] 抗がん薬曝露防止のための施策の充実
  • 第2部 抗がん薬の人体への影響と医療従事者の曝露の機会
    • [1] 抗がん薬とは何か
      • 1. がん細胞と抗がん薬
      • 2. 抗がん薬の分類
        • A. 殺細胞性抗がん薬
          • a. アルキル化剤
          • b. 代謝拮抗剤
          • c. アルカロイド系
          • d,抗がん抗生物質
          • e. トポイソメラーゼ阻害剤
          • f. 白金製剤
        • B. ホルモン製剤
        • C. その他の抗がん薬
          • a. 分子標的治療薬
          • b. サイトカイン製剤
          • c. 分化促進剤
          • d. 非特異的免疫賦活剤
    • [2] 抗がん薬の薬物動態と薬理活性の特徴
      • 1. 抗がん薬の吸収
      • 2. 抗がん薬の分布
      • 3. 抗がん薬の代謝
      • 4. 抗がん薬の排泄
        • A. 抗がん薬の代謝と排泄経路
        • B. 抗がん薬の排泄時間
    • [3] 抗がん薬による健康影響
      • 1. 変異原性
      • 2. 発がん性
      • 3. 催奇形性と流産への影響
      • 4. 精子毒性
    • [4] 看護業務と曝露の機会
      • 1. 抗がん薬の調製時と与薬時
        • A. アンプルやバイアルに入った抗がん薬を取り扱う時
        • B. 不適切な注射器や針の使用時
        • C. 与薬時
      • 2. 抗がん薬の運搬・保管時
      • 3. 患者の体液が付着したリネン類の取り扱い時
      • 4. 患者の排泄物の取り扱い時
      • 5. 残薬や抗がん薬付着物等の廃棄時
      • 6. 在宅における抗がん薬治療時
    • [5] 抗がん薬の曝露経路
      • 1. エアロゾルと微粒子の吸入
      • 2. 皮膚・粘膜への接触による吸収
      • 3. 薬剤の付着した食物や喫煙による経口摂取
      • 4. 注射針の誤刺
    • [6] 抗がん薬曝露による急性中毒
  • 第3部 抗がん薬曝露防止の実際
    P.31閲覧
    • [1] 調製・与薬準備のための環境整備
      • 1. 調製・与薬準備のための環境整備の必要性
      • 2. 安全キャビネットの設置
        • A. 安全キャビネットの曝露防止における有効性
        • B. 安全キャビネットの機種
          • a. クラス I
          • b. クラス II
        • C. クラス III
      • 3. 安全キャビネット内で調製・与薬準備する場合の環境整備
        • A. 必要物品
        • B. 作業手順
        • C. 安全キャビネットの清掃
          • a. 清掃の必要物品
          • b. 清掃の手順
          • c. 次亜塩素酸ナトリウム・チオ硫酸ナトリウム溶液による清掃の意義
      • 4. 安全キャビネットがない場合の調製・与薬準備のための環境整備
        • A. 必要物品
        • B. 作業手順
    • [2] 防護具の活用
      • 1. 取り扱い作業の全過程における防護具の必要性
      • 2. 防護具の準備と装着の手順
        • A. 手袋
          • a. 手袋を用意するときの留意点
          • b. 手袋を装着する手順
        • B. マスク
        • C. 保護メガネ・フェイスシールド
        • D. ガウン
        • E. ヘアキャップ
      • 3. 防護具の外し方と廃棄の手順
        • A. 手袋を外す
        • B. ガウンを脱ぐ
        • C. ヘアキャップ・マスク・保護メガネ・フェイスシールドを外す
    • [3] 安全な薬剤の取り扱い
      • 1. 調製・与薬準備
        • A. 調製・与薬準備に共通する注意点
        • B. 調製・与薬準備の手順 (共通の注意点は除く)
          • a. アンプルからの薬剤の吸い上げの手順
          • b. バイアル内の液体薬剤の吸い上げの手順
          • c. バイアル内の粉末薬剤の溶解・吸い上げの手順
          • d. 点滴バッグへの抗がん薬の注入の手順
          • e. 錠剤・カプセルの与薬準備の手順
      • 2. 保管・搬送
        • A. 抗がん薬の保管の手順
        • B. 抗がん薬の搬送の手順
      • 3. 与薬
        • A. 与薬に共通する注意点
        • B. 与薬方法別の必要物品
        • C. 与薬方法別の手順
          • a. 点滴静脈内注射の手順
            • 点滴セットのプライミングの手順
              • 【抗がん薬が点滴バッグに混入されていない場合】
              • 【抗がん薬が点滴バッグに混入されている場合】
                • <メインの輸液 (抗がん薬以外) を用いたバックプライミング>
                • <抗がん薬でない別の輸液を用いたプライミング>
            • 準備した点滴セットによる点滴静脈内注射の手順
            • 終了した抗がん薬の点滴セットをメインルートから外す必要がある場合の手順
            • 点滴静脈内注射の注意点
          • b. 静脈内注射の手順 (原則として医師が施行)
          • c. 筋肉内注射・皮下注射の手順 (原則として医師が施行)
          • d. 内服薬・局所薬の与薬の手順
            • 経口与薬
            • 経腸胃管や腸ろうチューブからの与薬
              • 【簡易懸濁法を用いた薬剤の取り扱い】
              • 【簡易懸濁法が用いられない場合の散剤の取り扱い】
              • 【経鼻胃管や腸ろうチューブからの与薬方法】
            • 坐薬・外用剤の与薬
          • e. 体腔内注入法の手順 (腹腔内・胸腔内・膀胱内など)
      • 4. こぼれた薬剤の処理
        • A. スピルキットの常備
        • B. 処理方法
          • a. 安全キャビネットの外でこぼれた場合の手順
          • b. 安全キャビネット内でこぼれた場合の手順
      • 5. 抗がん薬付着物の廃棄
        • A. 抗がん薬付着物の廃棄の手順
        • B. 抗がん薬付着物の廃棄における注意事項
      • 6. 曝露時の緊急対応
        • A. 抗がん薬への接触・エアロゾルの吸入・注射針誤刺時の対応
        • B. 緊急対応プロトコールの設置とその内容
          • a. 抗がん薬が皮膚や眼に接触した場合の緊急対応
          • b. エアロゾルを吸入した場合の緊急対応
          • c. 抗がん薬投与に使用した注射針を誤刺した場合の緊急対応
    • [4] 抗がん薬治療中の患者へのケアにおける注意事項
      • 1. 治療中の患者の排泄物の取り扱い
        • A. トイレで排泄する場合の注意事項
        • B. 床上排泄やポータブルトイレを使用する場合の注意事項
        • C. オムツに排泄する場合の注意事項
        • D. 膀胱留置カテーテルを挿入している場合の注意事項
        • E. ストーマパウチの取り扱い
        • F. 体液の取り扱い
        • G. 吐物の取り扱い
      • 2. 治療中の患者のリネン類の取り扱い
        • A. 患者の体液で汚染されたリネン類の交換手順
        • B. 在宅におけるリネン類の取り扱いの手順
      • 3. 在宅治療中の患者と家族の曝露防護
  • 第4部 看護職の抗がん薬曝露防止のために
    P.79閲覧
    • [1] 看護職の教育体制の充実
      • 1. 院内教育の実施
        • A. 院内教育・訓練の対象者と実施の時期
        • B. 院内教育・訓練に含まれるべき内容
      • 2. 看護基礎教育課程における教育の推進
        • A. 看護基礎教育課程における教育の現状
        • B. 看護基礎教育課程における教育の必要性
    • [2] 医療施設の管理部門の役割
      • 1. 取り扱いガイドライン・マニュアルの設置
      • 2. 安全チェックリストの作成と活用
      • 3. 職員の健康管理
        • A. 健康診断
        • B. 妊娠への配慮
        • C. 曝露時の緊急処置体制の整備
      • 4. 抗がん薬を取り扱う全職員への教育・訓練
      • 5. 管理部門による監視
  • Topics 米国における抗がん薬曝露防止の現状
    P.85閲覧
    • [1] サンフランシスコの病院の視察から
    • [2] 視察した病院における抗がん薬の取り扱いと曝露防止策
      • 1. 抗がん薬取り扱いガイドライン・マニュアルの活用状況
      • 2. 入院患者用の抗がん薬の混合・調製の場所と施行者
      • 3. 化学療法に使用している点滴セットやデバイス
      • 4. ベッドサイドにおける抗がん薬入り点滴バッグの接続や抜去
      • 5. 残薬・点滴セット・その他の抗がん薬が付着した廃棄物の処理
      • 6. 体液の処理 ― 尿の処理, ストーマの処置, ドレーンからの排液の処理
      • 7. 抗がん薬が含まれる体液の付着したリネン類の交換
      • 8. 抗がん薬がこぼれた場合の処理
      • 9. 経ロ薬や経管用の抗がん薬の調製
      • 10. 患者・家族への抗がん薬曝露防護に関する指導
      • 11. 看護師への抗がん薬曝露防止に関する教育
      • 12. 抗がん薬取り扱いに関する労働安全衛生局 (OSHA) の勧告・監査
    • [3] 抗がん薬曝露防止の取り組みを支えるもの
  • 附録
    • 参考資料1・抗がん薬の安全な取り扱いのためのチェックリスト
    • 参考資料2・抗がん薬取り扱い用品の価格例 (2013年8月現在)
  • 索引
    P.101閲覧
  • 奥付

参考文献

第1部 いま求められる抗がん薬の曝露防止

P.4 掲載の参考文献

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  • 25) 真壁玲子:抗悪性腫瘍剤の安全な取り扱い, 看護, 44(7), pp. 43-49, 1992.
  • 26) 今村勢子・アン・バーディ:抗悪性腫瘍剤の安全な取り扱いについて, 看護, 44(7), pp. 52-59, 1992.
  • 27) 奥村元子:看護職にとっての病院における危険への対処, 看護, 52(6), pp. 52-53, 2000.
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  • 29) 石井範子・佐々木真紀子・長谷部真木子・長岡真希子・小稗文子・杉山令子・工藤由紀子:日本の医療施設における看護師の抗癌剤取扱いと曝露防止策, 秋田大学医学部保健学科紀要, 17(1), pp. 23-30, 2009.
  • 30) 菊地由紀子・石井範子・工藤由紀子・長谷部真木子・杉山令子・長岡真希子・佐々木真紀子:抗がん剤化学療法中及び治療後の看護における曝露防止の現状, 日本がん看護学会誌, 27巻, 特別号, p. 378, 2013.
  • 31) 杉山令子・佐々木真紀子・長谷部真木子・長岡真希子・菊地由紀子・工藤由紀子・石井範子:訪問看護師の抗がん剤による職業性曝露の健康影響の認知と曝露防止策の実施状況, 日本がん看護学会誌, 25(3), pp. 12-20, 2011.
  • 32) 早出春美・白鳥さつき・中畑千夏子・渡辺みどり・葛城彰幸:長野県内で働く看護職者の抗がん剤への曝露に関する知識と予防行動, 長野県大学紀要, 13, pp. 51-60, 2011.
  • 33) 菊地真・前田邦彦:山形県内における看護師による抗がん剤取扱いの実態に関する調査, 山形保健医療研究, 14, pp. 11-26, 2011.
  • 34) 三宅知宏, 藤岡満・森正秀・片岡康・奥田真弘:三重県下施設の抗がん剤調製時における曝露防止の実態調査とガイドライン普及度の検討, 日病薬誌, 47(11), pp. 1425-1429, 2011.
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  • 36) 小坂博・吉田仁・冨岡公子・熊谷信二:呼吸器血液病棟における看護師の抗悪性腫瘍剤曝露について, 産衛誌, 47, 臨時増刊号, p. 540, 2005.
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  • 38) Sasaki, M. et al. :Assessment of DNA Damage in Japanese Nurses Handling Antineoplastic Drugs by the Comet Assay, J Occup Health, 50, pp. 7-12, 2008.

第2部 抗がん薬の人体への影響と医療従事者の曝露の機会

P.28 掲載の参考文献

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  • 3) 遠藤仁・橋本敬太郎・後藤勝年・金井好克(編):医系薬理学, 改訂2版, 中外医学社, pp. 498-510, 2005.
  • 4) 橋本信也(編):イラスト治療薬ハンドブック, 改訂第2版, 羊土社, pp. 194-209, 2002.
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  • 28) 菊地由紀子・石井範子・工藤由紀子・長谷部真木子・杉山令子・長岡真希子・佐々木真紀子:抗がん剤化学療法中及び治療後の看護における曝露防止の現状, 日本がん看護学会誌, 27巻, 特別号, p. 378, 2013.
  • 29) 日本エアロゾル学会:エアロゾル用語集, 京都大学学術出版会, 2004.
  • 30) 高橋幹二(著)・日本エアロゾル学会(編):エアロゾル学の基礎, 森北出版, 2003.
  • 31) 杉山令子・佐々木真紀子・長谷部真木子・長岡真希子・菊地由紀子・工藤由紀子・石井範子:訪問看護師の抗がん剤による職業性曝露の健康影響の認知と曝露防止策の実施状況, 日本がん看護学会誌, 25(3), pp. 12-19, 2011.
  • 32) Oncology Nursing Society:Safe handling of hazardous drugs, 2nd edition, Pittsburgh:ONC, p. 23, 2011.
  • 33) Reich, S. D. , et al. :Letter-contact dermatitis associated with adriamycin (NSC-123127) and daunorubicin (NSC-82151), Cancer Chemother Rep, 59, pp. 677-678, 1975.
  • 34) Clemons, D. E, et al, :Letter-dermatitis medicamentosa:a pitfall for the unwary, Arch Dermatol, 112, p. 1179, 1976.
  • 35) Gundersen, S. :Safety rules in preparation and infusion of cytostatic materials, Tidsskr Nor Laegeforen, 96, p. 1388, 1976.
  • 36) Johansson, H. :How hazardous are cytostatic agents to personnel?, Vardfaket, 3, p. 1016, 1979.
  • 37) McLendon, B. F. , et al. :Corneal toxicity from vinblastine solution, Br J Ophthalmol, 62, pp. 97-99, 1978.
  • 39) Thestrup-Pedersen, K. , et al. :Precautions for personnel applying to pical nitrogen mustard to patients with mycosis fungoides, Dermatologica, 165, pp. 108-113, 1982.
  • 40) Reynolds, R. et al. :Adverse reactions to AMSA in medical personnel, Cancer Treat Rep, 66, p. 1885, 1982.
  • 41) Duvall, E. , et al. :An unusuall accident during the administration of chemotherapy, Cancer Nurs, 3, pp. 305-306, 1980.
  • 42) Dorr, R. T. :Practical techniques for preparation and aministration of cytotoxic agents, Paper pre-sented at the symposium "Practical approaches to safe handling of anticancer products". Mayaguez, Puerto Rico, November, p. 25, 1993.

P.30 掲載の参考文献

  • 高久史麿・矢崎義雄(監)・北原光夫・上野文昭・越前宏俊(編):治療薬マニュアル, 医学書院, 2013.
  • 部晶夫・島田和幸・川合眞一(編):今日の治療薬2013, 南江堂, 2013.
  • 篠長宏(編):抗悪性腫瘍薬マニュアル, 中外医学社, 2007.
  • がん情報サイト-薬剤情報. (http://cancerinfo.tri-kobe.org/pdq/medicine/index.jsp)
  • Oncology Nursing Society:Safe Handling of Hazardous Drugs, 1st ed. Pittsburgh:ONS, p. 28, 2003.
  • Oncology Nursing Society:Safe Handling of Hazardous Drugs, 2nd ed, Pittsburgh:ONS, pp. 47-48, 2011.
  • 山本昇・山本信之(著)/西篠長宏(監):抗癌剤の薬物動態, 臨床腫瘍研究最前線, 4, 協和企画通信, pp. 23-26, 1997.
  • Hoffman, D. M. :Reproductive risks associated with exposure to antineoplastic agents:A review of the literature, Hospital Pharmacy, Vol. 21, pp. 930-940, 1986.

第3部 抗がん薬曝露防止の実際

P.76 掲載の参考文献

  • 1) Oncology Nursing Society:Safe handling of hazardous drugs, 2nd ed. , Pittsburgh:ONS, pp. 23-25, 2011.
  • 2) U. S. Phatmacopeia. Chapter797:Pharmaceutical compounding sterile preparations, IN The United States Pharmacopeia, 31st rev. and The National Formulary, 26th ed. Rockville, MD:Auther, 2008.
  • 3) Nygren, O. , et al. :Determination of platinum in workroom air in blood and urine form nursing staff attending patients receiving cisplatin chemotherapy, International Archives of Occupational and Environmental Health, 70, pp. 209-214, 1997.
  • 4) Valanis, B. G. et al. :Acute symptoms associated with antineoplastic drug handling among nurses, Cancer Nursing, 16, pp. 288-295, 1993.
  • 5) Valanis, B. G. , et al. :Association of antineoplastic drug handling with acute adverse effects in pharmacy personnel. American Journal of Hospital Pharmacy, 50, 455-462, 1993.
  • 6) Polovich, M. et al. & Olsen, M. eds. :Chemotherapy and biotherapy guidelines and recommendations for practic. 3rd. ed. Pittsburgh:ONS, 2009.
  • 7) Oncology Nursing Society:Safe handling of hazardous drugs, 2nd ed. , Pittsburgh:ONS, p. 39, 2011.
  • 8) 藤島一郎監修・倉田なおみ著:内服薬経管投与ハンドブック-簡易懸濁法可能医薬品一覧, 第2版, じほう, 2012.
  • 9) 松島肇:新課題医療廃棄物の処理システムの構築に関する研究, 「平成12年度厚生科学研究(廃棄物処理分野)」に係る終了研究の事後評価結果について, 環境省「廃棄物処理技術情報」, 2000. (http://www.env.go.jp/recycle/waste_tech/kagaku/h12/kosei.html)
  • 10) 松島肇・宮澤雄一・伊藤機一:感染性廃棄物処理概論, 新改訂医療廃棄物の適正処理マニュアル-感染性廃棄物を中心に, 臨床病理レビュー特集号, pp. 116-123, 2005.
  • 11) 柳川忠二:抗悪性腫瘍剤(抗癌剤)の問題と処理, 新改訂医療廃棄物の適正処理マニュアル-感染性廃棄物を中心に, 臨床病理レビュー特集号, pp. 160-168, 2005.
  • 12) 環境省大臣官房廃棄物・リサイクル対策部:平成17年度事業「DNA廃棄物及び廃抗悪性腫瘍剤調査報告書 (概要)」, 平成17年12月, 2005. (http://wwvuenv.go.jp/recycle/report/h17-05.pdf)
  • 13) 石田陽子・三浦奈都子・武田利明:薬剤漏出による皮膚組織傷害に対するアクリノール湿布の効果に関する実験的研究, 日本看護技術学会誌, 3(1), pp. 58-65, 2004.
  • 14) 石井範子, 杉山令子, 佐々木真紀子, 長谷部真木子, 工藤由紀子, 小稗文子, 長岡真希子:外来癌化学療法における抗癌剤の曝露防止策の実際, 日本看護科学学会, 第28回学術集会講演集, p. 190, 日本看護科学学会, 2008.
  • 15) 工藤由紀子, 石井範子, 杉山令子, 長岡真希子, 長谷部真木子, 菊地由紀子, 佐々木真紀子:「抗がん剤曝露を防止するための患者・家族への指導指針(案)」に対する看護師の理解, 一般社団法人日本看護研究学会・第39回学術集会発表予定, 2013.

第4部 看護職の抗がん薬曝露防止のために

P.84 掲載の参考文献

  • 1) 小稗文子・石井範子・佐々木真紀子・長谷部真木子・工藤由紀子・長岡真希子・:看護基礎教育課程における職業性曝露に関する教育の実態, 日本看護学教育学会誌, 18(1), pp. 11-19, 2008.
  • 2) 土屋知枝:看護基礎教育における抗がん剤曝露に関する教育の現状, 神奈川県立保健福祉大学実践教育センター看護教育集録, 32(3), pp. 101-108, 2007.
  • 3) 小川忍:夜勤・交代制勤務のリスクを知り, 対策を講じよう!, 看護教育, 53(12), pp. 1056-1060, 2012.
  • 4) 日本看護協会編:看護職の社会経済福祉に関する指針, pp. 42-43, 日本看護協会出版会, 2004.
  • 5) Occupational Safety and Health Administration:Work practice guidelines for personnel dealing with cytotoxic (antineoplastic) drugs, Am J Hosp Pharm, 1986, 43, pp. 1193-1203.
  • 6) Oncology Nursing Society:Safe handling of hazardous drugs, 2nd ed. , Pittsburgh:ONS, pp. 65-66, 2011.
  • 7) Valanis, B. , et al. :Occupational exposure to antineoplastic agents;self-reported miscarriages and still-births among nurses and pharmacists, J Occup Environ Med, 1999 Aug, 41, pp. 63-28.

Topics 米国における抗がん薬曝露防止の現状

P.93 掲載の参考文献

  • Oncology Nursing Society:Safe handling hazardous drugs, 2nd ed. Pittsburgh:ONS, 2011.