書籍名 |
ホメオパシー医学への招待 現代医学を超えた21世紀の代替療法 |
出版社 |
フレグランスジャーナル社
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発行日 |
1999-08-30 |
著者 |
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ISBN |
9784894790155 |
ページ数 |
203 |
版刷巻号 |
第1版第5刷 |
分野 |
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閲覧制限 |
未契約 |
ホメオパシーは病気のみを狙い打ちにするのでなく、身体の自然治癒力を高めて人間全体を治療する医療体系です。日本人の自然科学者によって初めて集大成された本書は、その基礎概念をはじめ、対処療法との比較・相違点、薬効研究、科学との接点など全容を記しています。
目次
- 表紙
- まえがき
- 目次
- 第一章 ホメオパシー医学の哲学と実際
- ホメオパシーとは
- アロパシーの考え方
- 病気は自然治癒力でしか治せない
- 類似物質の法則 - ホメオパシーの基本概念
- 薬効の研究、プルービング
- 「マテリア・メディカ」と薬の選択
- 真の意味で「科学的」とは
- アロパシーは症状主義、ホメオパシーは個人主義
- ホメオパシーの薬のつくり方 - 段階希釈法と潜在能力活性化
- 潜在能力活性化のメカニズムは未知
- 生物学的不可知性
- 自然界の階層構造と医学
- もう一度、真の意味で「科学的」とは
- 投薬の実際とヘーリングの法則
- 偽薬効果の利用
- ホメオパシー臨床の難しさ
- どれだけの勉強が必要?
- ホメオパシーと生命力
- 急性疾患と慢性疾患
- 心の治療
- 抗生物質の代替として
- ホメオパシーとエイズ
- ホメオパシーはガンも治癒できるか
- ホメオパシーから見た現代医学の恐ろしさ
- ホメオパシーの限界
- 第二章 ホメオパシー医学の歴史と現在
- ホメオパシー誕生
- 米国ホメオパシー学会と米国医学会の創立と抗争
- 新しくてよいものの迫害はどこにでも…
- ホメオパシーの根強い人気
- ホメオパシーの発展に貢献した人々
- 文化と科学、なぜ国によって医学的方法が異なるのか
- 医学の未来と代替療法 - 代替療法の旗手としてのホメオパシー
- 代替療法とは
- 様々な代替療法
- ポーリングの代替療法運動
- 代替療法運動の新展開
- 現代ホリスティック医学批判
- 東洋医学との共通点
- ホメオパシーからフラワー・レメディーへ
- ホメオパシーはエネルギー医学か
- 第三章 ホメオパシー科学の誕生と未来
- 医学としてのホメオパシーと科学との接点
- ホメオパシーの臨床試験
- 『ネーチャー』に掲載されたホメオパシーの論文
- 医学だけでなく科学として
- 生物学的研究
- 物理化学的研究
- 学際的な研究の試み
- 潜在能力活性化に対する批判
- 一般科学理論と生物学的な現象
- 生物学の現在
- ホルメシス効果の再評価
- アボガドロ数はホメオパシー効果に無関係
- アボガドロ数以内の効果のメカニズム
- レセプター分子と水の微結晶
- 水の微結晶は本当に存在するか
- 全身麻酔とクラスレート化合物
- クラスター科学の誕生とホメオパシー科学の未来
- 第四章 ホメオパシーとセルフ・ケア
- ホメオパシーの診断には経験が必要
- ホメオパシーを使ったセルフ・ケアの可能性
- ホメオパシーに副作用はない?
- 現代食事療法批判
- 自然史食事学の理論
- 自然史食事学の実際
- 人類における食の系統分類法則
- ハーブ療法はなぜ効くのか
- 形態原理 - 形と有効性の関係
- ホメオパシーと食事・ハーブ
- 反効力作用
- 服用の頻度
- 薬効の評価
- ホメオパシーを体験してみたい人に
- インフルエンザ
- 風邪
- 蓄膿症
- 出産と乳幼児・子供のケア
- 妊娠に伴う症状
- 分娩
- 麻疹・風疹・おたふく風邪・水疱瘡
- 喉の痛み
- 生理関連疾患
- 吐き気・下痢・腹痛・盲腸炎
- 頭痛
- 不眠
- 乗り物酔い
- 事故による外傷と火傷
- ハチ・ヘビなどに襲われた場合
- 心臓発作・脳卒中
- あとがき
- セルフ・ケアのためのマテリア・メディカ
- ホメオパシー理解のための33のキーワード
- 参考文献
- 二十一世紀は人間の階層の時代
- 奥付