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書籍詳細

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書籍名 栄養学研究の最前線
出版社 建帛社
発行日 2008-04-25
著者
  • 日本栄養・食糧学会(監修)
  • 小川正(責任編集)
  • 河田照雄(責任編集)
  • 寺尾純二(責任編集)
ISBN 9784767961262
ページ数 221
版刷巻号 初版
分野
閲覧制限 未契約

将来において益々その必要性が増大し進歩を遂げる途上にある「病態と栄養」「食品成分と機能」「公衆栄養と疾病予防」の3つの分野の研究について,最先端で活躍する研究者によりその研究成果を概観する。 病態と栄養(予防医学 代謝転写調節 インスリン分泌 骨代謝 肥満 ほか) 食品成分と機能(免疫調節 食物アレルギー 微生物 ほか) 公衆栄養と疾病予防(エビデンス 骨粗鬆症 ほか)

目次

  • 表紙
  • 序文
  • 目次
  • 第1編 病態と栄養
    • 第1章 病態栄養分野の進歩と課題
      • 1. はじめに
      • 2. 医療経済と病態栄養
      • 3. 疾患構造の変化
      • 4. 高齢社会と病態栄養
      • 5. 個人の遺伝情報と栄養・健康管理
      • 6. おわりに
    • 第2章 レドックスとストレスの予防医学
      • 1. はじめに
      • 2. チオレドキシン (TRX) とは
      • 3. TRXの臨床応用
      • 4. TRX誘導物質
      • 5. TRX機能性食品の開発
        • (1) 植物成分由来のTRX誘導活性物質の探索
      • 6. TRX高含有酵母素材の開発
      • 7. おわりに
    • 第3章 メタボリックシンドロームとエネルギー代謝転写調節 SREBP-1c
      • 1. 脂質合成転写因子SREBP
      • 2. 過栄養あるいは肝臓における脂質合成過剰状態は, 高脂血症を誘発しやすい
        • (1) メタボリックシンドロームのモデル動物作製: 肝臓SREBP-1cトランスジェニック / LDLR欠損マウス
      • 3. SREBP-1cによるIRS-2の発現抑制を介したインスリン抵抗性
      • 4. 肝臓からみたエネルギー過剰摂取とメタボリックシンドローム
      • 5. 多価不飽和脂肪酸によるSREBP-1cの抑制
      • 6. 生活習慣病改善因子TFE3の作用
      • 7. 脂質合成転写因子SREBP-1cと膵β細胞インスリン分泌低下
      • 8. 新規脂肪酸伸長酵素Elovl6の生体内作用とその意義
    • 第4章 栄養とインスリン分泌
      • 1. はじめに
      • 2. グルコースによるインスリン分泌機構
        • (1) KATPチャンネルを介するインスリン分泌のメカニズム
        • (2) KATPチャンネルと低血糖症
        • (3) KATPチャンネルと糖尿病
        • (4) 膵β細胞のグルコースセンサー
      • 3. アミノ酸や脂肪酸によるインスリン分泌機構
        • (1) アミノ酸によるインスリン分泌
        • (2) 脂肪酸によるインスリン分泌
      • 4. インクレチンによるインスリン分泌機構
        • (1) 消化管シグナルを介するインスリン分泌のメカニズム
        • (2) GLP-1を用いた新しい2型糖尿病の治療戦略
        • (3) インクレチン製剤の開発
      • 5. おわりに
    • 第5章 核内性受容体群による骨代謝制御の分子機構
      • 1. はじめに
      • 2. 骨組織と骨細胞
      • 3. 骨代謝制御因子としての核内受容体
      • 4. ビタミンD受容体 (VDR) の骨組織での機能
      • 5. 男性ホルモン受容体の骨組織での機能
      • 6. 女性ホルモン (エストロゲン) 受容体の骨組織での機能
      • 7. 女性ホルモンの骨量維持作用は, 破骨細胞の細胞死の誘導を介する
      • 8. おわりに
    • 第6章 メタボリックシンドロームにおける肥満とその管理
      • 1. はじめに
      • 2. メタボリックシンドロームとは?
      • 3. メタボリックシンドロームの病態
      • 4. メタボリックシンドローム管理の重要性
      • 5. おわりに
    • 第7章 若年者の自律神経機能と遺伝子多型 ―アドレナリン受容体・レニン-アンギオテンシン系―
      • 1. はじめに
      • 2. 自律神経系と肥満, 循環器疾患
      • 3. β3-アドレナリン受容体
      • 4. β3-AR遺伝子多型とUCP1一塩基多型の重複
      • 5. β1, β2-アドレナリン受容体
      • 6. α-アドレナリン受容体
        • (1) α1-アドレナリン受容体
        • (2) α2A-アドレナリン受容体
        • (3) α2B-アドレナリン受容体
        • (4) α2C-アドレナリン受容体
      • 7. レニン-アンギオテンシン (RA) 系
      • 8. おわりに
  • 第2編 食品成分と機能
    P.79閲覧
    • 第8章 食品機能研究の進歩
      • 1. はじめに
      • 2. 三次機能研究の創出と展開
      • 3. バイオアベイラビリティー研究の重要性
      • 4. 食品機能成分研究の変遷
        • (1) たんぱく質, ペプチド
        • (2) 脂質
        • (3) 糖質
        • (4) テルペノイド
        • (5) カロテノイド
        • (6) クルクミン
        • (7) カカオポリフェノール
        • (8) 野菜ポリフェノール
        • (9) ワインポリフェノール
        • (10) 茶カテキン
        • (11) 大豆イソフラボンとエクオール
        • (12) 含硫化合物
    • 第9章 緑茶カテキン受容体を介したEGCGの機能性発現とシグナリング
      • 1. はじめに
      • 2. EGCGの生体利用性
      • 3. EGCGの結合分子
        • (1) マトリックスメタロプロテアーゼ
        • (2) プロテアソーム
        • (3) ERK1/2, Akt
        • (4) DNAメチルトランスフェラーゼ
        • (5) Bcl-2
        • (6) vimentin
      • 4. 緑茶カテキン受容体としての67kDaラミニンレセプター
        • (1) 67kDaラミニンレセプター
        • (2) EGCGは細胞膜脂質ラフトに局在する
        • (3) 緑茶カテキン受容体としての発見
      • 5. 緑茶カテキン受容体におけるEGCGの結合部位
      • 6. 緑茶カテキン受容体を介したEGCGの細胞増殖抑制作用
      • 7. 緑茶カテキン受容体を介したEGCGのアポトーシス誘導作用
      • 8. 緑茶カテキン受容体を介したEGCGの抗アレルギー作用
        • (1) ヒスタミン放出抑制作用
        • (2) 高親和性IgE受容体発現抑制作用
        • (3) メチル化カテキンの抗アレルギー作用を仲介する緑茶カテキン受容体
      • 9. 67LRはガレート化合物受容体か?
      • 10. 緑茶カテキン受容体シグナリングを担う分子
      • 11. おわりに
    • 第10章 食品成分による免疫調節
      • 1. はじめに
      • 2. 腸管免疫系の構造
      • 3. 食品たんぱく質に対する免疫寛容 (経口免疫寛容)
      • 4. 食品によるアレルギー・炎症抑制
        • (1) アレルギーの発症機構
        • (2) 食品成分のアレルギー抑制効果
        • (3) 炎症性腸疾患の抑制
      • 5. 食品成分による感染防御能増強
        • (1) IgA抗体産生応答
        • (2) 食品成分のIgA抗体産生増強・感染防御効果
      • 6. おわりに
    • 第11章 食物アレルギーの多様性と変動解析
      • 1. はじめに
      • 2. 食物アレルギーとは
      • 3. 食物アレルギーの分類
        • (1) クラス1食物アレルギー
        • (2) クラス2食物アレルギー
        • (3) 空中の食物抗原による吸入アレルギー
        • (4) 接触蕁麻疹やPCD (protein contact dermatitis)
      • 4. 大豆アレルギーの多様性
      • 5. 植物性食物アレルゲンの変動解析
        • (1) 病害被害によるアレルゲンの増大
      • 6. おわりに
    • 第12章 緑茶カテキンの脂質代謝改善作用
      • 1. はじめに
      • 2. 血清コレステロール濃度低下作用
      • 3. 摂食後高トリアシルグリセロール血症の抑制
      • 4. 内臓脂肪低減効果
      • 5. 緑茶摂取と心疾患による死亡率に関する疫学研究
    • 第13章 NGF作用増強因子: 食べ物による神経細胞機能改善は可能か?
      • 1. はじめに
      • 2. 神経栄養因子 (ニューロトロフィン)
      • 3. 神経栄養因子受容体とシグナル伝達
      • 4. 神経栄養因子の臨床応用とその問題点
      • 5. 神経栄養因子の作用を代替・増強する化合物
        • (1) 神経栄養因子様物質
        • (2) 神経栄養因子の産生・放出を刺激する物質
        • (3) 神経栄養因子の作用を増強する物質
      • 6. おわりに
    • 第14章 微生物機能を活用した食品機能の創出
      • 1. はじめに
      • 2. 微生物による機能性脂質生産
        • (1) 高度不飽和脂肪酸 (PUFA) の生産
        • (2) CLAなどの共役脂肪酸の生産
        • (3) 微生物による機能性脂質生産の展望
      • 3. 微生物酵素による潜在的食品機能の向上
        • (1) 微生物ラッカーゼによる食品への新たな機能性の付与
        • (2) 機能性食品・サプリメント素材としての微生物酵素
      • 4. 乳酸菌による高尿酸血症予防の可能性
        • (1) 活発なプリン体代謝を示す乳酸菌の選抜
        • (2) 食餌性高尿酸血症モデルラットを用いた乳酸菌の血中尿酸値上昇抑制能の評価
        • (3) 血中尿酸値上昇抑制効果を示した乳酸菌におけるプリン体代謝
        • (4) 乳酸菌プロバイオティクスの可能性
      • 5. おわりに
  • 第3編 公衆栄養と疾病予防
    P.167閲覧
    • 第15章 エビデンスに基づく予防・治療
      • 1. エビデンスの定義
      • 2. 疫学の台頭
      • 3. EBMとEBN
      • 4. 栄養疫学研究データの読み方: 多要因にまつわる問題
      • 5. 栄養疫学研究データの読み方: 曝露量にまつわる問題
      • 6. 栄養疫学研究データの読み方: 結果のゆらぎにまつわる問題
      • 7. 叙述的総説と系統的総説
      • 8. 栄養指導・栄養教育の問題: モノ教育偏重の弊害
      • 9. おわりに
    • 第16章 骨の栄養と骨粗鬆症
      • 1. はじめに
      • 2. 骨の生理
        • (1) 骨の役割
        • (2) 血液中カルシウム濃度の調節機構
        • (3) 骨形成・骨吸収の機構
      • 3. 骨粗鬆症の病態
        • (1) 女性ホルモンと骨粗鬆症
        • (2) 骨粗鬆症の定義
      • 4. 骨粗鬆症の診断
        • (1) 骨粗鬆症の診断基準
        • (2) 骨代謝マーカー
      • 5. 骨に必要な栄養素: ビタミンD
        • (1) ビタミンDの作用とビタミンDの欠乏・不足
        • (2) 「日本人の食事摂取基準 (2005年版)」におけるビタミンD
        • (3) ビタミンD投与は骨折を減らすのか?
      • 6. 骨に必要な栄養素: ビタミンK
        • (1) 骨におけるビタミンKの役割
        • (2) ビタミンKは骨折を抑制するのか?
      • 7. 骨に必要な栄養素: その他
      • 8. 骨粗鬆症治療薬
        • (1) ビスフォスフォネート製剤
        • (2) SERM
        • (3) その他
      • 9. 「日本人の食事摂取基準 (2005年版)」と「骨粗鬆症の予防と治療ガイドライン2006年版」の比較
      • 10. おわりに
    • 第17章 爪遺伝子診断による若年女性の食育
      • 1. はじめに
      • 2. 若年女性と栄養
      • 3. 一次予防としてのSNP解析による遺伝子診断法
      • 4. 簡便な体質判定法の開発
        • (1) DNAの採取部位の検討
        • (2) プロテアーゼの調製
        • (3) 爪の切り屑からのDNA抽出
        • (4) 遺伝子DNAの増幅と解析
      • 5. 爪遺伝子診断法と各調査法との比較
      • 6. 爪遺伝子診断で同定した肥満関連遺伝子群と食生活意識
      • 7. 遺伝子診断に対する意識とこれからの食育
      • 8. おわりに
  • 索引
    P.199閲覧
  • 責任編集者 / 著者
    P.204閲覧
  • 奥付

参考文献

第1編 病態と栄養

P.7 掲載の参考文献

  • 2) 田中清, 武田英二, 門脇孝, 恩地森一, 立川倶子, 清野裕: 生活習慣病の治療・予防における栄養療法の意義と医療経済評価. 日本病態栄養学会誌 9; 3-9; 2006
  • 3) 患者調査の概要 平成17年版: 厚生労働省
  • 4) 高齢社会白書 平成16, 19年版: 政府広報オンライン
  • 5) http://nutrigenomics.ucdavis.edu/

P.20 掲載の参考文献

  • 2) Tagaya Y., Maeda Y., Mitsui A., et al.:ATL-derived factor (ADF), an IL-2 receptor/Tac inducer homologous to thioredoxin ; possible involvement of dithiol-reduction in the IL-2 receptor induction. EMBO J 1989;8;757-764.

P.30 掲載の参考文献

  • 2) Shimano H et al.:Sterol Regulatory Element-binding protein-1 as a key transcription factor for nutritional induction of lipogenic enzyme genes.
  • 7) Yahagi N, Shimano H, Hasty AH, Amemiya-Kudo M, Okazaki H, Tamura Y, Iizuka Y, Shionoiri F, Ohashi K, Osuga J, Harada K, Gotoda T, Nagai R, Ishibashi S, Yamada N.:A crucial role of sterol regulatory element-binding protein-1 in the regulation of lipogenic gene expression by polyunsaturated fatty acids. J Biol Chem. 1999 Dec 10;274(50);35840-4.
  • 12) Kato T, Shimano H, Yamamoto T, Yokoo T, Endo Y, Ishikawa M, Matsuzaka T, Nakagawa UY, Kumadaki S, Yahagi N, Takahashi A, Sone H, Suzuki H, Toyoshima H, Hasty AH, Takahashi S, Gomi H, Izumi T, Yamada N.:Granuphilin is activated by SREBP-1c and involved in impaired insulin secretion in diabetic mice. Cell Metab. 2006 Aug;4(2);143-54.

P.42 掲載の参考文献

  • 7) Sharma N., Crane A., Gonzalez G., et al:Familial hyperinsulinism and pancreatic β-cell ATP-sensitive potassium channels. Kidney Int 2000;57;803-808.
  • 19) Corkey B. E., Glennon M. C., Chen K. S., et al.:A role for malonyl-CoA in glucose-stimulated insulin secretion from clonal pancreatic betacells. J Biol Chem 1989;264;21608-21612.

P.54 掲載の参考文献

  • 20) Dupont S., Krust A., Gansmuller A., Dierich A., Chambon P., Mark M.:Effect of single and compound knockouts of estrogen receptors alpha(ERalpha) and beta(ERbeta) on mouse reproductive phenotypes. Development, 2000;127(19);(4277-91).

P.62 掲載の参考文献

  • 3) メタボリックシンドローム診断基準検討委員会:メタボリックシンドロームの定義と診断基準. 日本内科学会雑誌 94; 794-809, 2005.

P.75 掲載の参考文献

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  • 20) Kogure A, Yoshida T, Sakane N, et al.:Synergicffect of polymorphisms in uncoupling protein 1 and beta3-adrenergic receptor genes on weight loss in obese Japanese. Diabetologia 1998;41(11);1399.
  • 26) Snyder EM, Beck KC, Dietz NM, et al.:Arg 16 Gly polymorphism of the beta 2-adrenergic receptor is associated with differences in cardiovascular function at rest and during exercise in humans. J Physiol 2006;571(Pt 1);121-30.
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  • 48) Svetkey LP, Moore TJ, Simons-Morton DG, et al.:Angiotensinogen genotype and blood pressure response in the Dietary Approaches to Stop Hypertension (DASH) study. J Hypertens 2001;19(11);1949-56.
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第2編 食品成分と機能

P.91 掲載の参考文献

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  • 2) 山田耕路: 食品成分のはたらき, 朝倉書店, 2004
  • 3) 寺尾純二, 山西倫太郎, 高村仁知, 食品機能学, 光生館, 2003
  • 8) 東敬子, 室田佳恵子, 寺尾純二: 野菜フラボノイドの生体利用性と抗酸化活性, ビタミン 2006; 80; 403-410.
  • 11) Kawai Y., Nishikawa T., Shiba Y., et al.:Macrophage as a target of quercetin glucuronides in human atherosclerotic arteries ; implication in the anti-atherosclerotic mechanism of dietary flavonoids. J Biol Chem In press.
  • 14) 寺尾純二, 芦田均: 機能性ポリフェノール, 化学と生物 2006; 44; 688-698.
  • 16) Morimitsu Y., Hayashi K., Nakagawa Y., et al.:Anticarcinogenic activities of sulforaphane and structurally related synthetic norbornyl isothiocyanates Biofactors 2000;13;271-276.

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  • 5) Dell 'Aica I et al.:Potent inhibitors of anthrax lethal factor from green tea. EMBO Rep 2004;5;418-422.
  • 8) Fang M. Z. et al.:Tea poluphenol (-)-epigallocatechin 3-gallate inhibits DNA methyltrabsferase and reactivities methylation-silenced genes in cancer cell lines. Cancer Res 2003;63;7563-7570.
  • 9) Leone M. et al.:Cancer prevention by tea polyphenols is liked to their direct inhibition of antiapoptotic Bcl-2-family proteins. Cancer Res 2003;63;8118-8121.
  • 13) Menard S. et al.:New insights into the metastasis-associated 67 kD laminin receptor. J Cell Biochem 1997;67;155-165.
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  • 21) Fujimura Y. et al.:Lipid raft-associated catechin suppresses the FcεRI expression by inhibiting phosphorylation of the extracellular signal-regulated kinase1/2. FEBS Lett 2004;556;204-210.
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  • 11) 井戸敏子, 若原真美, 徳力篤, 長谷川美紀, 清原隆宏, 熊切正信, 森山達哉:「豆乳摂取後にアナフィラキシーを生じた2例」 皮膚科の臨床 48巻, (6); 777-780; 2006
  • 12) 原田晋, 中村晶子, 松永亜紀子, 飯島麻耶, 吉崎仁胤, 斎藤研二, 足立厚子, 森山達哉: 「豆乳アレルギーの3例」 日本皮膚アレルギー・接触皮膚炎学会雑誌 1; p.31-38; 2007
  • 13) 福田恭子, 落合豊子, 相川美和, 東郷香奈, 豊田康之, 森山達哉: 「大豆による口腔アレルギー症候群-カバノキアレルギーとの関連と交差反応性抗原の解析」 日本皮膚アレルギー・接触皮膚炎学会雑誌 2; p.124-130; 2007
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  • 17) Moriyama T ら, 論文準備中
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P.136 掲載の参考文献

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  • 10) 梶本修身, 梶本佳孝, 武田雅也ほか: 女性を対象とした長期摂取におけるガレート型カテキン配合飲料の血清コレステロール低下作用. Health Sci 2006; 22; No.1; 60-71.
  • 13) 海野知紀, 鈴木裕子, 野澤歩ほか: 茶カテキンによる脂肪摂取後の血中中性脂肪上昇抑制効果. 栄養-評価と治療 2005; 22; 207-212.
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  • 33) 村形力, 松田譲: バイオプローブ, K252aからの神経変成疾患治療薬への展開(バイオプローブ), BIOINDUSTRY 1998; 15; 43-49.
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第3編 公衆栄養と疾病予防

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  • 6) 骨粗鬆症の予防と治療ガイドライン作成委員会(編): 骨粗鬆症の予防と治療ガイドライン2006年版, ライフサイエンス出版, 2006
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  • 10) Tang BMP, Eslick GD, Nowson C et al.:Use of calcium or calcium in combination with vitamin D supplementation to prevent fractures and bone loss in people aged 50 years and older:a meta-analysis. Lancet 2007;370;657-666
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  • 3) Yokoyama T, Yokoyama A et al.: Alcohol flushing, alcohol and aldehyde dehydrogenase genotypes, and risk for esophageal squoamous cells carcinoma in Japanese men. Cancer Epidemiol Biomarkers Prev 12;2003;1227-1233.
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  • 9) 矢野めぐむ, 戸矢崎満美, 瀧井幸男: 女子大生におけるアルデヒド脱水素酵素遺伝子分布と体質判定法の検討; 日本食品化学学会会誌; 2005; 12; 145-151
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