検索条件をクリア

書籍詳細

未契約
書籍名 癌診療におけるインフォームド・コンセントの実践と検証 ―質を問われる新しい医療にむけて―
出版社 先端医学社
発行日 1994-10-25
著者
  • 太田和雄(編著)
  • 石垣靖子(編著)
ISBN 4915892166
ページ数 189
版刷巻号 第1版第3刷
分野
閲覧制限 未契約

現代医療において基盤ともいうべき患者・医療関係者間の信頼関係を癌治療から検証した一冊。 癌治療と切り離すことのできない課題ともいうべき病名告知、ターミナル・ケア、尊厳死などさまざまなテーマを患者との関係という視点から専門的な立場で検証、解説した本書は、よりよい医療をめざすうえで、どのように患者とかかわっていくべきなのか考えさせられる。癌医療にかかわるすべての医療従事者必読の書。

目次

  • 表紙
  • 執筆者プロフィール
  • 目次
    P.11閲覧
  • 1 患者の立場から
    P.18閲覧
    • カレンダー
    • 1. 病気の経過
    • 2. インフォームド・コンセント
    • 3. 医療に対する望み
    • 4. 尊厳死
    • 5. 同志という気持ち
  • 2 患者家族の立場から
    P.31閲覧
    • はじめに
    • 1. 患者に癌の告知をしなかったための混乱
    • 2. 夫または妻が癌の場合
    • 3. 知りたい人に対して隠すことによる疑惑の増大
    • 4. 告知した場合の家族への援助
    • 5. 日本的家族関係のなかでの告知
    • 6. 家族として望むこと
    • おわりに
  • 3 倫理の立場から
    P.41閲覧
    • はじめに
    • 1. 癌の告知をめぐる患者の不安
    • 2. 癌の告知と医師のパターナリズム
    • 3. 病名告知とインフォームド・コンセント
    • 4. 癌の告知のむずかしさ
    • おわりに
  • 4 宗教の立場から
    P.50閲覧
    • はじめに
    • 1. サイエンス, ヒューマニズムそして宗教
    • 2. 行為としての言葉
    • 3. 三種の非合理
    • 4. アンケート調査
      • 1) 少数意見の尊重
    • 5. 人文学的検討
      • 1) 藪の中
      • 2) 梵天勧請説話と癌告知
      • 3) 尊厳死
      • 4) 我が所有にあらず
    • 6. 医療と宗教の現状
    • おわりに
  • 5 内科医の立場から
    P.64閲覧
    • はじめに
    • 1. 日本の肺癌化学療法におけるインフォームド・コンセント: 医師へのアンケート調査
    • 2. 進行肺癌患者に対するインフォームド・コンセントの実態調査
    • 3. ほかの進行固形癌(胃癌, 乳癌) に対する化学療法の臨床試験におけるインフォームド・コンセントの現状
    • 4. インフォームド・コンセントに対する外来患者の意識に関する全国調査
    • 5. 進行癌患者に対する病名告知による精神的影響
    • 6. 進行癌患者に対する臨床試験のインフォームド・コンセントの実践と患者への影響: 第三者による実態調査
      • 1) 医師の説明項目とそれに対する患者の理解
      • 2) インフォームド・コンセントの患者への影響
      • 3) インフォームド・コンセント後の患者の不安度
    • 7. まとめ
    • おわりに
  • 6 外科医の立場から
    P.82閲覧
    • はじめに
    • 1. 癌の告知についての私見
    • 2. インフォームド・コンセントについて
    • 3. 外科的手術とインフォームド・コンセント
    • おわりに
  • 7 精神科医の立場から
    P.91閲覧
    • はじめに
      • 1) ICC(インフォーム, コミュニケーション, コンセント)
      • 2) ISC(インフォーム, シェアリング, コンセント)
    • 1. 病名告知
      • 1) 歴史をもった患者の人間関係
      • 2) 人間理解にもとづいた対応
      • 3) 患者理解の具体的方法
      • 4) 末期医療におけるコミュニケーションのもち方
      • 5) こころへの対応
    • おわりに
  • 8 薬剤師の立場から
    P.101閲覧
    • はじめに
    • 1. インフォームド・コンセントの基本理念
    • 2. 名古屋記念病院におけるインフォームド・コンセントの実際
    • 3.インフォームド・コンセントと薬剤師
    • 4.インフォームド・コンセント延長線上での服薬指導
    • おわりに
  • 9 看護の立場から
    P.117閲覧
    • はじめに
    • 1. インフォームド・コンセントの定着に必要な医療現場の変革と看護の役割
    • 2. 埼玉県立がんセンターにおけるインフォームド・コンセントの実態
      • 1) 対象患者の背景
      • 2) 調査結果
    • 3. まとめと考察
    • おわりに
  • 10 ターミナル・ケアの立場から
    P.126閲覧
    • はじめに
    • 1. わが国の現状と問題点
    • 2. 末期医療の原則
    • 3. 病名を知らない患者
    • 4. 検討不足の事項
    • 5. パリアティブ・ケア導入の必要性
    • 6. パリアティブ・ケアとは
    • おわりに
  • 11 ホスピス・ケアの立場から
    P.136閲覧
    • はじめに
    • 1. インフォームド・コンセントの理解について
    • 2. インフォームド・コンセントにおける看護職の役割
    • 3. ホスピス・ケアにおけるインフォームド・コンセントとナースの役割
      • 1) インフォームド・コンセントの目的
      • 2) インフォームド・コンセントの会話
      • 3) 訪問看護の場合
    • おわりに
  • 12 メディカル・ソーシャル・ワーカーの立場から
    P.146閲覧
    • はじめに
    • 1. 医療現場の現状におけるインフォームド・コンセント
    • 2. インフォームド・コンセント
    • 3. チーム医療におけるインフォームド・コンセント
    • 4. インフォームド・コンセントにおけるメディカル・ソーシャル・ワーカーの役割
      • 1) 患者の代弁者(アドボケイター)
      • 2) 患者と家族の調整役(コーディネイター)
      • 3) 医療者と患者・家族との調整役(コーディネイター)
      • 4) 心理的サポート
      • 5) 自己決定へのサポート
    • おわりに
  • 13 尊厳死の立場から
    P.155閲覧
    • はじめに
    • 1. 尊厳死とは
    • 2. 患者の自己決定とリビング・ウィル
    • 3. 日本尊厳死協会のリビング・ウィル
    • 4. 安楽死と尊厳死
    • おわりに
  • 14 行政の立場から
    P.164閲覧
    • はじめに
    • 1. 医療の倫理とインフォームド・コンセント
      • 1) ニュールンベルグ綱領(1946年)
      • 2) ヘルシンキ宣言(1964年, 1975年東京修正)
      • 3) 患者の権利章典に関する宣言(1973年)
      • 4) 米国大統領委員会・生命倫理総括レポート(1983年)
    • 2. わが国におけるインフォームド・コンセントの現状
    • 3. 癌診療におけるインフォームド・コンセント
    • 4. インフォームド・コンセントがとくに問題となりうる場合
      • 1) 脳死・臓器移植
      • 2) 小児医療, 精神医療
      • 3) HIV感染, AIDS
      • 4) 医薬品の臨床治験など
      • 5) 医療過誤
    • おわりに
  • 15 癌医療の場でインフォームド・コンセントがよりよく機能するために
    P.176閲覧
    • はじめに
    • 1. 自己の状況の把握とQOL
    • 2. 人間的なかかわりとしてのインフォームド・コンセント
    • 3. 癌医療の場でインフォームド・コンセントがよりよく機能するために
      • 1) コミュニケーションのシステムづくりがなされること
      • 2) 医療者に対するコミュニケーション教育が継続してなされること
      • 3) 信頼関係維持のための「人間対人間のふれあい」を大切にする
      • 4) 医療者一人ひとりが意識的にインフォームド・コンセントをおこなう
    • おわりに
  • 索引
    P.183閲覧
  • 奥付

参考文献

3 倫理の立場から

P.49 掲載の参考文献

  • 1) 星野一正:医師のパターナリズムとインフォームド・コンセント. 医療'90 6:14-15, 1990
  • 2) 星野一正:医療の倫理. 岩波新書, 岩波書店, 東京, 1991, pp. 69-112
  • 3) 星野一正:説明と同意について. 日本医師会雑誌101:569-576, 1989
  • 4) 星野一正:倫理の立場より. がん診療におけるインフォームド・コンセント-がんの告知をめぐって-. 蟹書房, 東京, 1991, pp. 9-15

4 宗教の立場から

P.62 掲載の参考文献

  • 1) 神林隆淨訳:大日経・五大の譬喩. 国訳-切経印度撰述部密教部-. 大東出版社, 東京, 1931, p. 53
  • 2) 中村元訳:ブッタのことば・スッタニパータ. 八詩頌章. 岩波文庫, 東京, 1984, p. 203
  • 3) 友松圓諦訳:仏教聖典. 箭喩経. 講談社学術文庫, 東京, 1981
  • 4) J. L. オースティン著, 坂本百大訳:言論と行為. 大修館書店, 東京, 1978, p. 4
  • 5) 森鴎外:高瀬舟・高瀬舟縁起. 新潮文庫, 新潮社, 東京, 1968, p. 241
  • 6) 中村元訳:原始仏典. 梵天勧請. 筑摩書房, 東京, 1974, p. 25
  • 7) アルベール・カミュ著, 清水徹訳:シーシュボスの神話. 新潮文庫, 新潮社, 東京, 1969, p. 11
  • 8) トンマーゾ・カンパネッラ著, 澤井繁男訳:ガリレオの弁明. 工作社, 東京, 1991, p. 162
  • 9) ショウペンハウエル著, 斎藤信治訳:自殺について. 岩波文庫, 東京, 1952, p. 73
  • 10) 中村元訳:ブッダ・悪魔との対話・サンユッタ・ニカーヤII. 岩波文庫, 東京, 1986, p. 48
  • 11) エミール・デュルケーム著, 宮島喬訳:デュルケーム・ジンメル. 自殺論. 中央公論社, 東京, 1980, p. 174
  • 12) 中村元訳:原始仏典. 転法輪経. 筑摩書房, 東京, 1974, p. 29
  • 13) 増谷文雄訳:ダンマパダ160. 根本仏教. 筑摩書房, 東京, 1980, p. 131
  • 14) 増谷文雄訳, 相応部経典22:15. 阿含経典第二巻. 筑摩書房, 東京, 1979, p. 25
  • 15) 中村元訳:ダンマパダ277-9. 真理のことば・感興のことば. 岩波文庫, 東京, 1978, p. 49
  • 16) 空海:平城天皇灌頂文, 三昧那戒序, 秘密三昧那仏戒儀. 弘法大師空海全集第四巻. 筑摩書房, 東京, 1984, p. 267
  • 17) ショウペンハウエル著, 斎藤信治訳:自殺について. 岩波文庫, 東京, 1952, p. 94
  • 18) Long, S. O. and Long, B. D.:Curable cancers and fatal ulcers:Attitudes toward cancer in Japan. Soc. Sci. Med. 16:2101-2108, 1982
  • 19) Medical Tribuneウィークリィ・ブレテン. Vol. 1/No. 15, 1988年5月16日
  • 20) 仏教ホスピスの会編:がん体験. 春秋社, 東京, 1991, p. 1

5 内科医の立場から

P.80 掲載の参考文献

  • 2) 日本医師会生命倫理懇談会委員会報告:説明と同意についての報告. 日本医師会雑誌103:515-535, 1990
  • 3) 厚生省薬務局長通知:医薬品の臨床試験実施に関する基準について. 厚生省薬発第874号, 1989
  • 4) 抗悪性腫瘍薬の臨床評価方法に関するガイドライン. 薬新薬9号, 1992
  • 5) Novack, D. H., Plumer, R., Smith, R. L. et al.:Changes in physicians' attitudes toward telling the cancer patient. JAMA 241:897-900, 1979
  • 6) 田沢公樹, 中島宏明, 石原潤一ほか:わが国の肺癌化学療法におけるinformed consent-全国アンケート調査. 日本癌治療学会誌21:2454-2459, 1986
  • 7) 新海哲, 西條長宏, 末舛恵一:日本の肺癌治療におけるinformed consent-医師へのアンケート調査. 肺がん集学的治療の最前線. 癌と化学療法. 大田満夫, 江口研二監修, 癌と化学療法社, 東京, 1989,pp. 138-152
  • 9) 新海哲, 江口研二, 佐々木康綱ほか:日本の進行肺癌患者に対するInformed Consentの現状. 肺癌化学療法との関連において. 第29回日本癌治療学会総会, 大阪, 1991, p. 1928
  • 10) 島田安博:Informed Consent (説明と同意:IC) の実態. 進行胃癌グループのProtocolの研究におけるICの実態. 薬物療法を主体とする固形がんの集学的治療の臨床試験研究. 垣添忠生, 下山正徳監修, 協和企画通信, 東京, 1991, pp. 86-98
  • 11) 渡辺亮:Informed Consent (説明と同意:IC) の実態, 乳癌グループのProtocol研究におけるICの実態と問題点. 薬物療法を主体とする固形がんの集学的治療の臨床試験研究. 垣添忠生, 下山正徳監修, 協和企画通信, 東京, 1991, pp. 79-85
  • 12) 久田満, 岡崎伸生:インフォームド・コンセントに対する患者の意識に関する全国調査. 第7回日本サイコオンコロジー学会, 久留米, 1993, p. 68
  • 13) 岡崎伸生, 吉森正喜, 大田久子ほか:終末期癌患者に対する病名告知の精神的影響に関する研究. 癌の研究35:331-334, 1989
  • 14) President's commission for the study of ethical problems in medicine and biomedical research. Making health care decisions:a report on the ethical and legal implications of informed consent in the patients-practitioner relationship. Goverment Printing Office, Washington, D. C., 1983
  • 16) Cassileth, B. R., Zuplis. R. V., Sutton-Smith K. et al.:Informed consent-Why are its goal imperfectly realized? N. Eng. J. Med. 302:896-900, 1980
  • 17) 嶋津聡美, 大橋靖雄, 大江裕一郎ほか:臨床試験の対象となる患者へのインフォームド・コンセントの実践-主として進行肺癌患者の場合-. 第30回日本癌治療学会総会, 東京, 1992, p. 1649
  • 19) Spielberger, C. D., Gorsuch, R. L. and Lushene, R. E.:STAI manual for the state-trait anxiety inventory. Consulting Psychologists Press, Palo Alto, 1970

6 外科医の立場から

P.90 掲載の参考文献

  • 1) ジャン・ベルナール:バイオエシックス-生物学から倫理. 藤木典生, 仲澤紀雄監訳, 医学書院, 東京, 1993
  • 2) 星野一正:医療の倫理. 岩波新書, 岩波書店, 東京, 1991
  • 3) 星野一正:説明と同意について. 日本医師会雑誌101:569-576, 1989
  • 4) 阿部正和:医師と患者. 日本医師会雑誌103:989-999, 1990
  • 5) 畔柳達雄:患者の手術承諾(同意)と医師の裁量の限界. モダンメディシン2:67-69, 1992
  • 6) 細田泰之:外科医からみたinformed consent. 外科治療64:60-64, 1991
  • 7) 岡崎伸生:癌治療と告知. 外科治療64:63-67, 1991
  • 8) 森岡恭彦:「人権の尊重」よりみた癌手術. 癌治療と宿主3:12-14, 1991
  • 9) 森岡恭彦:医療とインフォームド・コンセント (説明と同意) . 日本医事新報 3589:5-6, 1993
  • 10) 田口鐵男:乳癌治療におけるinformed consentの現状と問題点. 図説臨床「癌」シリーズ, メジカルビュー社, 東京, 1993
  • 11) 太田和雄, 後藤達彦:癌医療におけるインフォームド・コンセントの現状. 癌治療と宿主5 (2):25-31, 1993

7 精神科医の立場から

P.100 掲載の参考文献

  • 1) 岩崎徹也, 白倉克之:コンサルテーション・リエゾン精神医学. 心身医学29:17-22, 1989
  • 2) 柏木哲夫:死にゆく人々のケア. 医学書院, 東京, 1978, pp. 12-24
  • 3) 柏木哲夫:ホスピスをめざして. 医学書院, 東京, 1983, pp. 33-48
  • 4) 柏木哲夫:臨死患者の心理的援助. 精神経誌86:976-982, 1984
  • 5) 柏木哲夫:ターミナルケアと精神障害. 精神医学29:89-95, 1987
  • 6) Kubler, Ross:on Death and Dying. Macmillan, 1969
  • 7) ターミナルケアマニュアル. 淀川キリスト病院ホスピス編, 最新医学社, 大阪, 1992, pp. 171-179

8 薬剤師の立場から

P.116 掲載の参考文献

  • 1) 山中直樹:インフォームド・コンセントの医療に意味するもの. 東海病院管理学研究会第95研究集会議事録:1-5, 1992
  • 2) 太田和雄, 後藤達彦:癌医療におけるインフォームド・コンセントの現状. 癌治療と宿主5:145-151, 1993
  • 3) 河村由加, 河合優, 後藤光良:癌患者服薬指導におけるインフォームド・コンセントの重要性. 薬局43:1493-1500, 1992

9 看護の立場から

P.125 掲載の参考文献

  • 1) 渡辺孝子:末期医療と看護-埼玉県立がんセンターにおける死亡患者の実態調査より-, 癌看護に求めるもの-医師と看護婦の対話. 太田和雄監修. 癌と化学療法社, 東京, 1990, pp. 57-66
  • 2) 世界保健機関編 (武田文和訳):がんの痛みからの解放, 付. WHO方式癌疼痛治療法, 金原出版, 東京, 1987
  • 3) 日本医師会生命倫理懇談会:「説明と同意」についての報告 (上) . 日本医事新報 3430:109-112, 1990
  • 4) 日本医師会生命倫理懇談会:「説明と同意」についての報告 (中) . 日本医事新報 3431:112-113, 1990
  • 5) 日本医師会生命倫理懇談会:「説明と同意」についての報告 (下) . 日本医事新報 3432:118-119, 1990

10 ターミナル・ケアの立場から

P.134 掲載の参考文献

  • 1) 世界保健機関, 武田文和訳:がんの痛みからの解放とパリアティブ・ケア, がん患者の生命のよき支援のために. 金原出版, 東京, 1993
  • 2) 桜井雅温:造血器系癌治療におけるインフォームド・コンセント (IC) . 癌の臨床 39:1426-1430, 1993
  • 3) 笹子三津留:家族がガンにかかったとき. 築地書房, 東京, 1992
  • 4) 世界保健機関, 武田文和訳:がんの痛みからの解放, WHO方式癌疼痛治療法. 金原出版, 東京, 1978
  • 5) Twycross, R, G. and Lack, S. A., 武田文和訳:末期癌患者の診療マニュアル-痛みの対策と症状のコントロール, 第2版, 医学書院, 東京, 1993
  • 6) 武田文和, 石垣靖子:癌患者の症状のコントロール. 医学書院, 東京, 1990
  • 7) 厚生省, 日本医師会編:がん末期医療のケア関するマニュアル, 末期医療のケア, その検討と報告. 中央法規, 東京, 1989
  • 8) 厚生省薬務局麻薬課監修:麻薬・向精神薬・覚せい剤管理ハンドブック. 薬業時報社, 東京, 1989
  • 9) Saunders, C. and Baines, M., 武田文和訳:死に向かって生きる, 末期癌患者のケアプログラム. 医学書院, 東京, 1990
  • 10) 日本医師会生命倫理懇談会:「説明と同意」についての報告. 日本医事新報3430:109-112, 3431:112-113, 3432:118-119, 1990
  • 11) 渡辺孝子:看護の立場から. 癌診療におけるインフォームド・コンセントの実践と検証. 先端医学社, 東京, 1994, pp. 117-125

11 ホスピス・ケアの立場から

P.145 掲載の参考文献

  • 1) 水野肇:インフォームド・コンセント. 中公新書, 中央公論社, 東京, 1990
  • 2) 山西文子:看護とインフォームド・コンセント. ホスピスケア3:(1), 1992
  • 3) 季羽倭文子:がん告知以後. 岩波新書, 岩波書店, 東京, 1993

12 メディカル・ソーシャル・ワーカーの立場から

P.154 掲載の参考文献

  • 1) 石川邦嗣:癌医療における基本, 医療者の真摯な姿勢とチーム医療. Pharma Medica:19, 1994
  • 2) 清水哲朗:真実を知らせることとしての癌告知. 癌治療と宿主3 (3):47, 1991
  • 3) 清水哲朗:医療におけるインフォームド・コンセントの位置-共同行為の視点から. 癌治療と宿主5 (2):19-21, 1993
  • 4) 田村里子:パリアティブケアにおけるMSW. 病院:168, 1993
  • 5) 堀越由紀子:ソーシャルワーカーからみた病院におけるターミナルケア. ターミナルケア:211-215, 1993
  • 6) 福田みずほ:あなたが医療の主人公. 大月書店, 東京, 1992, p. 41
  • 7) 臼田美智子:その人がその人らしくいきいき生きるために. Pharma Medica:19-34, 1994
  • 8) F. P. バイスティック:ケースワークの原則. 誠信書房, 東京, 1965, pp. 166-196
  • 9) 近藤敦:癌患者の「自己状況把握」がQOLに与える影響について. 癌治療と宿主5 (2):110-115, 1993

14 行政の立場から

P.175 掲載の参考文献

  • 1) 水野肇:インフォームド・コンセント. 中公新書, 中央公論社, 東京, 1990
  • 2) 厚生省健康政策局医事課編:生命と倫理について考える. 医学書院, 東京, 1985
  • 3) 日本医師会生命倫理懇談会:「説明と同意」についての報告. 日本医事新報3430:109-112, 3431:112-113, 3432:118-119
  • 4) 日本弁護士連合会:患者の権利の確立に関する宣言, 1992
  • 5) 厚生省・日本医師会編:末期医療のケア. 中央法規, 東京, 1989
  • 6) 厚生省編:末期医療を考える. 第一法規出版, 東京, 1994

15 癌医療の場でインフォームド・コンセントがよりよく機能するために

P.182 掲載の参考文献

  • 1) 清水哲郎:医療におけるインフォームド・コンセントの位置-共同行為論の視点から-. 癌治療と宿主5 (2):139, 1993
  • 2) 清水哲郎:真実を知らせることとしての癌告知. 癌治療と宿主3 (3):287, 1991
  • 3) 石谷邦彦:QOLの概念. 癌とQuality of Life. ライフサイエンス, 東京, 1991, P. 14
  • 4) 近藤敦ほか:癌患者の「自己の状況把握」がQOLに与える影響について. 癌治療と宿主:5 (2):233, 1993
  • 5) 近藤敦ほか:癌患者の「自己の状況把握」がQOLに与える影響について. 癌治療と宿主:5 (2):230, 1993
  • 6) Cassidy S., 武田文和訳:ホスピス・ケアにおける死の管理. 癌患者と対症療法:2 (1):46, 1990
  • 7) Cassidy S., 武田文和訳:ホスピス・ケアにおける死の管理. 癌患者と対症療法:2 (1):53, 1990
  • 8) Nightingale, F, 湯槙ますほか訳:看護覚え書き. 現代社, 東京, 1987, p. 159
  • 9) 山崎章郎:ここが僕たちのホスピス. 東京書籍, 東京, 1993, p. 229