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書籍詳細

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書籍名 ターミナル・ケアの実践 1
出版社 先端医学社
発行日 1996-04-01
著者
  • 太田和雄(編著)
ISBN 4915892352
ページ数
版刷巻号 第1版第1刷
分野
閲覧制限 未契約

死は誰にでも訪れる。その場に際する患者のQOLを重視し、患者の意思を尊重した長寿社会にふさわしい医療への実践書。 本書は東海ターミナル・ケア研究会の講演記録に関連原稿を加え、大幅に編集し直したもの。看護師のほかに終末期医療に関心のある一般の方々にも読んでいただきたい。ターミナル・ケア導入の手引き書。

目次

  • 表紙
  • 執筆者プロフィール
  • 目次
  • 1 いま, なぜターミナル・ケアか
    P.10閲覧
    • はじめに
    • [1] ホスピス, 緩和ケア病棟
    • [2] 終末期医療, ターミナル・ケアのあり方
    • [3] インフォームド・コンセント (説明と同意)
    • [4] 尊厳死, 安楽死
    • おわりに
  • 2 ホスピスにおけるターミナル・ケア
    P.23閲覧
    • はじめに
    • [1] ホスピスのめざすもの
    • [2] ホスピス・ケアの実践
    • おわりに
  • 3 老年期痴呆とターミナル・ケア
    P.36閲覧
    • はじめに
    • [1] 老年期痴呆とはどのような病気か?
    • [2] 老年期痴呆のタイプとその頻度
    • [3] 痴呆老人にはいったい何が起こるのか?
    • [4] 小説『悦惚の人』より
    • [5] 痴呆老人の精神症候とそれらの対応
    • [6] 痴呆老人の経過と予後
    • [7] 老年期痴呆とターミナル・ケア
    • [8] 老年期痴呆におけるリビング・ウィル
    • おわりに
  • 4 末期癌の疼痛対策
    P.48閲覧
    • はじめに
    • [1] 癌治療の実態
    • [2] 癌患者と疼痛
    • [3] 疼痛の内容
    • [4] 疼痛の評価
    • [5] 疼痛の治療
    • [6] 当院の実状
    • おわりに
  • 5 植物症とターミナル・ケア
    P.60閲覧
    • はじめに
    • [1] 植物症とは
    • [2] 頻度
    • [3] 好発年齢
    • [4] 原因疾患
    • [5] 植物症の転帰
    • [6] 植物症の画像
    • [7] 植物症の重症度
    • [8] 植物症に対する治療法
    • [9] 植物症の神経病理
    • おわりに
  • 6 高齢者におけるインフォームド・コンセント
    P.75閲覧
    • はじめに
    • [1] 高齢者における死の概念
    • [2] 尊厳死, 安楽死, 自殺
    • [3] 高齢者におけるインフォームド・コンセント
    • [4] インフォームド・コンセント定着に向けて
    • おわりに
  • 索引
    P.84閲覧
  • 奥付

参考文献

1 いま, なぜターミナル・ケアか

P.21 掲載の参考文献

  • 1) 太田和雄:ホスピス巡り(1)独立型ホスピス「ピースハウス」を訪ねて. 癌治療・今日と明日16 (4):35-38, 1994
  • 2) 太田和雄:ホスピス巡り(2)淀川キリスト教病院ホスピスを訪れて. 癌治療・今日と明日16 (5):18-20, 1994
  • 3) 太田和雄:ホスピス巡り(3)東札幌病院. 緩和ケア病棟を訪ねて. 癌治療・今日と明日16 (6):14-16, 1994
  • 4) 太田和雄:ホスピス巡り(4)長岡西病院ビーハラ病棟(緩和ケア病棟)を訪ねて. 癌治療・今日と明日17 (1):37-39, 1995
  • 5) 太田和雄:ホスピス巡り(5)聖隷三方原病院聖隷ホスピスを訪れて. 癌治療・今日と明日17 (2):18-20, 1995
  • 6) 太田和雄:ホスピス巡り(6)国立がんセンター東病院緩和ケア病棟(PCU)を訪れて. 癌治療・今日と明日17 (3):32-35, 1995
  • 7) 太田和雄:ホスピス巡り(7)坪井病院ホスピスを訪ねて. 癌治療・今日と明日 17 (4):14-16, 1995
  • 8) 太田和雄:ホスピス巡り(8)聖ヨハネホスピスを訪れて. 癌治療・今日と明日 17 (5):38-41, 1995
  • 9) 太田和雄:ホスピス巡り(9)富山県立中央病院 PCUを訪ねて. 癌治療・今日と明日17 (6):36-39, 1995
  • 10) 太田和雄:ホスピス巡り(10)沖縄オリブ山病院ホスピスを訪ねて. 癌治療・今日と明日18 (1):印刷中, 1996
  • 11) 太田和雄, 後藤達彦:癌医療におけるインフォームド・コンセントの現状. 癌治療と宿主5:145, 1993
  • 12) 太田和雄:尊厳死の立場から.癌診療におけるインフォームド・コンセントの実践と検証. 太田和雄, 石垣靖子編. 先端医学社, 東京, 1994. pp. 155-163
  • 13) 太田和雄, 末永昌宏, 山中直樹, 太田和宏:インフォームド・コンセントに関する診療録管理. 診療録管理7 (2):1-10, 1995

2 ホスピスにおけるターミナル・ケア

P.35 掲載の参考文献

  • 1) 渡辺正:QOL の向上を目指して-ホスピスか在宅か. 綜合臨牀 44:2004-2007, 1995
  • 2) 渡辺正:QOL と私の考え-ターミナルケアにおける QOL-. 癌治療と宿主 7:62-63, 1995
  • 4) シュナイドマン, E. S.:死にゆく時-そして残されるもの. 誠信書房, 東京, 1990, pp. 36-47
  • 5) World Health Organization:Cancer Pain Relief. WHO, Geneva, 1986, pp.7-70 (世界保健機関編, 武田文和訳:がんの痛みからの解放. 金原出版, 東京, 1987, pp. 1-77)
  • 6) 渡辺正, 加藤耕規, 小林裕幸ほか:終末期がん患者の症状緩和治療におけるペインスケール表およびQOL質問表の試み. ターミナルケア 5:51-58, 1995

4 末期癌の疼痛対策

P.59 掲載の参考文献

  • 1) Foley, M. K.:Pain syndromes in patients with cancer. In:Advances in Pain Research and Therapy. Vol.2, ed. by J. J. Bonica and V. Ventafridda, New York, Raven Rress, 1979, pp. 59-75
  • 2) 横田敏勝:痛みの一般的性質. 痛みのメカニズム, 東京, 南江堂, 1990, pp. 1-6
  • 3) Haddox, J. D.:Psychological aspects of pain. In:The Pain Clinic, ed. by S. E. Abram, Philadelphia, J. B. Lippincott Comp., 1990, pp. 33-45
  • 4) Bonica, J J.:Cancer pain. In:Medical Complications in Cancer Patients. ed. by J. Klastersky and M. J Staquet, New York, Raven Press, 1981, pp. 87-115
  • 5) Bressler, L. R., Hange, P. A. and McGuire, D. B.:Characterization of the pain experience in a sample of cancer outpatients. Oncol. Nurs. Forum 13:51-55, 1986
  • 9) 世界保健機構編 (武田文和訳):がんの痛みからの解放-WHO式疼痛治療法. 金原出版, 東京, 1987
  • 10) 武田文和, 卯木次郎:がん患者の痛みに対するモルヒネの使い方マニュアル. 医療用麻薬の利用と管理 95. 厚生省薬務局麻薬課監修, 日本公定書協会編, ミクス, 東京, 1995, pp. 65-86
  • 12) 稲垣治郎, 太田和雄:Informed Cosentと癌告知. 癌の臨床 38:1671-1678, 1992

5 植物症とターミナル・ケア

P.73 掲載の参考文献

  • 2) 中澤省三:植物状態患者の現況と問題点. 医学のあゆみ 150:416-420, 1989
  • 3) 鈴木二郎, 児玉南海雄:植物状態患者の社会的背景と今後の問題. 神経研究進歩 20:181-189, 1976
  • 4) 神野哲夫, 亀井義文:意識障害の治療. Annual Review 神経 1995, 中外医学社, 東京, 1995, pp. 184-189
  • 5) Ohta, T., Yamashita, S. and Ozaki, T.:Vegetative syndrome:it's definition and classification. Traumatology 6:166-174, 1975
  • 6) McLardy, T., Ervin, F. and Sweet, W.:Attempted inset-electrodes-arousal from traumatic coma:neuropathological findings. Trans. Am. Neurol. Assoc. 93:25-30, 1969
  • 7) Hassler, R., Dalle, O. G., Dieckmann, G. et al.:Bahavioural and EEG arousal induced by stimulation of unspecific projection systems in a patient with posttraumatic apallic syndrome. Electroencephalogr. Clin. Neurophysiol. 27:306-310, 1969
  • 8) 亀井義文:意識障害に対する特殊治療法. 脳卒中の新しい治療法と看護-最新知見とその試み-, 医薬ジャーナル社, 大阪, 1995, pp. 197-205
  • 9) Kanno, T., Kamei, Y and Yokoyama, T.:Dorsal column stimulation for a case in vegetative status. Neurosurgery 10:339-345, 1992
  • 10) Kamei, Y., Kanno, T. and Yokoyama, T.:Analysis of cerebrospinal fluid amine metabolizes in vegetative state patients after spinal cord stimulation. The Society for Treatment of Coma 1:29-38, 1992
  • 11) Kamei, Y., Kanno, T and Yokoyama, T.:Effect of electrical spinal cord stimulation of intracerebral neurotransmitters concentrations in rats. The Society for Treatment of Coma 1:39-49, 1992
  • 12) 片山容一, 深谷親, 坪川孝志ほか:遷延性意識障害のneurological scaleと神経生理学的所見の関係. 第2回意識障害の治療研究会, 京都, 1993
  • 13) 神野哲夫:植物状態における尊厳死;医療の現場から. 蘇生12:126-128, 1994