検索条件をクリア

書籍詳細

未契約
書籍名 社会不安障害治療のストラテジー
出版社 先端医学社
発行日 2005-06-15
著者
  • 小山司(編著)
ISBN 4884071883
ページ数 218
版刷巻号 第1版第1刷
分野
シリーズ ストラテジー
閲覧制限 未契約

疾患を多方面からのアプローチでとらえ、日常臨床で必要な薬剤の効果的かつ適切な使用法等、治療戦略に不可欠な情報を提示。 人生そのものにも障害をきたすことの多い社会不安障害に対し、SSRIを中心とした薬物療法から森田療法、認知行動療法まで、多角度から治療戦略を検討。DSM、ICDにもとづいた鑑別診断や、アルコール障害などとの合併症についても詳述。治療に取り組む医療従事者必読の一冊。

目次

  • 表紙
  • 執筆者一覧
  • 略語一覧
  • 目次
  • part1 / 社会不安障害の概要と病態の特徴
    • 1. 社会不安障害とは -概念および定義-
      • はじめに
      • 1. 社会不安障害の概念
      • 2. 社会不安障害の定義
      • おわりに
    • 2. 対人恐怖症と社会不安障害 -その概念と相互関係-
      • はじめに
      • 1. 対人恐怖症
      • 2. SADと対人恐怖症
      • 3. わが国は確信型(第3群)が主か
      • 4. 対人恐怖症と価値観
      • おわりに
    • 3. 社会不安障害の原因と症状の特徴
      • はじめに
      • 1. SADの症状
        • 1) SADの症状の特徴
        • 2) わが国におけるSAD患者の症状
      • 2.SADの原因
        • 1) SADの症状の持続原因
        • 2) SADの生物学的原因
      • おわりに
    • 4. 社会不安障害の有病率 -罹病年齢などの疫学から-
      • はじめに
      • 1. DSM以前の研究
      • 2. Epidemiologic Catchment Area(ECA)研究
        • 1) DISによるSADのインタビュー
        • 2) ECA研究の成果
        • 3) 米国以外におけるDIS診断によるSAD研究
        • 4) DIS以外の測定を用いた疫学研究
        • 5) NCSによる研究
      • 3. 発症年齢
      • 4. プライマリーケアにおける有病率
      • 5. スピーチ恐怖の有病率とその独立性
      • おわりに
    • 5. 社会不安障害の社会的コストへの影響
      • はじめに
      • 1. 病気の問題と経済の問題
        • 1) 健康に生きる権利と医療経済学
        • 2) 公的医療保険制度
        • 3) 課せられた選択
      • 2. 症例
        • 1) 症例1“重症対人恐怖”
        • 2) 症例2“治療して国会議員にも挨拶できた人”
      • 3. 医療経済の考え方
        • 1) SADのコスト
        • 2) SADに対する治療法の費用対効果
        • 3) 早期の治療が将来のコストを抑える可能性
      • 4. SADに対する医療費を社会で負担すべきか
        • 1) どのくらい重症であることが必要か
        • 2) 治療のコストをだれが払うべきか
      • おわりに
  • part2 / 社会不安障害の生物学的特徴と治療アプローチ
    P.33閲覧
    • 1. 社会不安障害と扁桃体関連のネットワーク
      • はじめに
      • 1. 神経画像研究
      • 2. 動物実験
      • 3. 扁桃体損傷の研究
      • おわりに
    • 2. 社会不安障害に対するセロトニンの役割とSSRIの作用機序
      • はじめに
      • 1. SADの治療薬の作用機序
      • 2. SSRIのSADに対する作用機序を不安の動物モデル研究の結果から推定する
      • 3. CFSにおけるSSRIの抗不安作用
      • 4. SSRIの作用脳部位
      • 5. 不安の動物モデルからSADへ
      • 6. 恐怖における扁桃体の役割に関するサルの研究
      • 7. ヒトにおける顔認知と扁桃体
      • おわりに
    • 3. 社会不安障害の遺伝性に関する考察
      • はじめに
      • 1. SADの臨床遺伝学的研究
        • 1) 家族研究
        • 2) 双生児研究
      • 2. SADのゲノム医学研究
        • 1) 5-HTトランスポーター(5-HTT)遺伝子
        • 2) ドパミン(DA)受容体遺伝子
        • 3) γ-アミノ酪酸(GABA)受容体遺伝子
        • 4) モノアミン酸化酵素(MAO) 遺伝子
        • 5) Catechol-O-methyltransferase(COMT)遺伝子
        • 6) その他の遺伝子
      • おわりに
  • patr3 / 社会不安障害の評価尺度および診断
    P.53閲覧
    • 1. 社会不安障害の分類と鑑別診断
      • はじめに
      • 1. SADの分類
        • 1) 対人恐怖の分類
        • 2) 全般性SAD / 非全般性SAD
      • 2. SADの鑑別診断
        • 1) 妄想性障害
        • 2) うつ病(大うつ病性障害, 気分変調性障害)
        • 3) パニック障害(広場恐怖を伴う, 伴わない), パニック障害の既往のない広場恐怖
        • 4) 全般性不安障害
        • 5) 強迫性障害
        • 6) 身体醜形障害
        • 7) 回避性人格障害
        • 8) 統合失調質人格障害, 統合失調型人格障害
        • 9) 物質乱用
        • 10) 身体状況
        • 11) 子供
        • 12) 分離不安障害
        • 13) 広汎性発達障害
      • おわりに
    • 2. DSM-IVおよびICD-10における「社会不安障害」診断基準の特徴
      • はじめに
      • 1. DSM-IVとICD-10の社会恐怖または社会不安障害
        • 1) 社会恐怖または社会不安障害の症候学的概要
        • 2) 恐怖を惹起する状況
        • 3) 状況の回避
      • 2. DSM-IVとICD-10の社会恐怖または社会不安障害の診断
      • 3. 対人恐怖概念との関係をめぐって
      • おわりに
    • 3. 社会不安障害の診断とLiebowitz Social Anxiety Scale(LSAS) による臨床評価(日本語版含む)
      • はじめに
      • 1. SADの診断
      • 2. SADの臨床評価
      • 3. LSASによる臨床評価
      • 4. LSAS日本語版について
      • おわりに
  • part4 / 合併症を伴った社会不安障害
    P.75閲覧
    • 1. パニック障害と社会不安障害
      • はじめに
      • 1. 二次性SADの概念化
      • 2. 予期しないパニック発作への注目
      • 3. 両疾患の合併
      • おわりに
    • 2. 心的外傷後ストレス障害と社会不安障害
      • はじめに
      • 1. PTSD
        • 1) PTSDの症状
        • 2) PTSDの画像研究
        • 3) PTSDの生化学的研究
      • 2. SADとPTSD
        • 1) SADにおける生物学的所見
        • 2) PTSDとSADの合併
      • おわりに
    • 3. うつ病患者と社会不安障害
      • はじめに
      • 1. 社会恐怖とうつ病の合併
      • 2. 社会恐怖と非定型うつ病との合併
      • 3. 社会恐怖による二次性うつ病
      • 4. うつ病エピソード中に一過性に出現する社会恐怖症状
      • おわりに
    • 4. その他の疾患と合併した社会不安障害 -アルコール症(依存・乱用)摂食障害など-
      • はじめに
      • 1. SADのコモビディティについて
      • 2. アルコール症(依存・乱用)とのコモビディティ
        • 1) SADにおけるアルコール症の発症率
        • 2) なぜSAD患者はアルコールを飲むのか
        • 3) 自己薬物治療仮説
        • 4) 本当にアルコールが(社会)不安を軽減するのか
      • 3. 摂食障害とのコモビディティ
        • 1) 摂食障害のコモビディティ
        • 2) SADにおける摂食障害の発症率
        • 3) 一次性か, 二次性か
        • 4) なぜSADのコモビディティが臨床的に重要なのか
      • おわりに
  • part5 / 社会不安障害の治療の考え方とストラテジー
    P.97閲覧
    • 1. 社会不安障害の患者への病態説明のポイント-心理教育的態度を重視する立場から-
      • はじめに
      • 1. SAD患者のセルフイメージ
      • 2. SAD患者への心理教育
        • 1) 客観的事実を重視しその事実を分かち合う姿勢
        • 2) 自律性を尊重し権利や主体性を擁護する姿勢
        • 3) 何らかの行動の変化を求める姿勢
      • 3. 患者家族への説明
      • おわりに
    • 2. 社会不安障害の治療のアルゴリズムを勘案する -治療の選択基準と手順-
      • はじめに
      • 1. SADの薬物療法に関するEBM
        • 1) 選択的セロトニン再取り込み阻害薬(SSRI)
        • 2) 可逆的モノアミン酸化酵素A阻害薬(RIMA)
        • 3) モノアミン酸化酵素阻害薬(MAOI)
        • 4) ベンゾジアゼピン系抗不安薬
        • 5) β遮断薬
      • 2. SAD治療アルゴリズム
        • 1) 非全般性(コモビディティを伴わない)SADの治療アルゴリズム
        • 2) 全般性(コモビディティを伴わない)SAD
        • 3) 全般性(コモビディティを伴う)SAD
      • おわりに
    • 3. 社会不安障害における薬物療法の位置づけ
      • はじめに
      • 1. SAD(社会恐怖)概念の変遷と薬物療法の登場
      • 2. SADのサブタイプと治療, とくに薬物療法の意義
      • 3. SADが社会生活に与える影響と積極的な治療の必要性
      • 4. SADの生物学的基盤と治療による変化
      • 5. SADの治療における薬物療法の位置づけ
        • 1) 薬物療法の有効性と限界
        • 2) 各薬物の有効性と薬物療法における位置づけ
        • 3) SSRIを中心とした薬物療法の実際
      • おわりに
    • 4. 認知行動療法
      • はじめに
      • 1. SADの認知モデル
      • 2. SADの治療におけるCBT
      • おわりに
    • 5. 社会不安障害 / 対人恐怖症の森田療法
      • はじめに
      • 1. 森田の対人恐怖症論
      • 2. 対人恐怖症とSAD
      • 3. SAD / 対人恐怖症への森田療法の進め方
        • 1) 治療適応の判断
        • 2) 面接の流れ
      • 4. 症例提示
        • 1) 生活歴および経過
        • 2) 治療経過
      • おわりに
  • part6 / 社会不安障害の薬物療法による治療ストラテジー
    P.131閲覧
    • 1. 社会不安障害の症状に応じた薬剤の選択とその基準
      • はじめに
      • 1. SADの症状について
        • 1) 全般性と非全般性
        • 2) 併存疾患
      • 2. SADの治療目標
      • 3. 薬剤の有効性
        • 1) SSRI / SNRI
        • 2) ベンゾジアゼピン系抗不安薬・GABA
        • 3) β遮断薬
        • 4) MAOI
        • 5) その他
      • 4. 薬物選択の留意点
      • おわりに
    • 2. 社会不安障害に対するSSRIの効果
      • はじめに
      • 1. SADに対する薬物療法
      • 2. SSRIの治療効果
        • 1) SSRIによる短期治療効果
        • 2) SSRIによる長期治療効果
      • 3. SSRIによる治療の実際
      • おわりに
    • 3. 社会不安障害の薬物療法におけるSSRIの至適用量と治療期間
      • はじめに
      • 1. 至適用量
        • 1) フルボキサミン
        • 2) パロキセチン
      • 2. 治療期間
      • おわりに
    • 4. 社会不安障害の長期薬物療法の実際
      • はじめに
      • 1. いつまで薬物治療をつづければよいのか
      • 2. 薬物療法にかわる維持療法はないか
      • おわりに
    • 5. 症例からみた社会不安障害の治療の実際
      • はじめに
      • 1. 症例提示
        • 1) 症例A“病前の社会適応が良好な症例”
        • 2) 症例B“社会的スキルが未成熟な青年期症例”
      • おわりに
  • part7 / 社会不安障害の治療評価を検証する
    P.159閲覧
    • 1. 社会不安障害の治療がQOLの向上に与える影響
      • はじめに
      • 1. QOLの考え方とその測定
      • 2. SAD患者のQOLと能力障害
        • 1) QOL
        • 2) 能力障害
      • 3. 薬物療法による能力障害の解消
      • 4. 治療によるQOLの向上
      • おわりに
    • 2. 社会不安障害の経過観察と治療評価
      • はじめに
      • 1. SADの自然経過
      • 2. 発症年齢による経過・治療効果の違い
      • 3. 家族の及ぼす影響と学校保健の評価
      • 4. 精神科合併症と経過, 治療効果
      • 5. 長期の経過観察と治療評価
      • おわりに
    • 3. 治療薬剤の副作用とその対応
      • はじめに
      • 1. SADの薬物治療
      • 2. ベンゾジアゼピン系抗不安薬
        • 1) ベンゾジアゼピン系抗不安薬の副作用
        • 2) ベンゾジアゼピン系抗不安薬による副作用への対応
      • 3. 三環系抗うつ薬(TCA)
        • 1) TCAの副作用
        • 2) TCAの副作用への対応
        • 3) TCAの断薬症候群について
      • 4. 選択的セロトニン再取り込み阻害薬(SSRI)
        • 1) SSRIの副作用
        • 2) SSRIの副作用への対応
        • 3) SSRIの断薬症候群について
      • 5. セロトニン・ノルアドレナリン再取り込み阻害薬(SNRI)
        • 1) SNRI(ミルナシプラン)の副作用
        • 2) ミルナシプランの副作用への対応
      • 6. 5-HT1Aアゴニスト
        • 1) 5-HT1Aアゴニスト(タンドスピロン)の副作用
      • おわりに
    • 4. 薬剤併用による薬物間相互作用
      • はじめに
      • 1. 薬物間相互作用
        • 1) 選択的セロトニン再取り込み阻害薬(SSRI)
        • 2) 三環系抗うつ薬(TCA)
        • 3) ベンゾジアゼピン系抗不安薬
        • 4) モノアミン酸化酵素阻害薬
        • 5) 5-HT1Aアゴニスト
        • 6) β遮断薬
      • おわりに
    • 5. 薬物療法のコンプライアンス向上を図る服薬指導
      • はじめに
      • 1. SADのコンプライアンス
      • 2. SADのコンプライアンスを向上させるためには
        • 1) SADに関する啓発と教育
        • 2) 治療に関して
        • 3) 薬剤に関して
      • 3. SADの症状評価
      • おわりに
  • 索引
    P.194閲覧
  • 奥付

参考文献

part1 / 社会不安障害の概要と病態の特徴

P.6 掲載の参考文献

  • 1) American Psychiatric Association:In:Diagnostic and Statistical Manual of Mental Disorders, Third Edition. APA, Washington DC, 1980
  • 2) American Psychiatric Association:In:Diagnostic and Statistical Manual of Mental Disorders, Fourth Edition. APA, Washington DC, 1994
  • 3) Stein DJ:Pharmacotherapy of social anxiety disorder. 臨床精神薬理 5:440-447, 2002
  • 4) World Health Organization:In:The ICD-10 Classification Of Mental and Behavioural Disorders:Clinical Descriptions and Diagnostic Guidelines. WHO, Geneva, 1992
  • 5) 笠原敏彦:対人恐怖と社会恐怖 (ICD-10) の診断について. 精神神経学雑誌 97:357-366, 1995
  • 6) 笠原敏彦:社会恐怖症. 臨床精神医学講座第5巻神経症性障害・ストレス関連障害, 中山書店, 東京, 1997, pp. 116-127

P.11 掲載の参考文献

  • 1) American Psychiatric Association:In:Diagnostic and Statistical Manual Of Mental Disorders, Fourth Edition. APA, Washington DC, 1994
  • 3) 森田正馬:神経質の本態と療法-精神生活の開眼. 白揚社, 東京, 1960
  • 4) 笠原嘉ほか:正視恐怖・体臭恐怖-主として精神分裂病との境界例について. 医学書院, 東京, 1972
  • 5) 高橋徹:対人恐怖症-相互伝達の分析-. 医学書院, 東京, 1976
  • 6) 内沼幸雄:対人恐怖症の人間学. 弘文堂, 東京, 1977
  • 7) 山下格:対人恐怖. 金原出版, 東京, 1977
  • 8) Nagata T et al:Open trial of milnacipran for Taijin Kyofusho in Japanese patients with social anxiety disorder. Int J Psych Clin Pract 7:107-112, 2003
  • 9) 永田利彦ほか:社会不安障害に対する薬物療法:古典的対人恐怖, ひきこもりとの関連. 精神医学 46:933-939, 2004
  • 10) 永田利彦ほか:社会不安障害患者における大うつ病性障害の生涯診断. 精神医学 46:381-387, 2004
  • 12) 笠原敏彦:対人恐怖症と社会恐怖(ICD-10)の診断について. 精神神経学雑誌 97:357-366, 1995
  • 13) 朝倉聡ほか:対人恐怖症/社会恐怖の薬物療法. 臨床精神医学 29:1121-1128, 2000
  • 14) 永田利彦ほか:治験広告によって来院した社会不安障害例. 精神医学 45:709-714, 2003
  • 15) 永田利彦ほか:社会不安障害における価値観:古典的対人恐怖との関連. 精神医学 46:141-147, 2004
  • 16) Seedat S et al:Cross-cultural aspects of social anxiety disorder. In:Social Anxiety Disorder-More Than Shyness; Psychopathology, Pathogenesis, and Management, ed. by Bandelow B et al, Marcel Dekker, New York, 2004, pp. 117-130
  • 18) 永田利彦ほか:社会不安障害におけるパーソナリティー障害:大うつ病性障害との関連. 精神医学 46:685-690, 2004

P.18 掲載の参考文献

  • 1) American Psychiatric Association:In:Diagnostic and Statistical Manual of Mental Disorders, Fourth Edition. APA, Washington DC, 1987
  • 2) 小山司ほか:社会不安障害(SAD)の診断と薬物療法. 分子精神医学 3:55-61, 2003
  • 3) Sheehan DV:社会不安障害の典型例. 社会不安障害-Social Anxiety Disorder, 樋口輝彦ほか編, 日本評論社, 東京, 2002, pp. 27-31
  • 4) 貝谷久宣ほか:我が国における社会不安障害の特徴と治療の実際. 臨床精神薬理 6:1309-1320, 2003
  • 5) Rosenbaum JF et al:The etiology of social phobia. J Clin Psychiatry 55:10-16, 1994
  • 7) Delprato DJ et al:Behavioral theories of anxiety disorders. In:Behavioral Theory and the Treatment Of Anxiety, ed. by Turner S, Plenum Press, New York, 1984, pp. 1-49
  • 9) Kasper S:Social phobia:the nature of the disorder. J Affect Disord 50(suppl 1):S3-S9, 1998
  • 10) Tancer ME:Neurobiology of social phobia. J Clin Psychiatry 54(suppl):S26-S30, 1993
  • 11) Tancer ME et al:Neuroendocrine responsivity to monoaminergic system probes in generalized social phobia. Anxiety 1:216-223, 1994-1995
  • 14) Stein MB et al:Lymphocyte β-adrenoceptors in social phobia. Biol Psychiatry 34:45-50, 1993
  • 16) Davidson JR et al:Magnetic resonance spectroscopy in social phobia:preliminary findings. J Clin Psychiatry 54(suppl):S19-S25, 1993
  • 17) 永田利彦:社会不安障害における生物学的研究. 臨床精神薬理 6:1287-1292, 2003
  • 18) Furmark T et al:Common changes in cerebral blood flow in patients with social phobia treated with citalopram or cognitive-behavioral therapy. Arch Gen Psychiatry 59:425-433, 2002

P.25 掲載の参考文献

  • 1) Furmark T:Social phobia:overview of community surveys. Acta Psychiatr Scand 1O5:84-93, 2002
  • 4) Magee WJ et al:Agoraphobia, simple phobia, and social phobia in the National Comorbidity Survey. Arch Gen Psychiatry 53:159-168, 1996
  • 6) Regier DA et al:The NIMH Epidemiologic Catchment Area program. Historical context, major objectives, and study population characteristics. Arch Gen Psychiatry 41:934-941, 1984
  • 12) Karno M et al:Lifetime prevalence of specific psychiatric disorders among Mexican Americans and non-Hispanic whites in Los Angeles. Arch Gen Psychiatry 44:695-701, 1987
  • 13) George LK et al:Urban/rural differences in the prevalence of anxiety disorder. Am J Soc Psychiatry 6:249-258, 1986
  • 16) Walker JR et al:Epidemiology. In:Social Phobia-Clinical and Research Perspective, ed. by Stein MB, American Psychiatric Press, Washington DC, 1995, pp. 43-75
  • 17) Canino GJ et al:The prevalence of specific psychiatric disorders in Puerto Rico. Arch Gen Psychiatry 44:727-735, 1987
  • 19) Lee CK et al:Psychiatric epidemiology in Korea. Part I:Gender and age differences in Seoul. J Nerv Ment Dis 178:242-246, 1990
  • 20) Stefansson JG et al:Lifetime prevalence of specific mental disorders among people born in Iceland in 1931. Acta Psychiatr Scand 84:142-149, 1991
  • 22) Faravelli C et al:Epidemiology of social phobia:a clinical approach. Eur Psychiatry 15:17-24, 2000
  • 23) Pollard CA et al:Four types of social phobia in a community sample. J Nerv Ment Dis 176:440-445, 1988
  • 26) Wittchen HU et al:Social fears and social phobia in a community sample of adolescents and young adults:prevalence, risk factors and co-morbidity. Psychol Med 29 309-323, 1999
  • 27) Chartier MJ et al:Lifetime patterns of social phobia:a retrospective study of the course of social phobia in a nonclinical population. Depress Anxiety 7:113-121, 1998
  • 28) Burns LE:The epidemiology of fears and phobias in general practice. J Int Med Res 8(suppl 3):S1-S7, 1980
  • 29) Reich J:The epidemiology of anxiety. J Nerv Ment Dis 174:129-136, 1986
  • 30) Moutier CY et al:The history, epidemiology, and differential diagnosis of social anxiety disorder. J Clin Psychiatry 60(suppl 9):S4-S8, 1999
  • 32) 0lfson M et al:Mental disorders and disability among patients in a primary care group practice. Am J Psychiatry 154:1734-1740, 1997
  • 34) Stein MB et al:Social phobia in the primary care medical setting. J Fam Pract 48:514-519, 1999
  • 35) de Rijk C et al:Prevalence of mental disorders in persons with Parkinson's disease. Ned Tijdschr Geneeskd 142:27-31, 1998
  • 38)Turner SM et al:Social phobia:a comparison of specific and generalized subtypes and avoidant personality disorder. J Abnorm Psychol 101:326-331, 1992

P.32 掲載の参考文献

  • 1) 李啓充:理念なき医療『改革』を憂える. 週刊医学界新聞 2469, 医学書院, 東京, 2002 (http://www.igaku-shoin.co.jp/nwsppr/n2002dir/n2469dir/n2469_03.htm#00)
  • 5) Magee WJ et al:Agoraphobia, simple phobia, and social phobia in the National Comorbidity Survey. Arch Gen Psychiatry 53:159-168, 1996
  • 6) Schneier FR et al:Functional impairment in social phobia. J Clin Psychiatry 55:322-331, 1994
  • 11) 高橋徹:恐怖とイメージ. 金剛出版, 東京, 1979, pp. 148-168

part2 / 社会不安障害の生物学的特徴と治療アプローチ

P.37 掲載の参考文献

  • 1) Davidson RJ et al:Anxiety and affective style:role of prefrontal cortex and amygdala. Biol Psychiatry 51:68-80, 2002
  • 2) Petrovich GD et al:Combinatorial amygdalar inputs to hippocampal domains and hypothalamic behavior systems. Brain Res Brain Res Rev 38:247-289, 2001
  • 4) Stein MB et al:Increased amygdala activation to angry and contemptuous faces in generalized social phobia. Arch Gen Psychiatry 59:1027-1034, 2002
  • 6) Rauch SL et al:Exaggerated amygdala response to masked facial stimuli in posttraumatic stress disorder:a functional MRI study. Biol Psychiatry 47:769-776, 2000
  • 7) Sheline YI et al:Increased amygdala response to masked emotional faces in depressed subjects resolves with antidepressant treatment:an fMRI study. Biol Psychiatry 50:651-658, 2001
  • 8) Birbaumer N et al:fMRI reveals amygdala activation to human faces in social phobics. Neuroreport 9:1223-1226, 1998
  • 9) Schneider F et al:Subcortical correlates of differential classical conditioning of aversive emotional reactions in social phobia. Biol Psychiatry 45:863-871, 1999
  • 11) Davidson RJ et al:Dysfunction in the neural circuitry of emotion regulation-a possible prelude to violence. Science 289:591-594, 2000
  • 17) Furmark T et al:Common changes in cerebral blood flow in patients with social phobia treated with citalopram or cognitive-behavioral therapy. Arch Gen Psychiatry 59:425-433, 2002

P.44 掲載の参考文献

  • 2) Zohar J et al:Anxiety disorders:a review of tricyclic antidepressants and selective serotonin reuptake inhibitors. Acta Psychiatr Scand 101(suppl 403):S39-S49, 2000
  • 3) 井上猛ほか:不安におけるセロトニン作動性神経系の機能的役割. 脳と精神の医学 14:199-207, 2003
  • 4) Nutt DJ et al:Brain mechanisms of social anxiety disorder. J Clin Psychiatry 59(suppl 17):S4-S11, 1998
  • 5) Heimberg RG:Cognitive-behavioral therapy for social anxiety disorder:current status and future directions. Biol Psychiatry 51:101-108, 2002
  • 6) 井上猛ほか:難治性うつ病の治療戦略とその前シナプス性作用機序. 日本神経精神薬理学雑誌 23:11-20, 2003
  • 7) Inoue T et al:Effect of conditioned fear stress on serotonin metabolism in the rat brain. Pharmacol Biochem Behav 44:371-374, 1993
  • 11) Inoue T et al:Serotonergic neurotransmission and defensive freezing in the conditioned fear stress paradigm. In:Affective Minds, ed. by Hatano G et al, Elsevier Science, Amsterdam, 2000, pp. 91-100
  • 13) Hashimoto S et al:Effects of conditioned fear stress on serotonin neurotransmission and freezing behavior in rats. Eur J Pharmacol 378:23-30, 1999
  • 15) 泉剛ほか:選択的セロトニン再取り込み阻害薬 (SSRI) の作用脳部位・作用機序に関する研究. 精神薬療基金研究年報 36:11-17, 2004
  • 16) Stutzmann GE et al:Serotonin modulation of sensory inputs to the lateral amygdala:dependency on corticosterone. J Neurosci 18:9529-9538, 1998
  • 18) Furmark T et al:Common changes in cerebral blood flow in patients with social phobia treated with citalopram or cognitive-behavioral therapy. Arch Gen Psychiatry 59:425-433, 2002
  • 19) Amaral DG:The primate amygdala and the neurobiology of social behavior:implications for understanding social anxiety. Biol Psychiatry 51:11-17, 2002
  • 21) Haxby JV:Human neural systems for face recognition and social communication. Biol Psychiatry 51:59-67, 2002