書籍名 |
脳卒中からの復職 ―自立への工夫 |
出版社 |
荘道社
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発行日 |
2005-07-15 |
著者 |
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ISBN |
4915878457 |
ページ数 |
135 |
版刷巻号 |
初版第1刷 |
分野 |
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閲覧制限 |
未契約 |
人生の半ばで、脳卒中という驚天動地の体験をした。私と同じように脳卒中になった人で「復職しよう」と考えている人たちの参考になればと思い、筆をとることにした。(「まえがき」より)
目次
- 表紙
- まえがき
- 目次
- 第一章 リハビリテーション
- [1] 商談中に倒れる
- [2] 不安の三日間
- [3] 落ち着きを取り戻す
- 脳卒中になったことを認める
- 回復のために心身を活動させる
- 弓道範士・山内先生の遺訓
- [4] 自立へ向けての第一歩
- 初めて車いすに乗る
- 声も片マヒ?
- 残存能力
- 脳のトレーニング
- [5] 自分の足で歩きたい
- まず、二本の足で立つことだ
- 歩数を稼ぐ
- 右手は動かない
- [6] 入院中の復職への思い
- 息子たちの入試に何もしてやれない
- 上司へのレポート
- 復職の選択肢を考える
- 復職へ向けてのリハビリ
- [7] リハビリ専門病院で
- 新たな気持ちで
- 自宅外泊体験を基に
- 知的能力のリハビリ
- 片マヒ自立研究会との出会い
- [8] 退院へ向けて
- 親会社に戻されることが決まる
- 会社の建物を見る
- ソーシャルワーカーの助言で退院を決意
- 妻への感謝
- 第二章 自宅でのリハビリ
- [1] 復職までの課題
- [2] 体力づくり
- [3] 仕事能力のリハビリ
- どんな仕事がしたいか
- 瀬島龍三氏の方法に学ぶ
- 読み・考え・書く
- 聞く・話す
- [4] 通勤訓練
- 自動改札口での失敗
- 駅の階段の上り下り訓練
- ホームであわや転倒
- [5] 電車の乗り降り訓練
- 電車を選ぶ
- ラッシュ時の失敗
- 右肩が悲鳴をあげる
- 邪魔になる杖
- [6] 雨の日対策
- [7] 身の回りの準備
- [8] 携帯品の最少化
- カバンを捨てる
- 必需品しか持ち歩かない
- 昼食をどうするか
- 身体障害者手帳を受け取る
- 第三章 いざ復職!
- [1] 復職の感激
- [2] 通勤の工夫
- 今日も出勤できる
- 障害者であることを認める
- 強風での失敗
- [3] 仕事上の工夫
- 挨拶の工夫
- 上司の了解を得る
- 友の助言に感謝
- 勉強のやり直し
- 商業データベースの活用
- 自己管理の工夫
- 電車内の活用
- [4] 取材の工夫
- [5] 働く環境の工夫
- パソコンは障害者の強い味方
- デスクワークの工夫
- 職場での環境づくり
- [6] 再発防止
- [7] 発病してから一年
- [8] 初めての冬を乗り切る
- [9] 復職の継続、さらなる工夫
- 後遺症で、仕事を辞めるか?
- できるようになったこと、保留にしたこと
- 夏を快適に
- ファイリングの工夫
- 新たな挑戦
- 障害の自覚
- [10] 多くの人に支えられて
- 人の善意
- 片マヒ自立研究会への参加
- 励まし合う仲間
- 第四章 生き方を考える
- [1] 人生の再構築
- [2] 心地よいから人は働く
- [3] 有限な人生を大切にしよう
- 引用・参考文献
- 奥付
参考文献
引用・参考文献
P.129 掲載の参考文献
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(1) ビクトル・フランクル著, 霜山徳爾訳 『夜と霧』 みすず書房, 1961年
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(2) 江口恒男 『脳卒中患者の記録』 青雲社, 1986年
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(4) 伊藤益臣 『早川種三 管財人のもとで』 同友館, 1991年
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(5) 厚田昌範 『調査力』 プレジデント社, 1980年
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(6) トム・ピーターズ著, 平野勇夫訳 『経営革命(上), (下)』 ティービーエス・ブリタニカ, 1989年
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(7) 鈴木健二 『気配りのすすめ』 講談社, 1982年
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(8) 梅棹忠夫 『知的生産の技術』 岩波新書, 1969年
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(9) デール・カーネギー 『人を動かす』 創元社, 1982年
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(10) 野口悠紀雄 『超整理法』 中公新書, 1993年
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(11) 新改訳聖書刊行会訳 『新約聖書』 日本聖書刊行会, 1970年
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(12) 砂原茂一 『リハビリテーション』 岩波新書, 1980年
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(13) 新開陽一 『近代経済学』 有斐閣大学双書, 1972年
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(14) 春山茂雄 『脳内革命』 サンマーク出版, 1995年
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(15) フランク・ゴーブル 『マズローの心理学』 産能大学出版部, 1972年
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(16) 森山志郎 『歩けた! 手が動いた』 主婦の友出版サービスセンター, 1991年
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(17) 森山志郎 『心が動く-脳卒中片マヒ者, 心とからだ十五年』 荘道社, 2001年
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(18) 笠井雅雄 『暮しのハンドブック』 グループピアズ, 2002年