書籍名 |
心が動く ―脳卒中片マヒ者、心とからだ十五年 |
出版社 |
荘道社
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発行日 |
2001-10-08 |
著者 |
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ISBN |
9784915878299 |
ページ数 |
179 |
版刷巻号 |
初版第2刷 |
分野 |
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閲覧制限 |
未契約 |
私にはこの「障害をもつ私」を「あるがままに」認めて生きることが必要だったのです。(「はじめに」より)
目次
- 表紙
- 監修のことば
- はじめに
- 目次
- 第一章 入院している患者をケアする方々へ
- 絶望のドン底
- 看護婦さんの笑顔で死と向き合っている「生」に気づく
- 希望の灯火を否定しなかった婦長さん
- 自己決定のできる人生
- 元気が出ない理由 - 再発の防止と役割の獲得
- ADLの工夫
- 障害者として生きるには障害の受容が必要とされる
- 価値観、ものの見方
- 人間の潜在能力 - 習字を通じて人の誇りを再発見
- 私にも発達課題がある
- 妻と書いた 『歩けた!手が動いた』 の書評に 「心が動いた」
- 死ぬほど辛い痛みに耐える関節運動
- リハビリ教育の大事さ
- リハビリの本質
- 急性期から慢性期 - 障害の分類
- 患者の心理、家族のかかわり
- 地域の支援システム
- 第二章 中途障害者として発達し続ける
- 発達し続ける私たち
- 疑問の発生
- ライフサイクルから見た中途障害の問題
- 自我同一性
- 人格的活力
- 確認の手探り
- 「分離」ということ
- モラトリアム
- 第二の誕生
- 第三章 克服しなければならないこと
- 発達課題
- 私の課題
- 価値観
- 「今、ここに生きる私」
- 螺旋的に変化する能力
- 障害の受容
- 免疫理論
- トラウマとの関連性
- 自分探しの旅
- 第四章 「歩く」こと
- 寒川神社の砂利道
- 歩けない - 車椅子を楽しんだ時代
- 杖で歩く - 失敗と辛い日々
- 退院して - 装具とともに
- 子どもの歩く姿に感動
- 単位動作の確立
- 歩行システムの回復
- 明日につながる歩き方
- 一日歩かざれば - その効用
- 危険回避能力の養成
- 毎日の安全な歩行のために
- 第五章 「書く」こと
- 習字
- 師匠との出会い
- 左手の工夫
- 初めての作品
- 「弄花香満衣」
- 伊豆の美術館で広瀬淡窓の硯と出会う
- 秀作賞の受賞
- 篆書にも挑戦して世界を広げる
- 字を書く楽しみ
- キーボード
- 情報の整理
- 第六章 障害者の仲間に贈る
- 回復は続く
- オリンピック選手を見て
- 保健婦さん
- 自主グループ
- 常識の落とし穴
- 新しい文化を創る
- リズムは年齢に応じて
- ノーマライゼーション
- 共生する社会
- 日本中の仲間
- 質問に答えて - 役割
- 障害の受容
- 価値観の変換
- 新しい自分と
- 対談 「障害の受容をめぐって」
- 私暦
- 奥付