書籍名 |
コール先生の往診日記II たとえ死に至る病であっても、最期まで人生を肯定する ―それが在宅医療です |
出版社 |
荘道社
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発行日 |
2012-12-05 |
著者 |
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ISBN |
9784915878923 |
ページ数 |
219 |
版刷巻号 |
初版第1刷 |
分野 |
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閲覧制限 |
未契約 |
「在宅医療専門クリニック」を開設して満7年が経ちました。この国では、「死」に対する大きな誤解が存在しているように思えてきました。その誤解を解かなければならないとの思いで、この「往診日記II」を書きはじめました。(「はじめに」より)
目次
- 表紙
- はじめに
- もくじ
- Part1 コール先生の命の現場
- 第一章 マスメディアの取材
- 1 「NHK Eテレ」の取材
- (1) 取材まで
- (2) いざ、取材!
- (3) 放送当日
- (4) 放送が終わって
- 2 「在宅入院救急医が挑む第3の医療 NNNドキュメント'11」(日テレの取材)
- 3 取材された側から取材した側への評価
- 第二章 僕が考える緩和医療・ホスピス
- 1 ある講演会での衝撃
- 2 ある患者さんの死 (1) - 一人暮らしの癌患者さん
- 3 ある患者さんの死 (2) - 自らの死を自己決定
- 4 ある患者さんの死 (3) - 「親父は家族の大切さを教えてくれた」
- 5 在宅医療と緩和ケア
- 6 コールメディカルクリニックが実践する緩和医療 - さまざまな取り組み
- 第三章 在宅医療の未来をめざして
- 1 「開業医=金儲け主義」と思っていた自分が開業医になった
- 2 在宅医療のゴール
- 3 「科学」と「技術」をツールに「ヒューマニティー」をめざす医療の必要性
- 4 在宅医療専門クリニックの将来 (夢)
- 5 「仲間 (スタッフ) 」と共に歩みたい
- Part2 銀球親方の命の現場 ALS闘病手記 「この五年間、私なりに生きてみました」
- 起稿に際し
- 序章 緊急入院そして告知
- 第一章 在宅生活一年目の秋 (平成二十年)
- 1 両肩、両腕の痛み
- 2 嚥下造影検査が終わり…
- 3 五十五歳の誕生日を迎えて
- 4 コール先生からの執筆依頼
- 5 故郷でのお墓参り
- 第二章 在宅生活二年目 (平成二十一年)
- 1 「食欲」と「リスク」は背中合わせ
- (1) ドキュメント 「誤嚥その1」
- (2) ドキュメント 「誤嚥その2」
- 2 父の十三回忌法要
- 3 故郷のお墓の引っ越し
- 4 今年を半分振り返って
- 第三章 『コール先生の往診日記』の出版
- 1 本の出版に向けて
- 2 出版記念パーティー開催
- 3 三人のスピーチ
- 4 パーティーの閉宴が近づき
- 5 本の独り歩き
- 第四章 在宅生活三年目 (平成二十二年)
- 1 肉芽を切除する
- 2 日本ALS協会広島県支部のイベント
- (1) 講演会当日
- (2) 講演会の終了後にインタビュー
- 3 『コール先生の往診日記』は元気です
- 4 新しい経口食材
- 5 在宅生活での小さな相棒
- 6 息子の結婚式
- 7 新しい生命 (いのち) の誕生
- 第五章 在宅生活四年目 (平成二十三年)
- 1 呼吸リハビリの効果
- 2 「三・一一」の教訓
- 3 芸能人がわが家にやって来た
- 4 娘の結婚式
- 5 日本質的心理学会での登壇
- 第六章 在宅生活五年目 (平成二十四年〜)
- 1 意外なところからの依頼
- 2 ALS講演会と交流会
- 終章 私なりに生きた五年間
- 1 喪失からの再生 - こころの再生
- 2 私の趣味は?
- 3 後悔しないためにも
- 4 在宅生活支援の方々
- 筆を措くにあたり
- おわりに
- 奥付