書籍名 |
長崎発 救急車とリハビリテーション ―救急医療から地域ケアへ― |
出版社 |
荘道社
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発行日 |
2000-09-10 |
著者 |
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ISBN |
491587821X |
ページ数 |
229 |
版刷巻号 |
第2版第2刷 |
分野 |
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閲覧制限 |
未契約 |
私が本書に秘めた願いは、救急医療からリハビリテーション、在宅支援とそれぞれの分野で頑張っている人々に自分の分野のみならず、他の領域についても理解を深め、連携の輪を広げていただきたいことです。(「まえがき」より)
目次
- 表紙
- 監修のことば
- まえがき
- 目次
- 第一章 仲間たちへのメッセージ - 新たなチーム医療の発進
- 第二章 脳卒中治療にこそチーム医療を
- 1 脳卒中とは
- 脳卒中とは
- 脳卒中は病気の診断名ではありません
- これだけは伝えてほしい
- 2 誰が脳卒中を治療するのか
- 切り捨ての論理
- 救急とインフォームド・コンセント
- 脳卒中医療のあり方
- 第三章 地域救急医療
- 1 救急室でのチームワーク
- 2 救急隊も医療人
- 救急医療のしくみ
- 救急救命士の誕生
- 救命救急センターと救急病院
- 3 長崎実地救急医療連絡会の発足
- 現場の切実な声
- 新たな芽生え - 「長崎実地救急医療連絡会」誕生
- 実態調査と活動
- 長崎救急医療白書'98から
- 第四章 救急医療とリハビリテーション
- 1 リハビリテーションに出会った
- 2 それでも障害が残る
- リハビリテーションって何?
- 廃用症候群って何?
- 急性期リハビリテーションの立ち上げ
- 3 本当に植物人間か
- 祐君の教え
- 植物人間になるかならないかのはざま
- 五感刺激の大切さ
- 第五章 口のリハビリテーション
- 1 食脳学「脳で食べる」ということ
- 2 口から食べることの大切さ
- 「死んでもいいから食べさせて」
- 若い看護スタッフから学んだこと
- ある歯科医師との出会い
- 3 人間性を獲得するための口腔ケア
- 口から食べられないとどうなるか
- 口腔機能と障害
- 急性期リハビリテーションにおける摂食訓練の位置づけ
- 遷延性意識障害患者に対する摂食訓練の位置づけ
- 脳の欲求の座と医療的栄養管理
- 4 長崎脳卒中等口腔ケア支援システムの誕生
- 5 症例から学ぶ摂食・嚥下障害
- [症例1] 脳幹および小脳梗塞
- [症例2] クモ膜下出血
- [症例3] 脳幹部出血
- [症例4] 左小脳橋角部髄膜腫
- [症例5] 多発性脳梗塞
- 摂食・嚥下訓練の効果
- チームアプローチ
- 第六章 障害から見た坂のまち長崎
- 「閉じこもりゼロ作戦」の始動
- 自立を阻む坂道や階段
- 長崎斜面研究会の誕生
- [対談] 今動く、ボランタリーネットワーク
- あとがきにかえて
- 奥付