書籍名 |
リハビリテーション心理学入門 ―人間性の回復を目指して― |
出版社 |
荘道社
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発行日 |
2002-12-18 |
著者 |
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ISBN |
4915878384 |
ページ数 |
101 |
版刷巻号 |
初版第1刷 |
分野 |
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閲覧制限 |
未契約 |
本書は、受傷後の心の苦しみがどのようなものであり、またそれをどのように緩和するか、リハビリテーション心理学の基本的な事柄について解説したものである。本書に『リハビリテーション心理学入門』という仰々しい題名をつけたのは、そうした方法をリハビリテーション心理学の名称のもとで体系化することを目論んでいるためである。
目次
- 表紙
- 監修のことば
- はじめに
- もくじ
- 第1章 リハビリテーション心理学の歩み
- 1. 欧米 ― とくにアメリカを中心として
- ・第1期 障害受容 (1950年〜)
- ・第2期 悲哀とストレス (1960年〜)
- ・第3期 多様化 (1980年〜)
- 2. 日本
- 第2章 2つの苦しみ
- 1. 自分の中から生じる苦しみ
- 1. ボディ・サイレント (沈黙のからだ)
- 2. 2つの問い
- 2. 他人から負わせられる苦しみ
- 1. 「あっちへ行け」
- 2. われわれではない
- 3. スティグマ (stigma)
- 4. 境界 ―どっちつかず―
- 5. 障害の層別化
- 第3章 障害受容という方法
- 1. 障害受容とは
- 1. 体験者が語る障害受容
- 2. 砂原茂一の障害受容
- 3. 専門用語としての障害受容
- 4. 今日のリハビリテーション心理学における障害受容の位置
- 第4章 緩和を求めて
- 1. 緩和ということ
- 1. 慣れること
- 2. 元気であること
- 3. 自信をもつこと
- 2. 緩和の方法 ― 移り行く視点
- 1. 悲嘆からうつへ
- 2. 自己決定へ
- 3. 個人から集団へ
- おわりに
- 引用・参考文献
- 資料 : 外傷性リハビリテーション患者用MQS
- 奥付
参考文献
おわりに
P.89 掲載の参考文献
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1) Bruyere S : Careers in rehabilitation psychology. Am Rehabil 18 : pp.10-11, 1992
-
2) 南雲直二(著), 大田仁史(監): 障害受容-意味論からの問い. 荘道社, 1998
-
3) 高瀬安貞: 肢体不自由者更生指導の理論と実際. 肢体不自由者更生援護会, 1959
-
4) 高瀬安貞: 身体障害者の心理-厚生とその指導. 白亜書房, 1956
-
5) 上田敏: 目でみるリハビリテーション医学 第2版. 東京大学出版会, 1994
-
6) 上田敏: 障害の受容. 総合リハ 8巻: pp.515-521, 1980
-
7) 養老孟司: ヒトの見方. p.125, 筑摩書房, 1993
-
8) 星野富弘: 愛, 深き淵より. 立風書房, 1984
-
9) 横田整三: 脳卒中リハビリ日記. 朝日新聞社, 1985
-
10) 星野富弘: 愛, 深き淵より. 立風書房, 1984, pp.124-125
-
11) E・キューブラー・ロス(著), 川口正吉(訳): 死ぬ瞬間. p.84, 読売新聞社, 1991
-
12) 遁所彊二: 期待せず諦めず. pp.64-65, 近代文藝社, 1996
-
13) E・キューブラー・ロス(著), 川口正吉(訳): 死ぬ瞬間. p.84-85, 読売新聞社, 1991
-
14) R・F・マーフィー(著), 辻信一(訳): ボディ・サイレント-病いと障害の人類学. pp.138-139, 新宿書房, 1994
-
15) E・ゴフマン(著), 石黒毅(訳): スティグマの社会学-烙印を押されたアイデンティティ. p.15, せりか書房, 1984
-
16) R・F・マーフィー(著), 辻信一(訳): ボディ・サイレント-病いと障害の人類学. pp.175-181, 新宿書房, 1994
-
17) R・F・マーフィー(著), 辻信一(訳): ボディ・サイレント-病いと障害の人類学. pp.178-179, 新宿書房, 1994
-
18) 南雲直二(著), 大田仁史(監): 障害受容-意味論からの問い. 荘道社, 1998, pp.116-117
-
19) 森山志郎(著), 大田仁史(監): 心が動く-脳卒中片マヒ者, 心とからだ15年. 荘道社, 2001
-
20) 砂原茂一: リハビリテーション. pp.131-133, 岩浪書店, 1980
-
21) 森山志郎(著), 大田仁史(監): 心が動く-脳卒中片マヒ者, 心とからだ15年. 荘道社, 2001, p.153
-
22) 砂原茂一: リハビリテーション. pp.ii, 岩浪書店, 1980
-
23) 上田敏: 障害の受容. 総合リハ 8巻 1980
-
24) Dembo T, Leviton GL, et al : Adjustment to misfortune - A problem of social-psychological rehabilitation. Artificial Limbs 3 : pp.4-62, 1956
-
25) 例えば, 小此木啓吾: 対象喪失. pp.32-33, 中公新書, 中央公論社, 1989
-
26) 砂原茂一: リハビリテーション. pp.134, 岩浪書店, 1980
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27) 森山志郎(著), 大田仁史(監): 心が動く-脳卒中片マヒ者, 心とからだ15年. 荘道社, p.100, 2001
-
28) 養老孟司: ヒトの見方. pp.300-301, 筑摩書房, 1993
-
29) 横田整三: 脳卒中リハビリ日記. 朝日新聞社, 1985
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30) 永井昌夫: リハビリテーション心理学. pp.6-7, 記録社リハビリ出版, 1974
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31) 太田仁史: 大田仁史のリハビリエッセンス-芯から支える. 荘道社, 1995
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32) M. ウィンター(著), 桑名敦子(訳): 障害者の独立宣言. 八代英太・他(編): ADAの衝撃. 学苑社, 1992
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33) 星野富弘: 愛, 深き淵より. 立風書房, 1984
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34) 青木緑子: 「24時間ケア」から解放されなければ. 在学患者・家族の会ゆずりはの会(編): 在宅介護手記集手ぬきでドンマイ! pp.55-61, 桐書房, 1996
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35) 尾山力: 痛みとのたたかい. 岩波書店, 1990
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36) R・F・マーフィー(著), 辻信一(訳): ボディ・サイレント-病いと障害の人類学. p.18, 新宿書房, 1994