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書籍詳細

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書籍名 実技・終末期リハビリテーション
出版社 荘道社
発行日 2003-10-08
著者
  • 大田仁史(監修・著) 伊藤直栄(監修・著) 真寿田三葉(著)
ISBN 9784915878398
ページ数 104
版刷巻号 初版第2刷
分野
閲覧制限 未契約

人生の週末、生の終焉が非人間的であるのは悲しいし、そうであってはならない。本書では終末期リハのあり方や、そこに至る迄に何が必要であるか、そのプロセスを問い、わかりやすく解説している。

目次

  • 表紙
  • はじめに
  • もくじ
  • 第I章 思想と手法の概略
    • [1] リハビリテーション医療・ケアの流れ
    • [2] 終末期リハビリテーションの定義
    • [3] 手法の概略
    • [4] リハビリテーション医療と福祉 (介護) との接点
    • [5] 有終の美を飾るために
  • 第II章 終末期に関わる際の配慮
    P.10閲覧
    • [1] 心理面
      • 1) 孤独感を与えない
      • 2) 相手に「共感」する姿勢
      • 3) 相手への気配り
    • [2] 身体面
      • 1) リスク・疲労を考慮しながら, その人の最大限の能力を引き出す
      • 2) 苦しい症状を予防および緩和する技術が必要
  • 第III章 終末期における目標と実践
    P.13閲覧
    • [1] 清潔を保つ
      • 1) 皮膚の状態の確認
      • 2) 皮膚の清潔を保つ
      • 3) 皮膚のケア
      • 4) 背中のケア
    • [2] 不動による苦痛の解除
      • 1) 安楽な姿勢とは
      • 2) 体位変換のポイント
    • [3] 不作為による廃用性症候群の予防
      • 1) 関節拘縮の予防
      • 2) 筋萎縮の予防
      • 3) 骨粗しょう症の予防
      • 4) 褥瘡の予防
    • [4] 関節の著しい変形拘縮の予防
      • 1) 四肢の運動
      • 2) 頭頸部・体幹の運動
    • [5] 呼吸の安楽
      • 1) 呼吸がしやすい姿勢
      • 2) 呼吸法 (口すぼめ呼吸と腹式呼吸)
      • 3) 呼吸介助手技
      • 4) 排痰の促進
      • 5) 咳の止め方
      • 〔参考〕 聴診
    • [6] 可能なかぎりの経口摂取
      • 1) 食事の姿勢
      • 2) 咀嚼・嚥下のための口腔機能の維持
      • 3) 口腔内の衛生状態を保つ
    • [7] 尊厳ある排泄方法の確保
      • 1) 座位の練習
      • 2) 立位の安定
    • [8] 家族へのケア
  • 第IV章 終末期における住環境
    P.76閲覧
    • [1] 静かで落ち着いた環境
    • [2] 部屋の条件
    • [3] 寝具の条件
  • おわりに
    P.79閲覧
  • 引用・参考文献
    P.81閲覧
  • 資料
    P.83閲覧
  • 索引
    P.91閲覧
  • 奥付

参考文献

おわりに

P.81 掲載の参考文献

  • 1. 大田仁文: 終末期リハビリテーション-リハビリテーション医療と福祉との接点を求めて. 荘道社, 2002
  • 2. 花山勝友: 往生要集. 徳間書店, 1972
  • 3. 源信: 往生要集(巻中) 日本思想体系 6. 岩波書店, 1970
  • 4. 神居文彰, 田宮仁・他: 臨終行儀-日本的ターミナルケアの原点. 渓水社, 北辰堂, 1993
  • 5. 大田仁文: 改訂 介護予防-なるな寝たきり, つくるな寝たきり. 荘道者, 2003
  • 6. 大田仁文: 地域リハビリテーション原論(ver2). 医歯薬出版, 2002
  • 7. 村井淳志: 高齢者の終末期医療. 日老医誌 37: 175-181, 2000
  • 8. 横内正利: 高齢者の終末期とその周辺. 社会保険旬報: 13-19. 1998
  • 9. 砂原茂一: リハビリテーション. 岩波新書, 1980
  • 10. 大田仁史: 思想としての終末期リハビリテーション. 訪問看護と介護 5(12): 968-972, 2000
  • 11. P. シンガー(著), 山内友三郎・塚崎智(訳): 実践の倫理. 昭和堂, 1991
  • 12. 伊藤直栄: 末期がん等の呼吸困難に対する肺理学療法. ターミナルケア 2: 512-514, 1992
  • 13. 有働尚子: 腹臥位療法とは: 作用機序, 効果・効用および科学的根拠. 看護学雑誌 63(11): 1004-1015, 1999
  • 14. 大田仁史: 福祉領域リハビリテーションケアの普及を. 看護支援専門員 9(2): 2002
  • 15. 大田仁史: 終末期リハビリテーション. 現代のエスプリ 430: 95-102, 2003
  • 16. 谷荘吉: 末期患者の臨床と問題点-自験例63例の分析による内科医の反省. 病院 37(8): 1978
  • 17. 井口恭一: 絵で見る寝たきり防止-ケアとトレーニングの実際. メジカルフレンド社, 1990
  • 18. 伊藤直栄: 肺理学療法の理論と実際. 看護実践の科学 12(12): 看護の科学社, 1987
  • 19. 工藤翔二・他: チーム医療による在宅酸素療法の実際. 文光堂, 1998
  • 20. 田中弥生: 高齢者の介護-食べさせ術. 講談社, 1998
  • 21. 藤島一郎: 口から食べる嚥下障害Q&A. 中央法規, 1995
  • 22. 鎌倉やよい: 嚥下障害ナーシング. 医学書院, 2000
  • 23. 玉垣均: 寝たきりにさせないリハビリ介護術-生活を作る, 支える, 取り戻す. プリコラージュ, 1999
  • 24. 波多野直: トランスフアー技術の再考. 日本リハビリテーション病院・施設協会誌: 2002-2003
  • 25. 今村敏治: 絵で見る高齢者の在宅リハ. 医学評論社, 2001
  • 26. 林泰文史: 日常生活指導のためのリハビリ・テクニック. 文光堂, 2001
  • 27. 日常ケア研究会: 日常ケアを見直そう, 医学書院, 1987
  • 28. 中村美知子・他: リハビリテーションとケア. インターメディカ, 2002
  • 29. アリソンチャールズ・エドワーズ(著), 季羽倭文子(監訳): 終末期ケアハンドブック. 医学書院, 1993
  • 30. 上田慶二・他: 老年者の看護とターミナルケア. メジカルビュー, 1993
  • 31. 大友英一: よくわかる老年者のケア. 金原出版, 1998
  • 32. 谷本晋一: 呼吸不全のリハビリテーション. 南江堂, 1996
  • 33. 石原恒夫 監修: CDによる聴診トレーニング 呼吸音編. 南江堂, 1993