書籍名 |
大田仁史講演集(7) かばい手の思想 ―共に生きることへの誠意― |
出版社 |
荘道社
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発行日 |
2010-12-27 |
著者 |
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ISBN |
9784915878831 |
ページ数 |
135 |
版刷巻号 |
初版第1刷 |
分野 |
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閲覧制限 |
未契約 |
強者と弱者が共存するために、どうしたらいいのか、地球環境を守るには…。かばうという発想の本質をみつめ、21世紀を共に生き延びる方法をさぐる。
目次
- 表紙
- 序にかえて
- もくじ
- [第一部] かばい手の思想-共に生きることへの誠意
- 1 相手を気遣う気持ち
- トマトの慎み
- 場を奪ってはいけない
- 歩道の自転車
- 場にそぐわない
- 空間を奪う
- 講演会での携帯電話
- 「バラの空間」
- 大家族の家と満員電車
- 2 リハビリテーションという言葉
- 介護予防という概念
- リハビリテーションの定義
- 多田富雄先生の 「寛容の世界」
- 「二つの苦しみ」
- 自分の立ち位置が見えた
- 「他人に苦しめられる苦しみ」 とは何か
- 物理的バリア
- 制度的バリア
- 文化・情報のバリア
- 意識的(心の)バリア
- バリアを少しでも減らす努力
- 「自分の中から出てくる苦しみ」
- 七つの心
- うっかり八兵衛
- 老いることは自分も弱者になること
- すべての人は強者になりえぬこと
- 強者同士は互いを受け入れにくいこと
- 弱者なしでは他者への思いが育まれないこと
- 社会は他者への思いの重なりでなっていること
- 3 医学の進歩、その 「光と影」
- 近代医学とリハビリテーション医学
- 障害者の存在
- どくだみの花
- 詩集 『病者・花』
- 障害の意味を深めるのも、共に生きることへの誠意
- カナリヤ
- 4 満員電車の中では暮らせない
- 車いすを押すと人はやさしくなる
- 再び、情緒的支援ネットワーク尺度をお借りして
- [第二部] 基調講演 「じょっぱり隊は何を教えたか」
- 学ぶとは変わること
- バラの空間
- あなたは 「バラの空間」 を感じるか
- なぜ、バラの空間なのか
- 日常にある空間の争奪
- バラは空間を奪わない
- 「ねぶた」 と 「じょっばり隊」
- 地域リハビリテーションとは地域が変わること
- 他人に苦しめられる苦しみ
- 共に行動することの意味
- 四つのバリアを少なくする活動
- 専門職が地域で活動する意味
- 七色のパンツ
- あとがき
- 奥付