書籍名 |
大田仁史講演集(6) 地域リハビリテーションの本質 ―地域をネットワークで変える― |
出版社 |
荘道社
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発行日 |
2010-06-05 |
著者 |
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ISBN |
9784915878787 |
ページ数 |
123 |
版刷巻号 |
初版第1刷 |
分野 |
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閲覧制限 |
未契約 |
この講演は、茨城県地域リハ支援センター(県立医療大学付属病院)が主催して行われた、茨城県地域リハビリテーション・アドバイザー養成事業カリキュラムの番外の講演会記録である。
目次
- 表紙
- はじめに
- もくじ
- プロローグ
- 第一章 限りなく生まれるニーズを汲みとる
- 1 地域リハに関連する主な要因
- 2 地域のリハ・ニーズ
- どのような人も幸せを求めて努力している
- チームをつくり、ネットワークで支える地域ケアシステム
- 障害者にとって地域はニーズの海
- リハ・ニーズの発生場所
- 二つの苦しみ
- 「四つのバリア」 が障害者を苦しめる
- 第二章 活力あるネットワークを求めて
- 1 地域リハ活動の推進のために
- 大切な基本的姿勢の共有
- ニーズを探る
- 最期までかかわる
- 地域のリハ力・福祉力
- 2 「連携」 とは何か
- 3 連携のための条件
- 資源
- 調整者 (コーディネーター)
- 仲間内から理念の浸透を図る
- 基本を考えるゆとり
- 保健や福祉との連携
- 4 地域リハにおける連携を進めるために
- 大切なリハの 「そもそも論」
- どのような人も見捨てない
- 専門職のかかわりには濃淡がある
- 具体的連携の目的
- 職種間の谷間のニーズ
- 5 地域リハ活動はシステムづくりが重要
- 連携のために必要な定義の確認
- 考え方の共有
- 流れの後になると注文が多くなる
- 人の最期をリハの視点で考えられるか
- よいとこ取りのリハと言われないために
- 送り手と受け手
- 双方に得手・不得手がある
- 「送ってやれやれ」 と 「あれこれ注文」
- 書類が伝える限界
- 会うことの意味
- 双方にゆとりが必要
- 第三章 リハカのある地域へ ― 住民のリハ・リテラシーを高めるのが基本
- 1 地域社会のリハ力の向上
- 必要なリハ資源があること
- 専門の一定の技術と思いがあること
- 資源のつながりがあること
- 一般に理解されていること
- 当事者とつながりがあること
- 2 活動の基本と専門職
- 住民が住民を育てるシルバーリハビリ体操指導士養成事業
- リハ専門職が病院に封じ込められている
- 効率が悪い不特定多数への啓発活動
- 3 専門職能の仕事
- 第四章 障害で崩れゆく地域生活の縁
- 地域生活と四つの縁
- ネットワークという考え
- おわりに
- ■追補 ― 「連携」 について
- あとがき
- 奥付