書籍名 |
大田仁史講演集(3) 介護予防と終末期リハビリテーション |
出版社 |
荘道社
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発行日 |
2009-05-28 |
著者 |
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ISBN |
9784915878695 |
ページ数 |
108 |
版刷巻号 |
初版第1刷 |
分野 |
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閲覧制限 |
未契約 |
本講演集は、2008年5月24日、25日に茨城県立県民文化センター(水戸市)で開催された、第57回日本理学療法学会での講演内容に一部加筆、修正したものです。
目次
- 表紙
- もくじ
- 1 超高齢社会をどう乗りきるか
- 介護予防という概念
- 団塊の世代から上の人の問題
- 老人ホームに入れない
- 提案 ― 廃校・空き教室の積極的活用
- 人口 「ピラミッド」 図
- 自助・共助にも限界
- 頑張る高齢者
- 介護保険法第四条 「国民の努力及び義務」
- 介護予防の基本は食事と運動
- 予防型システムの欠陥
- 2 双方向からの検証
- 両手のない老人
- 双方向からの検討が必要
- 歳とともに能力が低下するのは当然
- 右肩上がりの評価はなじまない
- どこからか別の評価が必要になる
- 最終的にはご遺体のあり様で評価する
- 減点死体
- 「尊厳を支えるケア」 とは
- 虐待から見るとよくわかる尊厳
- 介護とリハビリテーション
- 誰も切り捨てない、最期まで看るという確認
- 「こんな姿に誰がした」
- 草加煎餅を食べた
- 納棺に特別な処置とは
- お棺は意外に狭いのだ!
- 3 尊厳を守る二つの線
- 主体的な生活を送れない人
- 身体として人間らしくあること
- 大切な二つの線
- 守るも攻めるもこの一線
- 「寝ている」 と 「座っている」 ことの違い
- 座って往生するくらいの気合
- 越えねばならぬこの一線
- まず座位をとらせる
- 重要な背もたれなしでの座位保持
- 立って移乗
- しがみついて立っていられれば旅行ができる
- 尊厳を守るにはここまでやる
- 最期までしっかり看る決意
- 4 終末期リハビリテーション
- 「水際作戦」 のいい加減さ
- 「終末期リハビリテーションは考えていない」
- 開いた口が塞がらない
- ハビリスを吟味する
- 終末期リハビリテーションの定義
- 死体と遺体
- 終末期リハビリテーションの具体的な手法
- 死に場所はどこ?
- 一〇〇 - 一 = ○の数式
- きれいな遺体でありたい
- あとがき
- 奥付