書籍名 |
脳波と精神神経症状 |
出版社 |
中山書店
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発行日 |
2012-08-31 |
著者 |
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ISBN |
9784521735351 |
ページ数 |
231 |
版刷巻号 |
初版第1刷 |
分野 |
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シリーズ |
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閲覧制限 |
未契約 |
最近の精神科では脳波が重用されることは少なくなったが,1950年代,文系の出自をもつ著者は,その後医学部に進み,皮質下の「波の深部」と表在の「さざ波」との関連にロマンを感得し,いつしか惹かれるようになる.本邦初と思われる挿間性の意識混濁に一致する両側性棘徐波の連続性出現をみた症例との出会いにより,臨床脳波学をライフワークとするに至った著者が「脳波」とともに歩んだ50年をふり返る.
目次
- 表紙
- 自序
- 凡例
- 目次
- 序章
- 第一章 てんかん・精神疾患と脳波 (総論)
- 第二章 精神疾患と脳波異常-疾患別発作波発現の頻度
- 第三章 非定型精神病とてんかん性要因
- 第四章 てんかんと精神症状
- 第五章 汎性両側同期性棘徐波複合の頻回かつ持続性出現に伴う臨床症状
- 第六章 欠神発作 (小発作) 重積状態と複雑部分発作重積状態の鑑別-非けいれん性重積状態
- 第七章 臨床脳波学からみた棘徐波の性状
- 第八章 連続性焦点性発作波
- 第九章 昏迷と意識変容
- 終章
- 奥付