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書籍詳細

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書籍名 輸液・静脈栄養の管理の実際とコツ カテーテル・ポート・輸液組成から感染対策まで
出版社 フジメディカル出版
発行日 2012-09-01
著者
  • 井上善文(著)
ISBN 9784862700421
ページ数 170
版刷巻号 初版第1刷
分野
閲覧制限 未契約

本書は、静脈栄養管理を正確かつ安全に行うためのバイブルとも言え、適切な栄養管理を志す医療人には必読の書となることを確信している。

目次

  • 表紙
  • 推薦のことば
  • はじめに
  • 目次
  • 1. カテーテルの分類
    P.14閲覧
    • 末梢静脈カテーテルの分類と使い分け
    • 中心静脈カテーテルの種類
    • 短期留置用カテーテルとは
    • 短期留置用カテーテルの挿入方法
    • 中心静脈カテーテル挿入経路とカテーテルの選択
    • 中心静脈カテーテルの使用目的とカテーテルの選択
  • 2. closed systemについて
    P.20閲覧
    • 輸液ラインの接続方式
    • 輸液ラインの接続方式と感染率
    • closed systemとは
    • closed systemの利点
    • closed systemの問題点
    • closed systemのもう一つの問題点
    • オス側、あるいはメス側が汚染していたう感染する?
    • closed systemの正しい使い方
    • まとめ
  • 3. 輸液の投与量・投与速度の決定
    P.27閲覧
    • 輸液の投与量・投与速度
    • 水分量のバランスとその計算方法
    • 輸液の投与量決定方法
    • 予定投与量と輸液パックの量の関係
    • TPNの投与量と輸液バッグの量
  • 4 輸液ライン中の気泡
    P.33閲覧
    • 血管の中に空気が入ると
    • 輸液ライン中の気泡の量
    • 輸液ラインの気泡の長さが何cmだと危険?
    • 輸液ライン内に空気が混入する要因
    • フィルターや輸液ポンプ
    • 気泡があれば除去する
  • 5. 輪液ラインにフィルターは必要?
    P.38閲覧
    • フィルターの機能
    • 中心静脈輸液ラインにフィルターを組み込むべきか?
    • 末梢静脈ラインにもフィルターが必要か?
    • 理論的にはPPNの輸液ラインにフィルターを使うべき!
    • フィルターとclosed systemは関係ない
    • カンジダは0.2μmのフィルターを貫通する
    • 非対称膜から構成されているフィルター
    • まとめ
  • 6. 輸液剤の使い分け
    P.45閲覧
    • 輸液剤の分類
    • 輸液剤の種類
    • 輸液剤の使い分け
    • 末梢静脈栄養を行うための輸液剤
    • 乳酸と酢酸のどちらが有利か
    • 輸液と静脈炎
  • 7. ドレッシング管理のコツ
    P.51閲覧
    • 中心静脈カテーテル挿入部の選択
    • 中心静脈カテーテル挿入部の消毒方法
    • ドレツシンク材の選択
    • ドレツシング交換の頻度
    • ドレッシング管理は誰が行うべきか
    • ドレッシング貼付方法のコツ
  • 8. 安全な側注方法
    P.57閲覧
    • 安全な側注方法
    • TPNだけを行っている場合
    • 針刺しのリスクの低減
    • 集中治療の場での側注方法
    • 脂肪乳剤の側注方法
    • 側注として輸血を行ってもよいのか?
    • どうしても三方活栓を用いて側注したい場合
    • とにかく、側注はできるだけ行わない方がよい
  • 9. 輸液ラインの交換頻度
    P.63閲覧
    • 輸液ラインの交換頻度
    • 末梢静脈輸液ライン
    • 中心静脈輸液ライン
    • 側注用輸液ラインの交換
    • 脂肪乳剤の側注
    • TPN患者の入浴の際の輸液ライン
    • 推奨する輸液ラインの交換頻度
  • 10. PICC
    P.70閲覧
    • PICCの基礎知識
    • 肘から挿入するPICC
    • 肘PICCの挿入方法
    • 肘PICCの合併症と管理上の問題
    • 上腕PICC
    • 上腕PICCの挿入方法
    • 上腕PICCの管理方法
  • 11. ヘパリンロック
    P.78閲覧
    • なぜ、生食ロックが話題になったのか
    • ヘパリンロックか生食ロックか
    • ヘパリンロックと生食ロックのカテーテル開存率は同じ?
    • 陽圧ロックをすればカテーテル内に血液は逆流しないのか?
    • ヘパリンロックではHITの危険性がある?
    • 病院経営上は安価な生食ロックの方がよいけれど
    • ヘパリンロックは感染しやすい?
    • 中心静脈カテーテルでは生食ロックは行うべきではない
  • 12. 静脈栄養輸液製剤の組成・投与量についての基本的な知識と考え方
    P.86閲覧
    • 炭水化物、脂肪、タンパク質が発生する熱量
    • 静脈栄養輸液製剤の組成の解析
    • 脂肪乳剤の熱量はどう計算する?
    • 高カロリー輸液の組成は体重を基準に計算する
    • こんなややこしいことを考える必要はないのでしょうか
  • 13. ポート : totally implantable central venous access portについて
    P.92閲覧
    • ポートとは
    • ポートの適応
    • ポートの合併症
    • ポートを安全に使用するためのコツ
  • 14. カテーテル挿入時の高度バリアプレコーション
    P.98閲覧
    • 高度バリアプレコーションとは
    • 高度バリアプレコーションは本当に有効?
    • 高度バリアプレコーションをやらないドクターがいる
    • 病棟の看護師にはガウンの着せ方を完壁にマスターしてほしい
  • 15. 不必要に長い針を使っていることが「針刺し」の原因
    P.104閲覧
    • 現在使用されている注射針の長さ
    • 注射針はどのような時に使う?
    • 現在使われているような長い針は必要?
    • 注射針による針刺し事故を防止するために
    • 短い針を使えば針刺しのりスクは確実に低下する
  • 16. 末梢静脈栄養法PPNと末梢静脈輸液
    P.110閲覧
    • 末梢静脈へのカテーテル挿入
    • 末梢静脈輸液と末梢静脈栄養
    • 末梢静脈ラインのへパリンロックはダメ?
    • まとめ
  • 17. 中心静脈カテーテル先端の適正位置
    P.117閲覧
    • TPN施行時にCVC先端を中心静脈内に位置させる理由
    • 中心静脈栄養や中心静脈カテーテルの「中心静脈」はどこにある?
    • さまざまなカテーテル先端位置異常
    • カテーテルの先端位置異常が起こるとどうなるのか
    • CVC先端が適正位置にない場合の輸液管理方法
    • まとめ
  • 18. 中心静脈カテーテルは定期的に入れ換える必要がある?
    P.126閲覧
    • なぜ「CVCは定期的に入れ換えるべき」という考え方があるのか
    • CVCは定期的に入れ換えるべきなのか?
    • 一定期聞が経過したらCVCを入れ換える方がよい場合もある?
    • 長期留置用カテーテルの場合は?
    • まとめ
  • 19. 本格的な在宅静脈栄養の実施方法
    P.132閲覧
    • まずは用語から
    • HPNの適応は?
    • HPNに用いるカテーテルは?
    • 輸液はどうする?
    • トラブルは起こらないのか?
    • カテーテル感染が起こった場合はどうする?
    • カテーテル感染予防対策
  • 20. 高カロリー輸液のキット製剤について
    P.138閲覧
    • 栄養管理とは
    • 高カロリー輸液キット製剤 : 開発の歴史と問題点
    • 可能な限り完全に近い静脈栄養の実施方法
    • 適正なTPN管理を行うために
  • 21. 上腕ポートについて
    P.144閲覧
    • 上腕ポートとは
    • 上腕ポ卜を考案した経緯
    • 世界で最初に上腕ポートを留置した患者さん
    • 上腕ポート留置方法
    • 上腕ポートの弱点
    • 上腕ポートの使用状況
  • 22. CRBSI予防対策は当然のこととして実施されていなければならない!
    P.150閲覧
    • CRBSIとは
    • 医師たちのCRBSIに対する考え方
    • 看護師としてどのように対応すればよいのか
    • CRBSI予防対策は何のために行うのか
  • 23. 本物のNSTとは
    P.156閲覧
    • もともとNSTは安全なTPNを実施するために設立された
    • 現在のNST活動
    • NST活動の功罪
    • 本物のNST活動とは
    • 今後のNST活動の発展に向けて
  • 24. 栄養管理の重要性
    P.162閲覧
    • 輸液管理とリスクマネジメン卜
    • 栄養管理レベル
    • 大事な患者さんへの栄養管理はどうする?
    • 栄養管理の重要性
  • 著者プロフィール
  • 奥付