書籍名 |
がん患者は家に帰ろう |
出版社 |
エピック
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発行日 |
1998-05-15 |
著者 |
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ISBN |
491519776X |
ページ数 |
201 |
版刷巻号 |
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分野 |
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閲覧制限 |
未契約 |
今や、三人に一人ががんで死を迎える。克服よりもがんとの「共生」を図る時代が到来した。自分こそが、主治医であるという意識を強くもって、専門病院で自分が望む手術や治療をやってもらったら、あとは家に帰ろう。在宅療養と在宅死を分かり易く語る遺族の手記四編を含む。
目次
- 表紙
- はじめに
- 目次
- 一章 がん患者と在宅ケア
- ◇ なぜ、がん患者にとって在宅療養なのか
- ◇ 在宅ホスピスケアの希望者が増えてきた
- ◇ がんの種類と在宅療養
- ◇ 在宅療養の期間
- ◇ がん以外の療養期間と比べてみると
- ◇ 療養期間が短いことの意味するもの
- ◇ 日常生活はどう維持されたか
- ◇ 痛みのコントロールはどうだったか
- ◇ 途中で入院となった理由は
- ◇ 訪問活動の範囲はどうなっている
- 二章 在宅ケアの実際
- ◇ 青山智子さん・勝己さんの場合
- ◇ 在宅療養を振り返って
- ◇ 遺族へのアンケート
- ◇ 在宅療養では静脈栄養(輸液、点滴)をどうしよう
- ◇ 少しでもおいしく食べる工夫を
- ◇ 痛みのコントロールとモルヒネ剤の利用
- 三章 市民とつくるターミナルケア
- ◇ 「往診日記」より
- ◇ 病歴カードの作成
- ◇ さかんになった在宅療養
- ◇ 播磨ホスピス・在宅ケア研究会の誕生
- ◇ 市民とともに死への道のりを考える
- ◇ 市民とともにホスピス症例検討会
- ◇ ボランティアが在宅療養の支援に出かけていく
- ◇ ボランティアグループ「ひだまり」学習会
- ◆ ボランティアの手記「ホスピスボランティアで学んだこと」
- 四章 がんと死を考える
- ◇ 自分自身の人生を生きるために
- ◇ 進行がんで専門医療機関に望まれることは
- ◇ がん告知についての私の思い
- ◇ 死に至る道程は
- ◇ 「高瀬舟」と安楽死
- ◇ 末期がんの苦痛からの解放
- ◇ モルヒネ剤による鎮痛効果
- ◇ セデーションの活用
- ◇ 江戸時代と現代の違い
- ◇ しかしながら、新たな「安楽死」の求めが!
- ◇ かかりたくない「恐い」病気は
- ◇ 今後のがん対策はどうなる
- ◇ がん患者は家に帰ろう
- ◇ 在宅での療養を実現するには
- あとがき
- 奥付