書籍名 |
阪神大震災食のSOS ―被災地芦屋の食の記録 |
出版社 |
エピック
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発行日 |
1996-01-17 |
著者 |
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ISBN |
4915197522 |
ページ数 |
209 |
版刷巻号 |
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分野 |
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閲覧制限 |
未契約 |
この本は、芦屋地区に勤務ないし在住する栄養士が中心チなって、地震災害にどのような形で取り組み、どのように対処したかを記録したものであり、将来も必ず起こり得る災害を最小限にとどめるためにも、生きた教訓として後世に残したいと作成したものです。(はじめにより)
目次
- 表紙
- はじめに
- もくじ contents
- 第1章 避難所の食
- あの日市民は
- 二万人の胃袋-行政の被災者支援
- 1 二万人の胃袋
- 2 「温かいものが食べたい」 - 避難所での巡回栄養相談から
- 炊き出し - 民間支援と被災者自治
- 1 マスコミ報道のトリック-炊き出し道具と食材
- 2 地域の人々の活躍
- ○ 浜風小避難所の炊き出し隊
- ○ 地域の人々のために
- 3 各地からの救援
- 4 食は国境を越えて
- 5 小規模な避難所への配食
- 6 食の自立に向けて
- 7 炊き出しの中身拝見
- 8 一緒に食べよう-食はコミュニケーション
- 第2章 集団給食施設の食
- 集団給食施設の被災
- 病院
- 1 震災時の病院給食の対応について
- 2 緊急時の対応を考える
- 3 その時の病院給食
- 4 「今時の若い者は」なんて言わせないぞ!
- 5 被災病院への援助の実態
- 6 大震災を振り返って
- 福祉施設
- 1 大きな被害の中で
- 2 緊急入所に対応して
- 3 お弁当に変わった保育所給食
- ○ 保育所への炊き出しボランティア
- ○ 震災と子供たち
- 学校
- 1 待ち望まれた小学校給食の再開
- ○ 完全給食に戻るまで
- ○ 「食べられるだけで幸せや」 - 芦屋市立小学校給食
- 2 兵庫県警察学校の給食
- 事業所
- 第3章 弱者たちの食
- 1 食の弱者たち
- 2 震災時における高齢者の食事に思う
- 3 取り残された人々
- 4 食は身体への糧
- 5 弱者へのボランティア活動
- 6 震災と食事療法-震災直後の現場の風景
- 7 仮設住宅を訪問して - 巡回栄養指導より
- 8 芦屋市仮設住宅での料理教室
- 9 胃袋その後-その後の行政での被災者支援
- 第4章 災害時の食と街づくり
- 非常時の食の分析
- 1 災害時の食問題を考える
- 2 非常時の地域における食生活問題解決への提言
- 3 「この食事もう飽きたわ」から考える
- 栄養士の立場から
- 1 栄養士としてどうすればよかったか
- 2 病院栄養士の立場から
- 3 職種や職域のワクを越えたつながりを
- 4 災害と栄養士活動
- 5 ボランティア活動に思うこと
- 災害時の食と街づくり
- あとがき
- 災害と食の会会員一覧
- 参考文献
- 奥付