書籍名 |
母と子の面接入門 |
出版社 |
クオリティケア
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発行日 |
2008-08-15 |
著者 |
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ISBN |
9784904363027 |
ページ数 |
191 |
版刷巻号 |
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分野 |
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閲覧制限 |
未契約 |
本書を書きあらわし、刊行されてからほぼ20年という歳月が経ちました。加筆も修正も削除も行わず復刊の名の通りそのままの形で再び世に送り出すことにしました。(母と子の面接入門その復刊に寄せてより)
目次
- 表紙
- 母と子の面接入門 その復刊に寄せて
- はじめに
- 目次
- 第1部 面接の基本
- 第1章 面接者
- 1. 面接者に適・不適があるか
- 2. 特定の臨床理論, 技法をもつこと
- 3. その人らしい面接―フレッシュマンとベテランの臨床家
- 4. 面接に相性はあるか
- 5. 面接者の価値観・人生観
- 6. 面接者の成長, 変化
- 第2章 面接とは
- 1. 面接における信頼関係―大丈夫
- 2. 面接における温かさ―越えるのはあなた
- 3. 面接における自然さ―大きな秩序
- 4. 面接で何もしないこと, 何かがおこること
- 5. ときのもつ力―ときのプレゼント
- 6. 子どもと関わる態度
- 事例 18歳 女子 意欲がない
- 事例 6歳 女児 被虐待児
- 事例 7歳 女児 遊びの一場面から
- 事例 16歳 女子 ヒステリー
- 7. 面接者の言葉, 表情, 行動, 仕草
- 事例 15歳 女子 不登校, 自傷行為
- 事例 4歳 男児 チック(母親面談)
- 8. 面接者が自発的に話すことの要点
- 9. 子どもの面接における言葉のやりとり, 語化
- 事例 16歳 女子 不登校
- 事例 4歳 女児 友達と遊べな
- 10. 遊ぶこと
- 11. 居場所
- 第2部 面接の実際
- 第1章 面接の構造と働き
- 1. 面接を受ける人
- 2. 臨床の場
- a. その特別なときと場と人
- b. 面接―いつ, どこでも―
- 3. プレイルームの意味
- 4. 遊具のもつ意味
- 第2章 面接のすすめ万の基本
- 1. 面接の導入
- a. 面接が始まる前に
- b. 初回面接
- 事例 6歳 男子 チック
- 事例 12歳 女子 不登校
- 2. 面接を担う人たち
- a. 母親と面接者
- 事例 小2 男子 抜毛
- 事例 16歳 女子 抑うつ状態
- b. 子どもと母親面接者
- 事例 2歳 女子 言葉に遅れがあり, 恐怖心が強い
- c. 母親と子どものセラピスト
- 事例 17歳 女子 身体の各部の痛み
- 事例 9歳 女子 不登校
- 事例 5歳 男児 発達障害
- d. セラピストと面接者
- 事例 5歳男児と不安神経症の母親 セラピストと面接者の話し合い
- 3. 面接の条件が変わったら
- a. 母と子と一人のセラピスト
- b. 兄弟がきたときの面接
- c. 子どもが来室しない場合―訪問面接
- 事例 14歳 男子 不登校
- 事例 14歳 男子 微細脳損傷
- 4. これからの面接に
- 第3章 面接を支える裏方の働き
- 1. 観察室の役割―基礎訓練と縁の下の力もち
- 2. カンファレンスの役割―面接者の変化
- 事例 4歳 男児 被虐待児 カンファレンス
- 事例 4歳 女児 被虐待児 カンファレンス
- 第3部 このようなとき, どうするか―ある面接場面でのHow To―
- 第1章 プレイのなかで
- 1. 運動遊び―単なる発散にすぎないようなときどうするか
- 事例 7歳 男児 落ち着きがなく学校での不適応(自閉的傾向と兄と来所)
- 事例 6歳 男児 学習障害児
- 2. 破壊, 攻撃的行動にはどうすればいいのか
- 事例 9歳 男子 落ち着きがない, 友達と遊べない
- 事例 15歳 女子 精神発達遅滞
- 事例 9歳 男子 登校拒否
- 事例 6歳 女児 落ち着きがない
- 事例 3歳 男児 登園拒否
- 3. 同じプレイが続く, 同じ話の繰り返しのとき
- 事例 6歳 女児 場面緘黙児の母親面接
- 事例 4歳 男児 自閉的傾向
- 事例 9歳 男子 固執性が強く遊びが広がらない
- 4. プレイが共感しにくいとき
- 事例 9歳 女子 不登校
- 事例 11歳 女子 精神病的状態
- 事例 6歳 女児 チック
- 5. 身体接触を求めてきたら
- 事例 2歳9か月 男児 自閉的傾向
- 事例 4歳 男児 自閉的傾向, 精神発達遅滞, 母子同室面接
- 6. ゲームのルール違反をしたらどうするか
- 事例 4歳 男児 過食, 異食, 乱暴な行動, おもらし, おねしょ
- 7. 能力差のでるゲームのとき
- 事例 11歳 男子 話し始めるときことばがつまる, チック
- 8. おもちゃやお菓子をもってきたら
- 9. おもちゃをもち帰ろうとしたら
- 事例 7歳 男児 精神発達遅滞, 食事をあまりとらない
- 事例 5歳 女児 円形脱毛症
- 10. 贈り物をもってきたとき
- 第2章 面接のなかで
- 1. 難しい面接
- a. 大変な人, 難しい人, にっちもさっちもいき難い人の場合
- 事例 14歳 女子 不登校, 家庭内暴力, 11歳より母親面談
- 事例 9歳 女子 場面緘黙
- b. 何をいいたいのか, 何をいっているのかよくわからない, 筋がたどれない, 文脈がおえないとき
- c. 問題行動, 症状が消腿し, しかし基本的に変化がなく高原状態が続くとき
- d. 親が子どもの障害を認めること, 受け入れ, 引き受けること
- 事例 2歳 女児 自閉症
- 事例 6歳 男児 母親の養育不安
- e. 面接での沈黙の過ごし方
- 事例 22歳 男性 自殺念慮
- 事例 14歳 女子 不登校・拒食傾向
- 事例 4歳 男児 ことばの遅れのある男児の母親面接
- 2. 面接の1セッションを生かすために
- a. 重要と思われるテーマが出てきたとき
- 事例 27歳 男性 自分がないような感じが強いと訴える
- 事例 10歳 女子 心因性頭痛, 母親面接
- b. 1セッションの終わり方
- 事例 16歳 男子 高1 重度強迫症状(境界例の疑い)
- 事例 17歳 女子 身体の各部の痛み
- 事例 5歳 女児 親のいうことをきかない・友だちと遊べない・母親面接
- 3. 面接と現実的な問題
- a. 面接での現実的な対応
- 事例 3歳7か月 男児 食べものをかまない
- 事例 9か月 女児 喘息, 乳児院入所中
- 事例 27歳 女性 出産後4日, 抑うつ状態
- b. 危機状況への対応
- 事例 29歳 女性 第2子妊娠8か月 不安発作
- 事例 4歳 女児 被虐待児
- c. ほかの相談機関に通うこと
- d. ほかの機関への臨床心理所見の提出を求められたとき
- 事例 11歳8か月 男子 臨床心理所見
- 事例 2歳9か月 男児 臨床心理所見
- e. 子どもの診断名をきかれたら
- 4. 面接者の都合
- a. 面接者の個人的なことをきかれたら
- 事例 14歳 男子 中3 不登校(自律神経失調症)
- 事例 25歳 女性 ひきこもり
- 事例 3歳 女児 集団になじめない, 母親面接
- b. 面接者の心身が不調なとき
- 事例 41歳 女性 不眠・抑うつ気分・不安感
- 事例 17歳 男子 無気力状態
- c. 面接者の交替―辞める, 病気, 出産など―
- 事例 8歳 男子 発達遅滞 自閉傾向
- 事例 3歳 男児 ことばの遅れ
- 事例 13歳 男子 小児自閉症
- 5. 中断と終結
- a. 面接が中断したとき
- b. 終結のとき
- 事例 7歳 男児 人のなかへ溶けこめない, 感情が通い合わない, 不器用
- 事例 6歳 男児 遺糞
- 事例 6歳 男児 登校拒否
- 事例 7歳 女児 遺糞
- あとがき
- 索引
- 奥付