動脈硬化の原因物質としてコレステロールまでは分かるが、GOT、クレアチニン、ウロビリノーゲンとなると、ハテと首をかしげる一般人のための解説書。50検査項目にわたり、その意味や数値の受け止め方を平易に教えてくれる自分のからだの健康管理のための入門書。
目次
- 表紙
- 序文
- 目次
- I 検査数値
- 1 はじめに
- 2 「正常」とは何か
- 3 身体の中の五臓六腑の場所
- 4 循環器
- 5 呼吸器
- 6 腎臓系
- 7 消化管
- 8 肝臓・胆のう・膵臓・脾臓
- II 検査項目
- 1 コレステロール
- 2 中性脂肪(TG)
- 3 血圧と高血圧症
- 4 動脈硬化症
- 5 脈拍
- 6 CK
- 7 血色素と貧血
- 8 ヘマトクリット(赤血球容積)
- 9 赤血球恒数
- 10 血小板
- 11 白血球数
- 12 血沈
- 13 電解質
- 14 ナトリウム
- 15 カリウム
- 16 動脈血中の炭酸ガス
- 17 pH
- 18 水分
- 19 総蛋白質
- 20 クレアチニン
- 21 尿素窒素
- 22 尿酸
- 23 身長
- 24 ブローカー指数=体重
- 25 血糖値・糖尿病
- 26 糖負荷試験(GTT)
- 27 尿糖
- 28 インスリン
- 29 グリコヘモグロビンAIとAIC
- 30 自己血糖、尿糖検査、自己インスリン注射
- 31 ジアスターゼ(アミラーゼ)
- 32 肝機能
- 33 尿、ウロビリノーゲン、ビリルビン
- 34 黄だん
- 35 GOT・GPT
- 36 γ・GTP
- 37 ロイシンアミノペプチターゼ(LAP)
- 38 乳酸脱水素酵素(LDH)
- 39 AFP
- 40 アルカリ性燐酸酵素
- 41 賛成燐酸酵素(ACP)
- 42 尿量・前立腺肥大
- 43 尿潜血反応
- 44 カルシウム
- 45 サイロキシン(T4) トリヨードサイロニン(T8)
- 46 ゴナドトロピン
- 47 梅毒反応
- 48 肺機能(一秒量、一秒率、呼吸曲線)
- 49 視力
- 50 単位
- 付・主要項目の正常域一覧表
- III 正常値と異常値
- 1 正常値はどうやって作られるか
- 2 正常値を作るための条件
- 3 測定法は正確か
- 4 個人の正常値、集団正常値
- 5 正常値はどうやって作るか
- 6 数字の魔術
- 7 測定値の解釈
- IV 健康検査体験録
- 肺腫瘍を早期発見され命拾い
- 人間ドックに入ったあとは安心感が一番
- ドックの入院費は「安心料」です
- 定期受診のおかげで健康は自分で作り出す
- 健康優先を一〇〇%守っています
- 眼底に穴を発見され効用を痛感
- 自信を持って積極的に仕事ができる
- 激職をこなすに必要な健康への安心感を得た
- 生命保険に入るより健康検査の方が大事
- 健康チェックは元気に働ける基礎
- 心筋梗塞の経験から健康検査の必要性を痛感
- 四十歳を越したら絶対に信頼する医師を持つこと
- あとがき
- 索引
- 奥付