竹山勇先生は、長年にわたり耳鼻咽喉科の専門医として、ことに、めまい・平衡障害や、頭頸部悪性腫瘍の大家として、診療と教育、研究に従事され、また小児耳鼻咽喉科にご造詣が深く、このたび、本書を世に出版され、わたくしども小児専門医にとりましても、きわめて貴重なテキストと思います。
目次
- 表紙
- 序
- はしがき
- 目次
- はじめに ―耳鼻咽喉科の病気の特色―
- I みみの病気
- 1 みみの腫れ (外耳道周囲炎)
- 2 みみのおでき (外耳道せつ)
- 3 急性中耳炎
- 4 滲出性中耳炎、アデノイド増殖症
- 5 みみだれ (慢性中耳炎)
- 6 みみあか (耳垢栓塞)
- 7 みみの穴へ入った異物 (外耳道異物)
- 8 先天性耳瘻孔
- 9 乳様突起炎
- 10 きこえが遠い (難聴、天性聾)
- 11 突発性難聴
- 12 顔のゆがみ、まがり (顔面神経麻痺)
- 13 めまい (起立性調節障害)
- II はなの病気
- 1 ちくのう症 (急性副鼻腔炎)
- 2 はなたけ (慢性副鼻腔炎、鼻茸)
- 3 でめきん (眼球突出 = 鼻性眼合併症)
- 4 肥厚性鼻炎
- 5 はなぢ (鼻出血)
- 6 はなの穴へ入った異物 (鼻腔異物)
- 7 アレルギー性鼻炎 (鼻アレルギー)
- 8 ふきぬけ骨折 (眼窩底骨折)
- III のどの病気
- 1 へんとうせん (扁桃炎)
- (1) 習慣性扁桃炎
- (2) 慢性扁桃炎・溶連菌感染症
- (3) 慢性扁桃炎・蛋白尿・関節痛
- (4) IgA腎症
- (5) 紫斑病性腎炎
- 2 咽後膿瘍
- 3 口腔底蜂窩織炎
- 4 のどの入口の異物 (咽頭異物)
- 5 口腔内に白斑を生じる疾患
- (1) ヘルプアンギーナ
- (2) アフタ性口内炎
- (3) 麻疹のときの白斑
- 6 おたふくかぜ (流行性耳下腺炎)
- 7 下くちびるのしこり (下口唇粘液嚢腫)
- 8 がま腫 (舌下腺貯溜嚢腫)
- 9 舌たらず (舌小帯短縮症)
- IV 喉頭、食道、気管、気管支の病気
- 1 声帯のいぼ (小児声帯結節)
- 2 急性声門下喉頭炎 (仮性クループ)
- 3 喉頭軟弱症
- 4 のどの奥へ入った異物 (喉頭異物)
- 5 食道へ入った異物 (食道異物)
- 6 気管支へ入った異物 (気管支異物)
- 付・がん (悪性腫瘍)
- 参考・引用文献
- あとがき
- 索引
- 奥付
参考文献
付・がん (悪性腫瘍)
P.237 掲載の参考文献
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切替一郎著 新耳鼻咽喉科学, 1967年, 南山堂
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西端驥一著 耳鼻咽喉科学総論, 1941年, 鳳鳴堂書店
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後藤敏郎監修 耳鼻咽喉科学, 1971年, 医学書院
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鳥居恵二, 金野巌共著 耳鼻咽喉科学,1957年, 南山堂
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加藤英夫, 市橋 保, 小林登編 新小児科学, 1980年, 南山堂
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日本気管食道科学会編 気管食道科学, 1968年, 医学書院
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Walter Becker 著 Atlas of Otorhinolaryngology and Bronchoesophagology (1969. W. B. Saunders Company)
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野村恭也, 平出文久著 耳科学アトラス, 1974年, 中外医学社
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野坂保次著 扁桃の基礎と臨床, 1977年, 日本医事新報社
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日本医師会編 救急蘇生法の指針, 1973年, 日本医師会
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竹山 勇, 岡本 健編 耳鼻咽喉科救急療法ハンドブック, 発刊予定, 南江堂
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堤 康一朗, 戸田行雄, 飯田 順, 岩武博也, 竹山 勇著 当教室十年間の気道および食道異物の臨床統計的観察, 1987年, 耳鼻咽喉臨床 補冊9号
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上杉恵介, 佐久間 惇, 堤 康一朗, 渡来潤次, 芦川和高, 竹山 勇著 当大学病院救命救急センターで取り扱った耳鼻咽喉科疾患の統計的観察, 1987年, 耳鼻咽喉科臨床 補冊9号
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竹山勇著 急激な呼吸困難をおこし死亡せる小児壊疽性気管, 気管支炎の症例, 1963年, 耳鼻咽喉科第35巻, 医学書院
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竹山勇著 腎炎と扁摘について, 1973年, 耳鼻咽喉科第45巻, 医学書院
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竹山勇著 家族の健康-こどもの健康を守るために- 昭和59年度聖マリアンナ医科大学公開講座, 1986年, 聖マリアンナ医科大学 非売品
