検索条件をクリア

書籍詳細

未契約
書籍名 過労死の研究
出版社 日本プランニングセンター
発行日 1993-08-01
著者
  • 上畑鉄之丞(著)
ISBN 4931197345
ページ数 191
版刷巻号 第1版第1刷
分野
閲覧制限 未契約

「過労死」の名付け親が書いた本!ストレス研究の第一人者が20年間の研究成果を集大成し、過労死のメカニズムとその予防、補償問題まで言及した力作。医療関係者はもとより法律関係者・労働組合・行政関係者の必備本。「朝日」「毎日」「東京」「北海道新聞」など各紙上に取り上げられて大好評。

目次

  • 表紙
  • まえがき
  • 過労死チェックリスト (英文)
  • 目次
  • ■第1章 過労死概念と社会的背景
    P.16閲覧
    • 1. 過労死発症の社会的背景
    • 2. 過労死の概念
    • 3. 最初の過労死事例の経験
    • 4. 過労死事例の特徴
      • 1) 性・年齢および疾患別内訳と生死
      • 2) 生活習慣と既往疾患の治療
      • 3) 発症前の自覚徴候
      • 4) 発症前の労働状態
    • 5. 過労死発症にいたる過重労働・生活習慣、基礎疾患の関係
  • ■第2章 過労死事例とその論証
    P.26閲覧
    • 1. 高血圧性脳出血
      • 1) 長距離トラック運転手の脳出血死亡
        • (1) 発症にいたる経過
        • (2) 既往歴、健康状態と生活習慣
        • (3) 長距離トラック運転手の労働時間概念と勤務状態
        • (4) 発症直前の長距離運転
        • (5) 脳出血発症の考察
        • (6) 交通運輸労働者での他の発症事例
      • 2) 工場研究所課長の脳出血死亡
        • (1) 発症当日の状況
        • (2) 高血圧症の治療経過と検査所見
        • (3) 職歴と仕事の内容
        • (4) 発症直前の仕事のストレス
        • (5) 仕事態度と生活習慣
        • (6) 脳出血発症の考察
      • 3) テレビ局ディレクターの脳出血死亡
        • (1) 発症当日の状況
        • (2) 発症までの仕事の状態
        • (3) 発症までの健康状態の推移
        • (4) 脳出血発症の考察
    • 2. 脳動脈瘤破裂とくも膜下出血
      • 1) 応援販売に出向した工場労働者の脳動脈瘤破裂死亡
        • (1) 発症までの経過
        • (2) 発症経過からみた病名の鑑別
        • (3) 発症前の労働ストレスの特徴
        • (4) 脳動脈瘤破裂と労働負担の関連について
      • 2) 2人の損害保険会社営業マンの過大ノルマによるくも膜下出血死亡
        • (1) 支社長代理A氏の場合
        • (2) 営業マンB氏の場合
    • 3. 脳血栓
      • 1) 海外出張中のテレビディレクターの脳血栓発症
        • (1) 発症の経過
        • (2) 海外出張前の健康状態と労働状態
        • (3) 海外出張中の労働、睡眠状態
        • (4) 脳血栓発症の考察
        • (5) 会社の健康管理責任
      • 2) チェーン薬局店長の研修中の脳血栓死亡
        • (1) 発症の経過
        • (2) 発症前の健康状態と生活習慣
        • (3) 発症前の仕事と研修内容
        • (4) 脳梗塞発症の考察
    • 4. 急性心筋梗塞
      • 1) 販売推進課長の心筋梗塞死亡
        • (1) 発症当日の経過
        • (2) 発症前の過重労働
        • (3) 発症前の健康状態
        • (4) 心筋梗塞発症と業務の関連
      • 2) トラックターミナルの徹夜勤務者の心筋梗塞死亡
        • (1) 死亡までの経過
        • (2) 生活と健康状態、生活習慣
        • (3) トラックターミナルの勤務条件
        • (4) 発症と過重労働との関連
      • 3) 連続徹夜勤務者の生体リズムの変化に関する実験
        • (1) 実験目的
        • (2) 対象
        • (3) 方法
        • (4) 作業日ごとの尿中電解質と副腎皮質ホルモン排泄量の変化
        • (5) 若年者と高年者の尿中電解質排泄と唾液コーチゾルの変化
        • (6) 実験から得た考察
    • 5. 急性心不全
      • 1) ペースメーカーを装着したトラック運転手の急性心不全死亡
        • (1) 死亡時の状況
        • (2) ペースメーカー装着の原因とその経過
        • (3) ペースメーカー装着後の仕事の状態
        • (4) ペースメーカー作動に影響する勤務環境
        • (5) 死因と業務の関連についての考察
      • 2) 肥大性心筋症のあるカメラマンの急性心不全死亡
        • (1) 死亡の経過と死因
        • (2) 死亡前の労働状態
        • (3) 死亡前の健康状態
        • (4) 業務と死亡の関連の考察
      • 3) 工場長を兼任した旋盤工の急性心不全死亡
        • (1) 死亡までの経過
        • (2) 死亡前の健康状態
        • (3) 死亡前の過重労働とストレス状態
        • (4) 業務と死亡の関連の考察
  • ■第3章 労働と循環器疾患
    P.87閲覧
    • 1. 職業別の循環器疾患死亡の動向
    • 2. 循環器疾患にかかわる労働ストレス要因
      • 1) 労働関連疾患
      • 2) 循環器疾患と労働ストレス
      • 3) タイプA行動とカラセック・モデル
      • 4) 最近のわが国の動向
    • 3. タイプA行動パターン
      • 1) タイプA行動の概観
      • 2) 評価方法と社会的分布
      • 3) タイプA行動の疫学研究
        • (1) WCGSとフラミンガム研究
        • (2) 虚血性心疾患との関連
        • (3) タイプA行動の構成因子
        • (4) 粥状動脈硬化との関連
        • (5) 心筋梗塞再発と介入研究
      • 4) 日本人のタイプA行動
        • (1) 日本のタイプA行動とはなにか
        • (2) 日本の労働者のタイプA行動の分布
        • (3) 今後の研究
  • ■第4章 過労死の労災認定
    P.100閲覧
    • 1. 医学的因果関係と相当因果関係論
    • 2. 現在の労災認定基準の問題点
      • 1) 1961年の認定基準での認定事例
      • 2) 現在の認定基準の特徴
        • (1) 「過重負荷」主義
        • (2) 対象病名
        • (3) 症状発現までの時間
        • (4) 「過重負荷」の定義
        • (5) 「過重負荷」の条件
        • (6) 継続的心理的負荷の扱い
    • 3. 基準の根拠となった労働省専門家会議報告
      • 1) 専門家会議の目的と作業経過
      • 2) 「労働の循環器系に及ぼす影響」の報告
        • (1) 運動負荷の影響
        • (2) 循環調節機序と運動負荷
        • (3) 精神的緊張の循環機能に及ぼす影響
        • (4) 生体リズムと循環機能
        • (5) 暑熱および寒冷の生体反応
      • 3) 「リスクファクター」(危険要因)の報告
        • (1) 「狭義」のリスクファクター
        • (2) A型パターン
        • (3) ストレス
    • 4. 循環器疾患の労災認定の現状
    • 5. 労働ストレスが関連する疾患の労災認定のあり方
  • ■第5章 労働と生活習慣、健康管理
    P.117閲覧
    • 1. 職場の健康管理とその指標
      • 1) 健康づくりの新しい展開
      • 2) 生活習慣のモニタリング
      • 3) 在職死亡情報
      • 4) 職場ストレスの指標
    • 2. 疲労とストレス
      • 1) 疲労の概念
      • 2) 疲労をとらえるうえで注意すること
      • 3) ストレスからみた疲労
    • 3. 過労を生じやすい労働とその予防
      • 1) 循環器疾患を悪化させやすい労働
      • 2) 作業関連要因を考慮した予防モデル
      • 3) 誘因として考慮すべき労働特徴とその対策
    • 4. タクシー運転手の勤務ストレス
      • 1) 循環器疾患の発症事例
      • 2) タクシー運転手の死因
      • 3) タクシー運転手のリスクファクター
      • 4) 勤務から休息の48時間の身体ストレス
        • (1) 調査の方法
        • (2) 血圧及び尿中カテコールアミンと電解質排泄量の変化
    • 5. テレビ局技術者の長時間労働
      • 1) 調査目的と方法
      • 2) 調査結果
        • (1) 年齢と経験年数
        • (2) 生活習慣と疲労、病気の状態
        • (3) 健康の維持方法
        • (4) 残業時間からみた健康、生活習慣、健康維持の方法
        • (5) 仕事意識と残業時間
        • (6) 生活のパターンからみた仕事意識
      • 3) 長時間労働を成立させる条件
    • 6. 教員の労働ストレス
      • 1) 教育労働の通念
      • 2) 調査対象と方法
      • 3) 教員の労働と生活習慣
        • (1) 労働時間と休日日数
        • (2) 職務ストレス
        • (3) 労働の特徴
        • (4) ストレスと自覚疲労徴候
        • (5) 生活習慣
      • 4) ある中学校長の過労死
  • ■第6章 保養セミナーの試み
    P.155閲覧
    • 1. 保養とその位置づけ
      • 1) 保養概念と保養セミナー
      • 2) 保養セミナー実現の経過
      • 3) 短期保養の対象者
      • 4) 短期保養の条件
        • (1) 場所
        • (2) 期間
        • (3) 保養プログラム
        • (4) スタッフ
        • (5) 最初の効果
    • 2. 保養期間中の効果
      • 1) 保養セミナーのひろがり
      • 2) 効果確認の方法
      • 3) 効果の内容
        • (1) 摂取エネルギーと消費エネルギー
        • (2) 高血圧者での効果
        • (3) 高血糖者の効果
        • (4) 高脂血症への影響
        • (5) 体重の減少
      • 4) 保養プログラムで留意すべきこと
        • (1) エネルギーバランス
        • (2) 高血圧と糖尿病の保養期間
        • (3) 血清脂質と体重
        • (4) 尿酸値とエネルギー消費
    • 3. 保養セミナー参加者1年後の健康と生活習慣
      • 1) 健康づくりの持続性
      • 2) 追跡調査の方法
      • 3) 分析方法
      • 4) 参加者の1年後の状態
        • (1) 体調と大病の経験
        • (2) 保養セミナー参加前と比較した生活習慣の変化
        • (3) 保養セミナー開始時の検査値と比較した健康状態の変化
    • 4. 保養セミナーの持続効果
  • ■第7章 過労死の補償をめぐって
    P.176閲覧
    • 1. あいつぐ業務外認定
    • 2. 再び過労死とはなにか
      • 1) 年齢、性別、職種
      • 2) 病気の特徴
      • 3) 労働の特徴
      • 4) 認定基準の問題点
    • 3. 社会医学の知見を生かせ
    • 4. 労働組合の役割
    • 5. 欧米の過労死認定
  • 参考文献
    P.185閲覧
  • 奥付

参考文献

■第1章 過労死概念と社会的背景

P.16 掲載の参考文献

  • 1) 上畑鉄之丞 : 職業性ストレスと過労死, 新労働科学論 (細川汀, 西尾雅七編), 683-707, 労働経済社, 1988
  • 2) 上畑鉄之丞 : 低成長下の健康問題と職業病, 賃金と社会保障, 773, 22-31, 1979
  • 3) 上畑鉄之丞 : 疲労, 平凡社大百科辞典, 787, 平凡社, 東京, 1985
  • 4) ポール・ショシャール (内園耕二訳) : 疲労, 67-75, 白水社, 東京, 1957
  • 5) 田多井吉之助 : 新版ストレス, 33-40, 創元社, 東京, 1985
  • 6) 坂部弘之 : ストレス研究の概観, 23-40, 労働基準調査会, 東京, 1992
  • 7) 斉藤良夫 : 疲労, その生理的, 心理的, 社会的なもの, 142-146, 青木書店, 東京, 1981
  • 8) 斉藤一 : 循環器疾患と業務上認定-労働医学的知見の必要性, ストレス労災研究, 1, 4-21, 1987
  • 9) 斉藤一 : 夜勤専従制度とその業務上疾病の正否をめぐる判例に寄せて, 労働の科学, 33 (4) , 36, 1977
  • 10) 上畑鉄之丞 : 職場での急性死と業務上認定-明治パン事件の高裁判決, 労働経済旬報, 1113, 3-5, 1979
  • 11) 上畑鉄之丞 : 過労死に関する研究-第1報職種の異なる17ケースでの検討, 第51回日本産業衛生学会 講演集, 250-251, 1978
  • 12) 上畑鉄之丞 : 過労死に関する研究-第2報発症前の労働態様について, 第52回日本産業衛生学会講演集, 226-227, 1979
  • 13) 上畑鉄之丞, 田尻俊一郎, 細川汀 : 過労死-脳・心臓系疾病の業務上認定と予防, 労働経済社, 東京, 1982
  • 14) 上畑鉄之丞, 笹川七三子 : 職場における急性死亡の事例研究, 医学評論, 56, 1-6, 1977
  • 15) 上畑鉄之丞 : 脳・心血管発作の職業的誘因に関する知見, 労働科学, 58 (6), 277-293, 1982
  • 16) 松倉豊治 : 内因性急死, 日本法医学会誌, 23 (6), 421-449, 1969
  • 17) 吉村三郎 : ポックリ病, 臨床と研究, 53 (5), 1294-1298, 1976
  • 18) 上畑鉄之丞 : 過労死の労働衛生学的研究, 社会医学研究, 8, 35-50, 1989
  • 19) 上畑鉄之丞 : 過労死と労災, Mebio, 3 (6), 116-117, 1986
  • 20) Uehata, T. : Karoshi due to occupational stress-related cardiovascular injuries among middle-aged workers in Japan, J. Science for Labour, 67 (1), 20-28, 1991
  • 21) Uehata, T. : Long working hours and occupational stress-related cardiovascular attacks among middle-aged workers in Japan, J Human Ergol, 20, 147-153, 1991
  • 22) 上畑鉄之丞, 何頻 : いわゆる過労死の背景, 総合臨床, 40 (6), pp.1024-1026, 1991

■第2章 過労死事例とその論証

P.26 掲載の参考文献

  • 1) 上畑鉄之丞 : 労働と循環器障害・脳血管疾患, (三浦豊彦他編, 新労働衛生ハンドブック, 増補4版), 243-251, 労働科学研究所, 東京, 1982
  • 2) 上畑鉄之丞 : 長距離トラック運転手の脳出血発症事例の業務関連性について, 年報 労働者と健康, 4, 11-34, 1986
  • 3) 上畑鉄之丞 : 脳心血管障害の4例の労災認定事例, 年報労働者と健康, 3, 88-94, 1982
  • 4) 日本循環器管理研究協議会編 : 改訂増補高血圧・脳卒中保健指導ハンドブック, 152-154, 1987
  • 5) 武田忠直, 金山良春 : 段階療法の利点と問題点, 医学のあゆみ, 153 (13), 877-880, 1990
  • 6) 上畑鉄之丞 : 過労死-職業ストレスが関連する循環器疾患, 医学のあゆみ, 153 (5), pp.238-242, 1990
  • 7) 太田富雄 : 脳神経外科学 (改訂5版), 604-630, 金芳堂, 京都, 1989
  • 8) 山浦晶 : くも膜下出血 (改訂2版), 100-106, 篠原出版, 東京, 1989
  • 9) 上畑鉄之丞 : 日本テレビディレクターY氏の脳血栓, 年報 労働者と健康, 1, 74-79, 1979
  • 10) 秦井俊三 : 不眠症-眠りの科学, 115-130, 創元社, 東京, 1970
  • 11) レナート・レビ : 欧米諸国におけるストレス研究の現状, ストレスと人間の科学, 4, 4-6, 1989
  • 12) 斉藤一 : 産業近代化の下における精神的ストレスおよび循環器の生理的反応について, 労働科学, 56 (11), 632-651, 1980
  • 13) 細川正敏, 石川中, 他 : 高血圧症発症要因としての心理ストレスとカテコールアミン, 精神身体医学, 15 (2), 12-21, 1975
  • 14) 日本産業衛生学会交代勤務委員会 : 夜勤・交代制勤務に関する意見書, 産業医学, 20, 308-344, 1978
  • 15) 鈴木仁一他 : 動脈硬化は予防できるか-危険因子, ストレスに関して, 日本循環器管理研究協議会誌, 14 (3), 231-234, 1980
  • 16) 野沢浩, 小木和孝編 : 自動車運転労働, 277-278, 労働科学研究所, 東京, 1980
  • 17) 日本産業衛生学会運転労働安全委員会 : 運転労働における労働衛生施策に関する意見書, 産業医学, 16, 500-510, 1974
  • 18) 高橋清久, 高橋康郎 : サーカディアンリズム, 98-99, 中外医学社, 東京, 1980
  • 19) 上畑鉄之丞 : トラックターミナルのオール夜勤労働者の心筋梗塞死亡, 年報 労働者と健康, 4, 51-57, 1985
  • 20) 上畑鉄之丞, 千田忠夫, 阿部真雄他 : トラックターミナルでの深夜勤務者の生体リズム, 疲労と休養の科学, 2(1), 51-56, 1987
  • 21) 大島正光 : 疲労の研究, 260, 同文社, 東京, 1979
  • 22) 菊池長徳 : ストレス・行動パターン・性格, (伊藤良雄編, 日本人の循環器疾患のリスクファクター), 175-184, メディカルトリビューン社, 東京, 1982
  • 23) 上畑鉄之丞 : 職場の脳血管疾患・虚血性心疾患等の発症事例, 労働の科学, 43(4), 16-21, 1988
  • 24) 長田洋文 : カテコールアミンの動態からみた循環器疾患における情動ストレスの意義, 蛋白質・核酸・酵素, 26, 1849-1960, 1981

■第3章 労働と循環器疾患

P.87 掲載の参考文献

  • 1) 上畑鉄之丞 : 労働ストレスと循環器疾患, 日本循環器管理研究協議会雑誌, 26(3), 185-190, 1992
  • 2) 高松誠 : 東北農民の水分・塩分代謝からみた体液像, 労働科学, 31, 349-370, 1955
  • 3) 上畑鉄之丞 : 労働と循環器疾患-疫学的側面から, 第64回日本産業衛生学会講演集, 15-16, 1991
  • 4) Report of a WHO Expert Committee : Identification and control of work-related diseases (WHO Tech. Rep. Ser. No.714) , WHO, Geneve, 21-25, 1985
  • 5) Tenth Report of the Joint ILO/WHO Committee on Occupational Health : Epidemiology of work-related diseases and accidents, (WHO Tech. Rep. Ser. No.777) , WHO, Geneve, 23-31, 1989
  • 7) Fletcher B. : The epidemiology of occupational stress, In Causes, coping and consequences of stress at work (ed. Cooper C. et al.) , John Wiley and Sons Ltd, New York, 3-50, 1988
  • 8) 福田安平 : 脳卒中・心発作発生の疫学-管理と生活の影響, 東京, 労働医学研究会, 1978
  • 9) 小町喜男, 他, 脳卒中の成因をめぐって-疫学的調査の問題点, 日本臨床, 34(1), 18-24, 1976
  • 10) 上畑鉄之丞, 他 : タクシー・ハイヤー運転手の在職死亡とその死因, 日災医誌, 33(2), 33-38, 1987
  • 11) 服部真 : タクシー運転手の虚血性心疾患発症に関する長期予測と運転勤務の循環機能・自律神経機能への影響, 1. 運転負荷心電図虚血性変化に関する職業要因対照研究と虚血性心疾患発症の長期予測に関するコホート研究, 労働科学, 65(11), 580-589, 1989
  • 12) 河合祥雄, 岡田了三他 : 本邦の石油ショック期における職業に由来する精神的ストレスと急性心筋梗塞発症の関連について, 全国剖検例を用いた統計的研究, 動脈硬化, 15(5), 1185-1191, 1987
  • 14) 長谷川弘道, 他 : ニトログリコール取扱い事業場における心臓障害の早期発見に関する研究, 急性心臓死に関する特別研究報告書科学技術局研究調整局, 271-350, 1971
  • 21) Theorell, T. : Stress at work and risk of myocardial infarction, Keynote Adress of the 22th Int Congress on Occupaional Health, 129-139, 1987
  • 23) French, J. et al. : Psychosocial factors in coronary heart disease, Indust Med, 39, 383-397, 1970
  • 24) Margolis, B. et al. : Job stress : an unlisted occupational hazard, J occup Med, 16(10), 654-661, 1974
  • 26) Tepas, D. I. : Do eating and drinking habits interact with work schedule variables?, Work and Stress, 4(3), 203-211, 1990
  • 27) 上畑鉄之丞 : TABPの疫学的研究課題, タイプA, 1(1), 37-46, 1990
  • 29) Karasek. R. et al. : Job decision latitude, job demands, and cardiovascular diseas : a prospective study of Swedish men, Am J Public Health, 71(7), 694-705, 1981
  • 30) Karasek, R. et al. : Job characteristics in relation to the prevalence of myocardial infarction in the US Health Examination Survey (HES) and the Health and Nutrition Examination Survey (HANES) , Am J Public Health, 78(8), 910-918, 1988
  • 35) Rosenman, R. H. : THe interview method of asessment of the coronary-prone behavior pattern, In Coronary-prone Behavior (ed. Dembroski, T. M. et al), Springer, New York, 1978
  • 36) Jenkins, C. D. : Jenkins activity survey, Psychological Cooporation, New York, 1979
  • 37) Rosenman, R. H., Chesney, M. A. : Stress, Type A Behavior and coronary disease. In Handbook of Stress (ed. Goldberger L. and Brezmitz S.) : Macmillan, New York, 1982
  • 39) Hynes S. et al. : The relationship of psychosocial factors to coronary heart disease in the Framingham Study-II. Prevalence of coronary heart disease, Am J Epidemiology, 107(5), 384-402, 1978
  • 41) Matthews, K. A. and Hynes, S. G. : Type A behavior pattern and coronary disease risk : Update and critical evaluation. Am J Epidemiol, 123 (6), 923-960, 1986
  • 58) 保坂隆, 田川隆介, 大枝泰影他 : A型行動パターンと虚血性心疾患, 心身医学, 24(1);24-30, 1984
  • 59) 前田聡 : 急性心筋梗塞再発症例における心身医学的検討, 心身医学, 26(5);422-430, 1986
  • 60) 前田聡 : 虚血性心疾患患者の行動パターン, JASによる検討 (第2報) , 心身医学, 28(4);326-331, 1988
  • 61) 桃生寛和, 日本におけるタイプA判定法の現状と問題点, タイプA, : 2(1), 7-13, 1991
  • 62) 上畑鉄之丞, 他 : 日本の産業労働者のストレスと健康総合調査報告, その1初年度調査結果, 東京, ストレス疾患労災研究会, 1-7, 1991
  • 63) 石原伸哉, 上畑鉄之丞, 何頻, 他 : 日本の中高年労働者のタイプA行動の分布に関する研究, タイプA, 3(1), 59-67, 1992

■第4章 過労死の労災認定

P.100 掲載の参考文献

  • 1) 岡村親宣 : 過労死と労災認定, 季刊 労働法, 166, 59-74, 1993
  • 2) 福田浩一 : 業務起因性の認定と相当因果関係説についての一考察, 判例タイムス, 714, 27-41, 1990
  • 3) 上畑鉄之丞 : 過労死の予防と労災認定, 労務スタッフ, 1048号, 10-18, 1978
  • 4) 嶋本喬, 他著 : 秋田農民における成人循環器疾患のリスクファクターの変遷 (小町喜男編 : 循環器疾患の変貌) 139-160, 保健同人社, 東京, 1987
  • 5) 田中平三 : 疫学入門演習-原理と方法, 8, 南三堂, 東京, 1989
  • 6) 上畑鉄之丞 : 過労死の実態, 日経メディカル, 250, 116-118, 1990
  • 7) 上畑鉄之丞 : ストレス疾患労災認定と労働医学, 企業福祉事情, No.230, 6-10, 1987
  • 9) 上畑鉄之丞 : 循環器疾患の労災認定のあり方-新認定基準の問題点, いのち, 22(4), 15-26, 1988
  • 9) 上畑鉄之丞 : 業務上疾病としての循環器疾患, 日本災害医誌, 35(6), 412-415, 1987
  • 10) 労働省労働基準局 : 脳血管疾患及び虚血性心疾患等の認定基準について, 41-71, 1987年10月

■第5章 労働と生活習慣、健康管理

P.117 掲載の参考文献

  • 1) 上畑鉄之丞 : 職場の健康管理の指標, 公衆衛生, 53(7), 462-466, 1989
  • 2) 中村健一 : 死因調査 (一般) の集計成績, 全国産業健康管理研究協議会全国会議報告, 28, 6-16, 1988
  • 3) 上畑鉄之丞 : 朝日新聞社での12年間の在職・退職後死亡の検討, 年報 労働者と健康, 5, 89-93, 1987
  • 4) 中桐伸吾 : 労働衛生の立場から-職業性ストレスと「過労死」の労災認定, 現代のエスプリ, 290, 144-153, 1991
  • 5) 山川直子, 上畑鉄之丞 : 「過労死110番」相談事例からみた職業性ストレス, ストレス労災研究, 2, 19-27, 1989
  • 6) 上畑鉄之丞 : 疲労調査の方法, 労働衛生, 30(5), 17-23, 1989
  • 7) Grandjean, E. : Fatigue, Encyclopaedia of Occupational Health and Safety, Vol.1, 839, ILO, Geneve, 1983
  • 8) 前田勝義 : 頚肩腕障害における暴露-作用/反応関係に関する考察, 第55回日本産業衛生学会講演集, 214, 1982
  • 9) 細川汀, 上畑鉄之丞 : 郵便職場における夜勤交代制労働者の生活と健康, いのち, 20(6), 2-22, 1986
  • 10) 小木和孝 : 疲労調査の設計と手順, 現代労働衛生ハンドブック (三浦豊彦他編) , 1114-1120, 労働科学研究所, 東京, 1988
  • 11) 上畑鉄之丞, 何頻, 関谷栄子, 他 : 日本の産業労働者の職業ストレスと循環器疾患のリスクファクターに関する研究, 協栄生命研究助成論文集VII, 49-58, 1991
  • 12) 上畑鉄之丞 : 作業関連疾患としての高血圧及び心疾患, 労働省作業関連疾患総合対策研究報告書-高血圧及び心疾患の進展防止に関する研究, 11-20, 1992
  • 13) 上畑鉄之丞, 阿部真雄, 千田忠男, 他 : タクシー・ハイヤー運転手の在職死亡とその死因, 日災医誌, 33(2), 33-38, 1985
  • 14) Hatano, S., UEHATA, T. and HATTORI, S. : Stress and cardiovascular disease, J UOEH, 11 (Suppl) , 39-48, 1989
  • 15) 上畑鉄之丞, 千田忠男, 阿部真雄, 他 : タクシー運転手の勤務ストレスの生体指標 (第1報) , ストレスと人間科学, 2, 104-105, 1987
  • 16) 上畑鉄之丞, 千田忠男, 阿部真雄, 他 : タクシー運転手の勤務ストレスの生体指標 (第2報) , ストレスと人間科学, 3, 70-71, 1988
  • 17) 松岡敏夫, 上畑鉄之丞, 千田忠男, 他 : テレビ局技術者の長時間労働と労働意識, 公衆衛生, 51 (4) , 283-291, 1987
  • 18) Levi, L. : Stress, Encyclopedia of Occupational Health and Safety, 2106-2110, ILO, Geneve, 1981
  • 19) 遠藤幸男 : 残業とその問題について, 労働時間 (斉藤一監修) , 90-102, 労働科学研究所, 東京, 1981
  • 20) 斉藤良夫 : 長時間労働が労働者の健康と生活に及ぼす影響 (第1報) , 第58回日本産業衛生学会講演集, 234-235, 1985
  • 21) Brook, M. et al. : Mental health of people at work, Occupational Health Practice, 541-562, Butterworth, 1981
  • 22) 上畑鉄之丞 : 教員のストレスと健康, 教育, 42(11), 23-36, 1992

■第6章 保養セミナーの試み

P.155 掲載の参考文献

  • 1) 大島良雄 : 日本温泉気候医学会の歩み, 日本温泉気候医学会誌, 49, 1-6, 1985
  • 2) 神山恵三 : 森の不思議, 3-4, 岩波書店, 東京, 1983
  • 3) 上畑鉄之丞 : 温泉地での保養実践とその効果, 厚生, 42(12), 22-23, 1987
  • 4) 上畑鉄之丞, 大堀孝雄, 松岡敏夫他 : 温泉リゾート地での男子中高年軽度健康異常者の短期保養行動効果の検討, 日本衛生学会誌, 44(2), 595-606, 1989
  • 5) 上畑鉄之丞, 為壮優子 : 中高年勤労者のための短期保養の試み, 健康保険, 43(5), 27-31, 1989
  • 6) 上畑鉄之丞, 大堀孝雄, 足立巳幸他 : 温泉保養における熱量収支を中心とした改善プログラムに関する研究, 日本健康開発財団研究年報, No.6, 26-33, 1989
  • 7) 岩崎輝雄, 岩崎恵美子 : 休養のすすめ, 227-231, 日本ウェルネス協会, 東京, 1990
  • 8) 上畑鉄之丞 : 健康的なリゾートの過ごし方, 健康と長寿II巻, 168-181, 明治生命厚生事業団, 東京, 1991
  • 9) 上畑鉄之丞, 足立巳幸, 井上恒夫, 他 : 温泉利用型健康増進施設を活用した健康づくりモデル事業報告書 (平成2年), 健康保険組合連合会, 東京, 1991
  • 10) Akabayashi, A., Nomura, S., Uehata, T. et al. : Development of an educational and therapeutic program for occupational health care in Japan;Short-term physical and mental fittness program at a hot spring resort, 4th Internat ional Symposium of Neurobehavioral and Effects in Occupaional and Environmental Health, 103, 1991 (Proceeding)
  • 11) 上畑鉄之丞, 足立巳幸, 仁木壮, 他 : 温泉利用型健康増進施設を活用した健康づくりモデル事業報告書 (平成3年), 健康保険組合連合会, 東京, 1992

■第7章 過労死の補償をめぐって

P.176 掲載の参考文献

  • 1) 上畑鉄之丞 : 過労死の労災認定問題, エコノミスト, 68(29), 28-32, 1990
  • 2) 上畑鉄之丞, 関谷栄子, 何頻 : 社会医学からみた過労死, 現代のエスプリ, 290, 87-96, 1991
  • 3) ILO : WOrld labour report(1993), 6, 66-67, ILO, Geneve, 1993
  • 4) LaDou, J. : Cumulative injury in workers' compensation, Occupational Medicine, 3(4), 611-619, 1988
  • 5) Naeve, W. : Der Coronartod und seine rechtsmedizinische Begutachtung im Rahmen der sozialen Unfallversicherung, Berufsgenossensch BG, Nov, 694-696, 1982
  • 6) Theorell, T. : Stress and work compensation, Work and Stress, 2(1), 3-5, 1988