書籍名 |
脊髄小脳変性症のすべて |
出版社 |
日本プランニングセンター
|
発行日 |
2006-01-14 |
著者 |
- 水澤英洋(監修)
- 月刊「難病と在宅ケア」編集部(編集)
|
ISBN |
4862270026 |
ページ数 |
272 |
版刷巻号 |
第1版第2刷 |
分野 |
|
閲覧制限 |
未契約 |
厚労省特定疾患「脊髄小脳変性症(SCD)研究班」の主要メンバーが総力を挙げて、現時点での最新情報を網羅してあります。
本書は、医師だけでなく、OT/PT看護/SMWからの患者家族の具体的な在宅療養ノウハウがマニュアル化されています。神経筋疾患のうちでも難解な脊髄小脳変性症(SCD)の知識がわかりやすく平易に、多数の写真図表を使用して解説してあります。また、介護面では家族介護の極めて現実的な報告と患者自身の生の声があります。
目次
- 表紙
- 『脊髄小脳変性症の全て』の単行本化に際して
- 本書を推薦する
- 目次
- 執筆者一覧
- 凡例
- 第I部 脊髄小脳変性症の概論
- 1. 診療の最新情報
- 2. 種類と全体像
- 3. 研究と情報
- 4. 最近の進歩
- 第II部 分類・検査・診断・治療
- 5. 小脳性運動失調
- 6. 失調症以外の症候
- 7. 検査1 : 画像検査
- 8. 検査2 : 神経耳科学的検査
- 9. 検査3 : 自律神経機能検査
- 10. 検査4 : 動作分析
- 11. 検査5 : 遺伝子検査 その他
- 12. 診断の進め方と鑑別診断
- 13. 代表的疾患1 : 多系統萎縮症
- 14. 排泄障害
- 15. 上気道閉塞-声帯外転麻痺を中心に-
- 16. 多系統萎縮症の最近の治療情報
- 17. 代表的疾患2 : 孤発性の純粋小脳失調症
- 18. 代表的疾患3 : 遺伝性純粋小脳失調症-SCA6-
- 19. 代表的疾患4 : SCA 1,2,3,7
- 20. 代表的疾患5 : 歯状核赤核淡蒼球ルイ体萎縮症
- 21. 代表的疾患6 : フリードリッヒ病および類似疾患
- 22. 痙性対麻痺
- 23. 薬物治療
- 24. 治療法の現状
- 25. 小脳磁気刺激法,電気刺激法ほか
- 26. 将来実現するであろう治療
- 27. 臨床の現場から
- 28. 遺伝子治療の展望
- 第III部 リハビリテーション
- 29. 各事例での症例検討
- 30. 事例に応じての生活指導
- 31. 家庭でできる方法
- 32. 日常生活をしながら
- 33. 日常生活に便利な用具
- 34. 言語のリハビリテーション
- 第IV部 看護・訪問看護・在宅医療
- 35. 病態・治療・ケア・在宅医療
- 36. 看護の現場から
- 37. 患者さんと共に歩む
- 38. 対症療法でQOLを高める
- 39. 退院から在宅ケアヘ
- 40. 在宅療養の自己決定を支援
- 41. 海中の楽園を満喫
- 第V部 食事
- 42. 嚥下障害から経管栄養摂取まで
- 43. 胃ろう造設から経口摂取へ
- 44. ムセの改善方法
- 第VI部 介 護
- 45. SCDの妻を介護して
- 46. 病と悲喜と感謝
- 47. 男の介護で今を楽しむ
- 48. 睡眠時無呼吸症候群との合併症で
- 49. SCDの方が利用できる福祉制度ほか
- 索引
- 参考資料
- 奥付