書籍詳細
未契約
書籍名 | 治療シリーズ1 肝臓病の最新治療 |
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出版社 | 先端医療技術研究所 |
発行日 | 2006-04-24 |
著者 |
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ISBN | 4925089498 |
ページ数 | 433 |
版刷巻号 | 初版第1刷 |
分野 |
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シリーズ | 治療シリーズ |
閲覧制限 | 未契約 |
肝臓病の治療学の進歩は目覚しいものがある。しかし、近年、ウイルス性肝疾患はその感染症としての側面のみならず、ウイルス感染に伴う代謝異常も注目を集めてきている。本書は肝疾患の診断と治療について、その現状と将来に残された問題について概観する一助となりうる一冊である。
目次
- 表紙
- カラーグラビア
- 執筆者一覧
- 序文
- 目次
- 第1章 肝臓病のトピックスP.1閲覧
- 1. C型肝炎ウイルス持続感染成立の免疫学的機序
- 1.1 はじめに
- 1.2 ウイルス肝炎における免疫応答
- 1.3 C型急性肝炎における免疫反応
- 1.4 C型慢性肝炎における免疫反応
- 1.5 抗ウイルス療法における免疫反応
- 1.6 おわりに
- 2. C型肝炎ウイルスの遺伝子変異と肝病態
- 2.1 はじめに
- 2.2 HCVの構造
- 2.3 臨床的観察からみたHCV遺伝子変異と肝病態
- 2.4 感染モデルを用いたHCV遣伝子機能の検討および変異による病態変化
- 2.5 注目されるHCV感染モデル
- 2.6 おわりに
- 3. C型肝炎ウイルス感染における代謝異常
- 3.1 はじめに
- 3.2 C型肝炎と脂質代謝異常
- 3.3 HCV感染症と糖尿病
- 3.4 代謝性疾患としてのC型肝炎、そして治療への展望
- 4. 慢性肝疾患における酸化ストレス障害
- 4.1 はじめに
- 4.2 肝細胞におけるROSの発生
- 4.3 酸化ストレス障害のメカニズム
- 4.4 酸化ストレスと脂肪性肝障害の進展形式
- 4.5 おわりに
- 5. 原発性胆汁性肝硬変における分子擬態の役割
- 5.1 はじめに
- 5.2 原発性胆汁性肝硬変とは
- 5.3 抗ミトコンドリア抗体と原発性胆汁性肝硬変
- 5.4 PDC-E2に対する免疫応答
- 5.5 PBCと分子擬態
- 5.6 おわりに
- 6. 遺伝子異常に基づくヘモクロマトーシスの新しい分類
- 6.1 はじめに
- 6.2 遺伝性ヘモクロマトーシスの分類
- 6.3 おわりに
- 7. アディポカインと肝病態
- 7.1 はじめに
- 7.2 メタボリックシンドロームと肝病態
- 7.3 アディポカインとしてのTNF-αと肝病態
- 7.4 レプチンと肝の炎症・線維化
- 7.5 アディポネクチンと肝病態
- 7.6 おわりに
- 第I部 肝疾患診療の新しい流れ P.33閲覧
- 第2章 新しい抗ウイルス薬と抗ウイルス療法
- 1. ペグ化インターフェロン
- 1.1 蛋白のペグ化 (Pegylation)
- 1.2 PEG-IFNαの構造と種類
- 1.3 PEG-IFNαの薬物動態
- 1.4 PEG-IFNαによる治療
- 1.5 PEG-IFNα治療による副作用
- 1.6 PEG-IFNαの治療応用
- 1.7 おわりに
- 2. Interferon と Ribavirin 併用療法
- 2.1 はじめに
- 2.2 対象症例と検討方法
- 2.3 治療効果と解析
- 2.4 まとめ
- 3. ラミブジン
- 3.1 はじめに
- 3.2 ラミブジンの作用機序
- 3.3 ラミブジンの治療効果
- 3.4 ラミブジンの問題点
- 3.5 ラミブジン治療の適応
- 3.6 ラミブジンと他剤との併用
- 3.7 おわりに
- 4. Adefovir
- 4.1 はじめに
- 4.2 Adefovir dipivoxil (ADV)
- 4.3 LAM耐性株に対する抗ウイルス効果
- 4.4 ナイーブケースに対する抗ウイルス効果
- 4.5 ADV耐性株
- 4.6 おわりに
- 第3章 肝疾患の画像診断
- 1. 肝疾患の画像診断 (CT, MRI) による確定診断
- 1.1 はじめに
- 1.2 肝結節性病変
- 1.3 びまん性肝疾患
- 2. Multidetector-row CT (MDCT)
- 2.1 はじめに
- 2.2 Dynamic studyの撮像法
- 2.3 再構成画像
- 2.4 肝臓病のMDCT診断
- 2.5 肝機能診断 (Perfusion CT)
- 2.6 まとめ
- 3. 肝癌に対するRealtime Virtual Sonography (RVS)
- 3.1 はじめに
- 3.2 ラジオ波焼灼療法 (RFA) の治療効果判定とRealtime Virtual Sonographyの必要性
- 3.3 Realtime Virtual Sonography (RVS)の背景
- 3.4 RVS開発時の目標
- 3.5 RVSシステムの機器構成
- 3.6 RVSの実際
- 3.7 RVSの検討結果
- 3.8 Conventional Realtime Virtual Sonographyの問題点とMulti-phase Realtime Virtual Sonography (MRVS)
- 3.9 まとめ
- 3.10 最後に
- 4. 拡散強調 MRI
- 4.1 はじめに
- 4.2 腹部領域の拡散強調画像を可能とした技術的側面の進歩
- 4.3 拡散強調画像におけるMRI信号の成り立ち
- 4.4 拡散強調画像における信号解釈
- 4.5 主な肝腫瘍の拡散強調画像
- 4.6 肝臓領域の拡散強調画像における問題点
- 4.7 おわりに
- 第4章 新しい肝疾患治療法
- 1. C型慢性肝炎に対する除鉄療法
- 1.1 本邦のC型慢性肝炎治療の問題点
- 1.2 鉄代謝ホメオスターシス
- 1.3 鉄過剰症と肝障害
- 1.4 自由鉄による酸化ストレス
- 1.5 鉄過剰状態の把握
- 1.6 除鉄療法
- 1.7 長期成績
- 1.8 まとめ
- 2. 原発性胆汁性肝硬変に対するベザフィブレート
- 2.1 はじめに
- 2.2 ベザフィブレートの有用性の報告
- 2.3 ベザフィブレートの長期投与成績
- 2.4 ベザフィブレートの適応
- 2.5 投与の実際
- 2.6 ベザフィブレート無効例
- 2.7 ベザフィブレートの作用機序
- 2.8 まとめ
- 3. 肝硬変の栄養療法 (LESを含む)
- 3.1 はじめに
- 3.2 肝硬変の栄養状態と栄養アセスメント
- 3.3 低エネルギー栄養状態の治療
- 3.4 低蛋白栄養状態の治療
- 3.5 肝性脳症への対応
- 3.6 C型肝炎と鉄
- 3.7 耐糖能異常への対応
- 3.8 おわりに
- 第5章 細胞療法の展望
- 1. B型慢性肝炎の樹状細胞療法
- 1.1 はじめに
- 1.2 HBVキャリアにおける樹状細胞機能異常
- 1.3 HBワクチン療法
- 1.4 DCを用いた細胞療法
- 1.5 まとめ
- 2. 骨髄細胞による肝再生
- 2.1 はじめに
- 2.2 骨髄細胞の肝細胞への分化の可塑性
- 2.3 骨髄細胞を用いた肝再生の基礎的検討
- 2.4 肝線維化に対する効果
- 2.5 臨床への応用
- 2.6 今後の課題
- 第6章 樹状細胞による肝癌免疫療法の現状
- 1. 基礎と方法の開発
- 1.1 細胞免疫療法の担い手としての樹状細胞
- 1.2 樹状細胞ワクチン療法
- 1.3 樹状細胞ワクチン療法のさまざまな試み
- 1.4 今後の課題
- 2. 樹状細胞を用いた癌免疫療法の臨床試験
- 2.1 はじめに
- 2.2 樹状細胞を用いた癌免疫療法
- 2.3 肝癌に対する樹状細胞療法
- 2.4 当科で施行した樹状細胞療法により得られた知見
- 2.5 患者樹状細胞の機能不全を補完する新しい培養法の開発
- 2.6 樹状細胞調整のための施設
- 2.7 おわりに
- 3. 腫瘍内投与法 (経血管)
- 3.1 癌治療への樹状細胞の導入
- 3.2 肝癌に対する樹状細胞療法の開発
- 3.3 癌樹状細胞療法の現状
- 4. 腫瘍内投与法 (超音波下法)
- 4.1 はじめに
- 4.2 HCC患者に対する樹状細胞を用いた免疫療法
- 4.3 現状と将来
- 4.4 おわりに
- 5. 肝癌術後再発予防
- 5.1 はじめに
- 5.2 樹状細胞ワクチンと活性化自己リンパ球併用免疫細胞療法 (ATVAC)
- 5.3 対象
- 5.4 方法
- 5.5 中間解析結果
- 5.6 考案
- 5.7 まとめ
- 第II部 肝疾患の治療戦略P.123閲覧
- 第7章 急性肝炎・劇症肝炎
- 1. わが国における劇症肝炎の動向
- 1.1 劇症肝炎とその類縁疾患の概念
- 1.2 劇症肝炎、LOHFの背景因子と成因
- 1.3 劇症肝炎、LOHFの症候、検査成績、合併症
- 1.4 劇症肝炎、LOHFに対する治療法
- 1.5 劇症肝炎、LOHFの予後
- 2. 劇症肝炎の治療
- 2.1 劇症肝不全と劇症肝炎の差
- 2.2 劇症肝不全の原因
- 2.3 劇症肝不全の治療
- 3. B型急性肝炎の最近の動向
- 3.1 はじめに
- 3.2 HBV genotype
- 3.3 B型急性肝炎の疫学
- 3.4 B型急性肝炎におけるgenotypeの地理的および年代別分布と感染経路
- 3.5 genotype別の臨床経過の違い
- 3.6 最後に
- 4. B型重症、劇症肝炎
- 4.1 はじめに
- 4.2 疫学
- 4.3 診断
- 4.4 治療
- 4.5 ラミブジン耐性ウイルスによる重症肝炎
- 4.6 おわりに
- 5. C型急性肝炎の治療
- 5.1 はじめに
- 5.2 発生頻度
- 5.3 感染経路
- 5.4 診断
- 5.5 C型急性肝炎からの慢性化率
- 5.6 治療
- 6. E型急性肝炎のわが国における現状
- 6.1 はじめに
- 6.2 好発年齢と性別
- 6.3 地域分布
- 6.4 重症化に寄与する因子
- 6.5 感染経路および感染源
- 6.6 土着化の経緯
- 6.7 おわりに
- 第8章 B型慢性肝炎
- 1. B型慢性肝炎治療戦略
- 1.1 はじめに
- 1.2 HBV遺伝子型と病態・治療反応
- 1.3 B型肝炎の経過
- 1.4 抗ウイルス療法の基本方針
- 1.5 抗ウイルス療法の実践
- 1.6 外国における抗ウイルス療法
- 1.7 その他の治療
- 1.8 おわりに
- 2. 核酸アナログを使用した治療法と将来の展望
- 2.1 はじめに
- 2.2 ラミブジン
- 2.3 アデホビル
- 2.4 エンテカビル
- 2.5 B型慢性肝炎治療における核酸アナログの適応と使い方、問題点、今後の課題
- 2.6 将来、臨床応用が期待される核酸アナログ製剤
- 2.7 結論
- 3. 変異株の出現の診断とその対策
- 3.1 はじめに
- 3.2 Lamivudine耐性ウイルス
- 3.3 Adefovir耐性ウイルスの診断と出現頻度
- 3.4 Entecavir耐性ウイルスの診断
- 3.5 おわりに
- 第9章 C型慢性肝炎
- 1. C型慢性肝炎の自然史と治療戦略
- 1.1 はじめに
- 1.2 C型肝炎の自然史
- 1.3 肝線維化と発癌率
- 1.4 インターフェロン治療は発癌を抑制する
- 1.5 おわりに
- 2. 最近のインターフェロン製剤による治療
- 2.1 はじめに
- 2.2 IFNα2b+リバビリン併用による24週間の治療の成績と問題点
- 2.3 ペグIFNα2a単独による治療
- 2.4 ペグIFNα2bとリバビリン併用による治療
- 3. インターフェロン長期投与
- 3.1 はじめに
- 3.2 インターフェロン長期投与の目的
- 3.3 ウイルス学的根治を目指すインターフェロン長期療法
- 3.4 ウイルス排除を目的としたインターフェロン長期投与の適応
- 3.5 IFN長期療法の成績
- 3.6 肝発癌抑制を目的としたインターフェロン少量問歇療法
- 3.7 IFN繰り返し投与法
- 3.8 最後に
- 第10章 肝硬変
- 1. 肝線維化の分子遺伝学的評価
- 1.1 はじめに
- 1.2 ラット肝線維化モデルを用いた基礎的研究
- 1.3 肝切除例の非癌部肝組織を用いた臨床的検討
- 1.4 今後の課題と展望
- 1.5 おわりに
- 2. 肝硬変のstagingと治療戦略
- 2.1 原因、病態生理、病理
- 2.2 分類
- 2.3 診断と検査
- 2.4 合併症について
- 2.5 治療方針
- 2.6 予後
- 3. 遺伝子治療
- 3.1 はじめに
- 3.2 肝細胞増殖因子 (HGF) による遺伝子治療
- 3.3 MMP-1遺伝子による遺伝子治療
- 3.4 おわりに
- 4. 肝性脳症の治療
- 4.1 はじめに
- 4.2 治療
- 5. 難治性腹水
- 5.1 はじめに
- 5.2 難治性腹水の定義
- 5.3 難治性腹水の治療
- 5.4 おわりに
- 第11章 肝細胞癌
- 1. 新規診断・標的治療
- 1.1 はじめに
- 1.2 肝癌のバイオマーカーの現状
- 1.3 肝癌の新規バイオマーカー
- 1.4 肝癌の分子標的治療
- 1.5 遺伝子解析の今後の展望 ―個別化治療に向けての肝癌の新規分類―
- 1.6 おわりに
- 2. 進行肝細胞癌に対する集学的治療
- 2.1 はじめに
- 2.2 FAITのプロトコールと対象症例
- 2.3 治療成績
- 2.4 IFN併用化学療法の作用機序
- 2.5 おわりに
- 3. 小型肝癌の治療方針
- 3.1 はじめに
- 3.2 小型肝癌に対する治療法と成績
- 3.3 切除標本からみた治療法の選択
- 3.4 画像診断からみた腫瘍分化度の検討
- 3.5 おわりに
- 4. ラジオ波焼灼療法
- 4.1 はじめに
- 4.2 RFAの実際
- 4.3 原発性肝癌に対するRFA
- 4.4 転移性肝癌に対するRFA
- 4.5 RFAの問題点
- 4.6 まとめ
- 5. マイクロ波凝固療法
- 5.1 はじめに
- 5.2 マイクロ波凝固システム
- 5.3 PMCT手技
- 5.4 PMCTの適応
- 5.5 治療成績
- 5.6 合併症
- 5.7 腹腔鏡下アプローチ
- 6. 経皮的エタノール注入療法 (PEI) による肝細胞癌の治療 ―長期経過に基づいた成績と今後の展望―
- 6.1 はじめに
- 6.2 PEIの適応
- 6.3 PEIの治療成績
- 6.4 RFAとの関連
- 6.5 おわりに
- 7. 肝細胞癌に対する肝動脈 (化学) 塞栓療法TA(C)E
- 7.1 はじめに
- 7.2 肝動脈(化学)塞栓療法 (Transcatheter Arterial (Chemo) Embolization; TA(C)E) とは
- 7.3 HCCに対するTA(C)Eの実際
- 7.4 TA(C)EにLipiodol emulsion注入は必要か
- 7.5 HCCに対するTA(C)Eの適応と禁忌
- 7.6 TA(C)E施行時の留意点と工夫
- 7.7 TACE成績
- 7.8 まとめ
- 8. 肝切除
- 8.1 はじめに
- 8.2 手術適応基準
- 8.3 解剖学的肝切除
- 8.4 門脈塞栓術を用いた肝切除
- 8.5 門脈腫瘍栓を有する肝細胞癌
- 8.6 おわりに
- 9. インターフェロンによる肝癌再発予防
- 9.1 はじめに
- 9.2 B型慢性肝疾患に対するインターフェロンの肝発癌予防効果
- 9.3 C型慢性肝疾患に対するインターフェロンの肝発癌予防効果
- 9.4 インターフェロンの発癌抑制メカニズム
- 9.5 B型肝癌に対するインターフェロンの再発予防効果
- 9.6 C型肝癌に対するインターフェロンの再発予防効果
- 9.7 おわりに
- 第12章 門脈圧亢進症
- 1. IVR治療
- 1.1 はじめに
- 1.2 消化管静脈瘤の塞栓・硬化術
- 1.3 門脈圧の減圧法
- 1.4 血流障害の改善法
- 1.5 門亢症治療におけるIVRの位置付け
- 2. 内視鏡的治療
- 2.1 はじめに
- 2.2 内視鏡的食道・胃静脈瘤の治療法の選択
- 2.3 内視鏡的食道・胃静脈瘤の治療法
- 2.4 おわりに
- 第13章 自己免疫性肝疾患
- 1. 自己免疫性肝炎の治療戦略
- 1.1 はじめに
- 1.2 免疫学的発症機構
- 1.3 自己抗体
- 1.4 免疫遺伝学的背景
- 1.5 サイトカイン動態とAIHの臨床経過
- 1.6 T細胞costimulatory分子
- 1.7 ケモカインとTh1/Th2
- 1.8 AIHに対する治療原則
- 1.9 症状が軽微、あるいは確定診断に至らない症例への対応
- 1.10 非定型AIH、オーバラップ症候群への対応
- 1.11 ウイルス肝炎合併の場合の対応
- 1.12 急性発症、重症症例
- 1.13 小児症例
- 1.14 合併症の存在する症例
- 1.15 肝移植症例に対する対応
- 1.16 CS治療における問題点
- 1.17 CS抵抗症例
- 1.18 CSの副作用対策
- 1.19 CSの中止時期
- 1.20 まとめ
- 2. 原発性胆汁性肝硬変の治療戦略
- 2.1 はじめに
- 2.2 UDCA
- 2.3 Bezafibrate (BF)
- 2.4 他のフィブラート
- 2.5 免疫抑制剤など
- 2.6 Variant formsに対する治療
- 2.7 合併症に対する治療
- 2.8 UDCA療法かBF療法か
- 2.9 おわりに
- 3. わが国における原発性硬化性胆管炎の実態と治療戦略
- 3.1 はじめに
- 3.2 わが国のPSCの実態
- 3.3 PSCの診断
- 3.4 PSCの治療
- 第14章 代謝性肝障害
- 1. NASH の病理組織学的所見と病理組織診断
- 1.1 はじめに
- 1.2 NASHの病理組織診断
- 1.3 NASHの主要病理所見と病理組織診断
- 1.4 病態の進行性あるいは改善を示唆する所見
- 1.5 NASHのstagingとgrading
- 1.6 鑑別診断
- 1.7 NASHとNAFLD
- 1.8 NASHの診断における肝生検の意義
- 1.9 おわりに
- 2. NASH の治療
- 2.1 はじめに
- 2.2 メタボリックシンドロームとNASHの接点
- 2.3 メタボリックシンドロームと内臓肥満
- 2.4 メタボリックシンドロームの診断
- 2.5 メタボリックシンドロームにおける肝障害
- 2.6 NASHにおけるメタボリックシンドローム
- 2.7 NASHの治療
- 2.8 おわりに
- 3. ウィルソン病
- 3.1 はじめに
- 3.2 ウィルソン病の治療
- 3.3 最後に
- 第15章 薬物性肝障害の診断と治療
- 薬物性肝障害の診断と治療
- 1 疫学と臨床像の変化
- 2 発症機構と分類
- 3 診断
- 4 診断基準
- 5 薬物性肝障害の治療
- 6 薬物性肝障害の予後
- 7 特殊な薬物性肝障害
- 第16章 肝移植
- 1. 肝移植の適応と成績
- 1.1 はじめに
- 1.2 肝移植の適応疾患と成績
- 1.3 おわりに
- 2. 劇症肝炎に対する肝移植
- 2.1 はじめに
- 2.2 劇症肝炎の病型と成因
- 2.3 劇症肝炎に対する治療法の変遷
- 2.4 劇症肝炎に対する肝移植の成績
- 2.5 肝移植の適応
- 2.6 肝移植の術前管理
- 2.7 肝移植のインフォームドコンセント
- 2.8 ドナーの条件
- 2.9 手術方法
- 2.10 まとめ
- 3. 肝硬変に対する肝移植
- 3.1 はじめに
- 3.2 B型肝硬変に対する肝移植
- 3.3 C型肝硬変
- 4. 肝細胞癌に対する肝移植
- 4.1 はじめに
- 4.2 肝細胞癌に対する肝移植 ―世界の現状
- 4.3 肝細胞癌に対する肝移植 ―日本の現状
- 4.4 肝細胞癌に対する生体肝移植 ―教室の取り組み
- 4.5 CONTROVERSIES
- 4.6 おわりに
- 第17章 各種製品の臨床評価
- 1. 肝疾患におけるシクロスポリンの有用性
- 1.1 はじめに
- 1.2 ネオーラル(R)の製剤学的特性
- 1.3 肝移植の歴史とCsAの貢献
- 1.4 肝移植におけるCsA療法の意義
- 1.5 CsAによるHCVゲノム複製の抑制
- 1.6 肝星細胞におけるCsAの線維化抑制
- 1.7 今後の展望
- 2. 肝硬変患者におけるLES (Late evening snack) によるエネルギー代謝と血糖値への影響について
- 2.1 はじめに
- 2.2 肝硬変でみられる耐糖能障害の病態
- 2.3 LESの条件
- 2.4 肝硬変患者に対するLESのエネルギー代謝・血糖値に対する影響について
- 2.5 まとめ
- 2.6 おわりに
- 3. 肝機能を改善する「胆汁酸」ウルソ(R)
- 3.1 はじめに
- 3.2 ヒト生体内に存在する5種類の胆汁酸
- 3.3 胆汁酸の細胞障害性
- 3.4 胆汁酸による肝細胞障害機序
- 3.5 ウルソ(R)の肝機能改善作用
- 3.6 ウルソ(R)禁忌
- 3.7 ウルソ(R)効能・効果、用法・用量
- 3.8 ウルソ(R)使用上の注意
- 技術資料編 P.359閲覧
- ペグインターフェロンα-2a (販売名ペガシス(R)) の臨床試験成績
- 1 ペグインターフェロンα-2a (PEG-IFN : 販売名ペガシス(R)) とは?
- 2 第I相臨床試験結果
- 3 第II相臨床試験
- ボストン・サイエンティフィック「RFAシステム」
- 1 ラジオ波焼灼療法
- 2 ラジオ波焼灼システム構成
- 3 製品概要
- 癌免疫細胞療法支援
- 1 当社の概要
- 2 医療支援の目的
- 3 特徴
- 4 支援内容
- 5 支援される免疫細胞療法
- 術中超音波診断装置
- 1 はじめに
- 2 デジタル技術
- 3 術中超音波検査
- 4 まとめ
- 施設資料編 P.373閲覧
- 医療法人舛田内科・消化器科
- 1 当院の概要
- 2 特徴
- 3 診療実績
- 4 肝臓病教室
- 5 当院の求める理想像
- 独立行政法人国立病院機構九州医療センター
- 1 当院の概要
- 2 特徴
- 3 専門外来
- 4 診療内容
- 5 診療実績
- 6 医師紹介
- 九州大学病院別府先進医療センター外科専門診療科
- 1 施設の概要
- 2 特徴
- 3 診療内容
- 4 医師紹介
- 5 医療設備
- 公立学校共済組合九州中央病院
- 1 当院の概要
- 2 特徴
- 3 診療実績
- 4 医療設備
- 国立がんセンター中央病院肝胆膵外科内科グループ
- 1 当科の伝統と特徴
- 2 専門外来
- 3 診療実績
- 順天堂大学医学部附属順天堂医院消化器内科
- 1 当院の概要
- 2 当科の概要
- 3 当科の特徴
- 4 診療内容
- 5 診療実績
- 6 医師の紹介
- 順天堂大学医学部附属練馬病院
- 1 概要
- 2 特徴
- 3 外来
- 4 診療内容
- 5 医師紹介
- 6 医療設備
- 昭和大学病院消化器内科 / 昭和大学医学部第二内科学教室
- 1 当科の概要
- 2 特徴
- 3 診療内容
- 4 研究内容
- 5 医師紹介
- 東京医科歯科大学医学部附属病院消化器内科 (大学院医歯学総合研究科消化器病態学、分子肝炎制御学)
- 1 診療科の概要
- 2 特徴
- 3 研究活動
- 4 専門外来
- 5 診療実績
- 6 医師紹介
- 7 医療設備
- 広島大学病院消化器内科
- 1 当院の概略
- 2 専門外来
- 3 診療内容
- 4 診療実績
- 5 医師紹介
- 6 医療設備
- 医療法人蘇西厚生会松波総合病院
- 1 施設概要
- 2 特徴および診療実績
- 3 専門外来
- 4 医師紹介
- 医療法人社団慶友会吉田病院
- 1 当院の概要
- 2 特徴
- 3 専門外来
- 4 診療内容
- 5 診療実績
- 6 医師紹介
- 7 医療設備
- 企業一覧 (技術資料編)P.398閲覧
- 施設一覧 (施設資料編)P.400閲覧
- 索引 P.402閲覧
- 奥付